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フリーター20代男性1
しおりを挟む1.フリーター20代男性
いやな目覚まし音のせいで
淡々とした何の価値もない日常
へと引き戻された。
自分の好きな音楽が流れているはずなのになぜかすごい嫌悪感。
行きたくない、バイトだるい、またクビになりそう。
パートのおばさんに好かれないし適度な距離感がわからない。職場で誰かと仲良くなれた試しがない。
はっきり言って俺みたいな人間は仕事ができて初めて居場所ができる気がする。
自転車に乗り、いつものように家を出た。
頭が覚めない。このまま仕事を始めたら余計にキレられる気がする。
まあいいか、その程度でキレる短気なうざいババアならまた違うとこを探せば良い。
朝の人気の少ない道を漕いでいた。
その瞬間、住宅街の方向から黒い二足歩行の化け物が目の前に飛び出してきた。
慌ててハンドルを切り、化け物を避けながら必死に漕いだ。
なんとか距離を取り、後ろを振り返った。
100mほどの距離を取ったにも関わらずこちらをしっかり捉えている。
殺されると本能的に感じる。
怖い。死ぬ。どんどん脈が速くなる。1mでも多く距離を取りたい。離れたい。
無我夢中でペダルを漕ぎまくった。しかし背後から
風を切る音が近づいてくる。だめだ、速さが異次元過ぎる。死ぬ、死ぬぞこれ。
とっさに右に体重をかけ
自転車を左側に蹴飛ばし
道路に激しく叩きつけられた。皮が擦りむきまくってる気がするがそんなことどうだっていい。
化け物は頭上を通過し着地。何事もなかったかのようにこちらに身体を向け歩みを進めている。
終わった。こんなん無理やって。理不尽過ぎるって。
あまりの力の差に苛立ちすら覚えた。
もう抗うことをやめよう。
恐怖と脱力感でただただ
うなだれていた。
化け物は鋭く驚くほど長い爪を構え大きく振りかぶったその時
何者かが化け物の腹目掛けてタックルし化け物を吹き飛ばした。
ん?大きな衝撃音で放心状態から我に返った。
目の前で起きていた光景の意味がわからなかった。
化け物と化け物が揉みくちゃになりながら殴り合っていたのだ。
なんなんだこれは、意味がわからない。
しかし助かった。
正直死にたいと思った自分もいたが…
道路に不自然に落ちている黒革の鞄があった。
あれこんなのさっきあったかな?
そんなことより今は逃げろ。今逃げなきゃどうすんだ。急いでペダルを漕いだ。ひたすら漕ぎまくった。
かなり空いただろう。冷静になりやっと日常の感覚に戻ってきた。
この現代に突然あんなのが現れて殺されかけて本当に現実なのかわからなくなるな。まあ確実に現実なのだが。
慌ててスマホの時間みた。
今からバイト先まで行くと確実に遅刻じゃねえか。
あーもう、化け物に襲われたとか言ったら余計嫌われるし。
とにかく謝るしかないか、なんで化け物に殺されかけて謝まるハメになるんだ。ふざけやがって。
現実味が無かったせいか、何事もなかったかのように定時まで勤務できた。
そしてまた夜になる。
ただ適当にYouTubeを見て眠たくなったら寝る。そしてまたバイト。馬鹿馬鹿しい。いっそ死ねたらよかったのにな。
どうしようもない虚無から逃げるように眠った。
深夜2時ぐらいだろうか。
わからない。何か音がする。いや、音じゃない。何か脳に伝わってくる。超音波?次第に強くなる。徐々に顔は青ざめ、こみ上げてくる吐き気を抑えられず近くにあったビニール袋に吐いた。それでもどうしようもない苦しみからもがき続け、気を失った。
セミの震えるような大合唱が頭の中に飛び込んできた。
見たこともない生い茂った森の中に自分は倒れていたようだ。
周りを伺っていると手元に謎の塊が落ちていた。
見たことのない素材で淡い水色の宝石のような物だ。
おそらく自分が持っていた物だろう。
だれか状況を説明してくれ、昨日から非日常的過ぎるぞ。
もしかして超音波でこの森まで寄せ集められたのか?
何者かがおれを呼んだのか?
そんなことより家に帰りたい。
今日もバイトだぞ?昨日も遅刻やのになんて言い訳したらいいかわからんぞ。
とりあえず歩こ。
なんか身体が心地良い。なんでだろう。
謎の高揚感に包まれた。
10分ぐらい歩いた。
あれ、もう住宅街か、案外近くで良かった。
ガチでバイト行きたくねえ、あーしんど
独りでぶつぶつ言いながら駅前に差し掛かった時、おばあちゃんのバッグを男が引ったくり、そのまま走って逃げようとした。
え、なになに、さすがに追いかけなまずいよな?
俺こういうことするキャラちゃうけど…いや、いかなやばい、もぉーしんどいわー
人生諦めてるインキャフリーターは独りでぶつぶついいながら追いかけることを決心した。
男は追いかけられてることに気づきポケットから何かを取り出した。
あ!あの宝石だ!
男は人通りが少ないことを確認し額に宝石をかざした。
すると謎の繊維がとてつもない速さで身体を覆っていく。瞬く間にグロテスクな化け物になっていた。
おいおいおい嘘だろ!宝石は化け物になるためのものだったのかよ!
化け物は爪を突き立て迷うことなくこちらに歩みを進めている。
目の前にいる圧倒的な気迫になす術もなく様子を伺うことしかできなかった。
化け物の左爪が身体に襲いかかり俺はとっさに左腕でガードした。
あまりに一瞬だった。
おれの左腕が落ちている。
まるで他人の物かのように左腕を見つめ、肘から先が無いと認識した頃に突然全身に痛みが駆け巡った。
鮮やかな血溜りの中で腹がいかれるほど叫んだ。
死にたくない、死にたくない、いや今度こそ死ねる。
怖い。だめだ死にたくない。
結局おれは生きたいんだな…
血に浸かった宝石を必死に握りしめた。
あの男みたいに額に当てればいいんだな…
残された右腕で額にかざした。
気持ちいい。
視界が徐々に澱んでいく。
今の俺ならなんでもできる気がする。
とにかく気持ちがいい。
あの時の高揚感はこれだったのか。
なにかを殺したくてたまらない。
とてつもない速さで地面を蹴り、拳から生えた爪を腹に目掛けて突き刺し、青い鮮やかな血がだらだらと流れ始めた。
とても綺麗だ。
腹に刺さった爪をえぐるように奥に押し込む
良い気分だなぁ。
快感に浸っていると顔面に伝わる鈍い衝撃と共に空が見えた。曇る視界に容赦なく拳が降り注ぐ。
痛い、いや、そこまで痛くない。こんなに殴られても対して痛くないんだな。
楽しいな~なんだか良い
一日だな。
ゆっくり起き上がり、男の頭を地面に押し潰し、後頭部を本能のままに殴り続けた。殴るにつれ頭の形状が変化し青い血が混じりぐちゃぐちゃなっていた。
首を掴み身体を持ち上げた。
どうだ?対して痛くないんだろ?そんな痛そうなフリするなよ。
問いを遮るかのように男の膝蹴りが腹部に直撃し、思わず手を離し、男はその隙を突き逃亡を図った。
男の虚しい背中を見つめながら地面を蹴り、左足首を爪で削いだ。
男は情けなく地面にうずくまっていた。
降伏と言わんばかりに
形態を解除し自己中な言い分を並べた。
本当に申し訳ない!働きたくなかったんだよ!お金が欲しかったんだよ!本当にごめん!許して!
もう終わっちゃうのか
悲しいな、初めてこんなに人生で楽しいと思えたのに。
淡々と男の顔面目掛けて爪を定めた。
だめだ…殺すのは違う…。
残された申し訳程度の理性が俺を我に返した。
あぁ…危ない。すっかり自分が誰なのかを忘れてた。なんだか気持ちよくて自分がどこかにいってしまいそうになる。
形態を解いた。
怯えた男の横に座った。
おれも気持ちわかるんだよね。
え?
俺もバイトしてるんだけどずっと朝から夜まで働いて、それでも全然お金もらえなくてさ、金のために時間を捧げても今の生活の現状維持なんだよね。
人の物を盗むぐらい俺は悪にはなれないけど
それができたらすごい楽なんだろうなって思うこともある。
あぁ… そうなのか…
ただやっぱりおれは人が万引きされて悲しんでいる顔は見てられないな。
おばあちゃんの顔を見てしんどくならないの?
んー…
正直言うと見ないようにしてる…
おれは馬鹿で学歴もないから人生どうでもよくてさ、
なんでこんなクソみたいな人生なのに真っ当に生きなきゃいけないんだって思う。真っ当に生きた所で誰かが褒めてくれる訳でもないし、メリットなんかないだろ?
たしかに、俺も一人でバイトと家のクソみたいな人生でしょっちゅう死にたくなってる。正直言って最初君に殺されようかと思ってたし。
… そうなのか…
正直おれは更生しろとも
立派に生きろとも言わない。それならおれのいない所でやってほしい。
ただ可哀想な人を見るのがしんどい。
そうだよな…
相手のことも何も考えないようにしてたから
今更自分がやってたことの
やばさの実感が湧いてきた…。
まったくどうしたらいいかわかんないけど、とにかく普通に生きてみようかな。
普通がなんなのかもよくわからないけど…
そんなこと俺にできるのかな…。
できるとは軽々しく言えないけど似た物同士なんだし
話は聞くよ。
そうか…ありがとう
とにかくまあやってみるよ
あ、おばあちゃんにバッグ返さないと!
男はうつむいていた。
おれは合わす顔がないや…
何言ってんだよ!謝るに決まってんだろ!探しに行くぞ!
わかった…
おばあちゃんは遅い足で必死に周りを見渡していた。
あ、あの…バッグ見つけました!
良かった~、ありがとう。よく見つけてくれたね~
早くお前土下座しろ!
僕がおばあちゃんのバッグをとりました!本当にごめんなさい!今思えば本当に申し訳ないことをしたと思ってます!何も盗んでないのでどうか!
こいつお金がなくて困ってたらしくて今は本当に反省しています。どうか許してやってくれませんかね…
…わかった。
顔をあげてよ。若いんだから間がさすこともあるでしょう。
顔をあげて
本当にありがとうございます…
あなたも怖いだろうに追いかけてくれて本当ありがとね。
あなたが追いかけてくれなきゃ私どうなってたか。
おばあちゃんはおれの手を優しく両手で握った。
なんだろう…
じわじわと涙が溢れてくる。初めて誰かに必要とされた。涙以外の何かもじわじわと込み上げてくる。
恥ずかしい、けど力が入ってしまう。
どうしたの?
てかあなた血まみれじゃないの!そんな格好で外歩いたら大変よ。ウチにきなさい!あなたもよ!
お邪魔します。
さっはやくシャワー浴びてきて!
す、すいません…
何言ってんのよ助けてくれたんだからこれぐらいのことはさせてもらわないと。
年季の入った洗面所で服を脱いだ。
今思えばやっと一息つける空間だな。
シャワーを浴びながら今までの事を整理した。
今日一日色んなことが起こりすぎたな、ほんとに。
まさか人間が化け物だったと思ってなかった。しかも自分も。
てか今思えば腕切られたのに生えてるし、あいつも頭ぐちゃぐちゃでもないし、どんな治癒能力なんだよ。
一つ気になることが俺も
あいつも化け物になったが一番最初に俺が襲われた黒い化け物だけ見た目が違ったんだよな。しかもスピードも装甲の分厚さも爪の大きさも明らかに格が違った。完全と言っていいような?
それに比べておれらはなんか中途半端というかさなぎみたいな、人間と比べて格段に強くなっているのは間違いないんだがあの黒い化け物よりは格下なのは確かだ。
あと、忘れてたけど
俺、あいつのことを殺そうとしてたな。うっすらしか覚えてないが気持ちよかったのは覚えてる。もしかすると化け物でも人間でも殺す行為自体を楽しんでいたのかもしれない。もしこれが本当ならおれは人殺しになりかけていたのか?
もうあの宝石を使うのはやめておこう。
脱衣所を出た。
シャツのサイズ合ってて良かった。昔のじいさんのシャツだけど我慢してね。
全然大丈夫ですよ!ありがとうございます!
じゃあご飯食べましょうか。
机にはご飯、味噌汁、かぼちゃの煮付け、おひたしなどおばちゃんの手作り
の品々が並んでいた。
おれはただただ、おばあちゃんとあいつと、誰かと一緒に食卓を囲うこの光景が、言葉にできない何かが込み上げてきてまた泣きそうになってしまった。
さあさあ座って
いただきます。
ご飯も美味しいがそれよりもただただこの空間が尊い。一生このままこの時間が流れていてほしいな。
浸ってる俺に男は名前を尋ねてきた。
あ、そうだ、お前の名前聞いてもいいか?
あ、いいよ。石田。苗字だけでいいかな。
うん、いいよ。おれは
今井。
わかった。お互いそれでいこう。
お~け~。
あんなことがあったのに
仲良くなったんだ!良かったじゃない!
いやー本当に石田くんには色々と助けられまして感謝感謝ですよ!
そんな大した事言ったかな?
忘れてんじゃないよ!
俺も少しずつでもいいから石田みたいになっていきたいんだよ!
んー、そんな俺大した人間じゃないんだけどな…
なんだか満たされすぎて現実味がない。
大きいことでもないけど今一つ決めたことがある。
それは人に感謝されることをしたいってこと。
単なるおれのエゴかもしれないが感謝されるためだけに人を助けたい。
これがおれのしょうもない人生の中で初めて見えた柱、軸なのかもしれないな。
今井が席を立った。
おばあちゃん行くね。ご飯美味しかった。
ありがとね。また今度も来てくれる?
行く行く!また来る、じゃあね。
玄関で今井は真剣な眼差しで俺を見た。
ちょっといいか?聞きたいことがある。
そうだ、俺も聞かなきゃいけないことがかなりある。
二人は公園のベンチに座った。夏のわりには涼しい夜だった。
何から聞けばいいのか…
お互いうつむいて黙っていた。
今井が切り出した。
お前はあの森に行ったことはあるか?
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