ふざけるな!

うさみん

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「ふざけるな!バカ野郎!!」

 ギリギリと、上から力任せに押し付けられた俺の肩が、痛む。
 鍛えられた男の体が、無理矢理に俺の足を割り開いて、その間に捩じ込まれる。
 押し返そうにも、か弱い女の細腕は、何の役にも立たない。
 俺の怒号を鼻で笑って、男がサイズの合わない男物の下履きを強引に剥ぎ取る。

「中身が男なら気遣いも遠慮も無用だよな。」

 深緑の瞳にニヤニヤと見下ろされて血の気が引く。

「正真正銘未通の処女おとめだぞ!!なにを考えているんだ!こんな場所で無節操にも程がある!最低だよ!カイルっ!お前っ!!」

 俺の震えが出る程の血の気の引いた蒼白具合に、カイルの笑みが深まる。

「今更、初な童貞じゃあるまいし、処女位で喚くなよ。高潔なお前を引き摺り降ろして組敷ける折角の機会だからな、女相手みたいなロマンチックなムードは必要ないだろ?俺達男は即物的だからな。最高に善くしてやるよ。お前も快楽に素直に成ればいい。それとも俺に啼いて許しを乞うか?」

 凄む様に色気を振り撒き、からかう様に挑発される。
 元々性の知識が無い訳ではないし、男だからそれなりに人並み程度にはすることはしている。
 だが、騎士精神に乗っ取り誠実でいたい俺は、相手を玩具にするような真似はしたくないし、勿論する気も全く無い。
 だからこそ、カイルのしている事が許せない。

「私はお前が女性に対して不誠実だと言いたいんだ!たとえ私であろうとも、今は女性だ!それなりの誠意を見せたらどうだ!」

 カイルは見下ろした俺に、忌々しげに舌打ちする。

「相変わらずの騎士道精神だな・・・。こんな状況でも揺るがないとは恐れ入る。」

 そして更に押し付ける体に体重を乗せてくる。
 俺は重みで胸を圧迫され、息苦しさに息が乱れる。
 どうしてこの体はこんなにも非力なんだ?
 俺はこうなった原因に想いを馳せて泣きたくなる。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 その日は朝から王城に呼ばれた、正装姿の第2騎士団の精鋭達が謁見用のホールで王の御前に膝を付き勅命を承った。

 王は威厳のある逞しい体つきの軍属肌の人間で、50代に入ってもバリバリの現役で先陣を切って戦場で無双する類いの人種だ。日に焼けた肌と短めの銀髪とコバルトブルーの瞳が印象的な精悍な男前で、声も渋い。

「我が国の勇敢な第2騎士団の者達よ!魔界から侵略して来ている、民を脅かす魔性の森の魔族達を一刻も早く殲滅せよ!」

 国王の高らかな威厳のある渋い声が謁見用のホールに木霊する。

 この国では第1騎士団が王都守護、第2騎士団が王領守護、第3騎士団が国内守護、第4騎士団が国防守護を担当している。
 そのなかでも広い国内の守護に関わる第3騎士団が一番に規模が大きくて騎士の数も多い。
 そして騎士団の総合戦力的な実力については、国防を担う第4騎士団が一番の強さを見せているが、最強の精鋭揃いとされているのは、要の王領守護を担う第2騎士団だ。
 但し精鋭揃いではあるが、騎士にあるまじき行いをする者も多数居て、特に実力上位の者達は他の騎士団から『清廉潔白な騎士道からは外れている外道集団』と影で噂される程最悪であるらしく、ある意味悪名高く癖の強い騎士団なのだ。

 俺はそんな第2騎士団の一員で実力は上位から5位以内には常に入っている精鋭の中の1人である。
 但し、第2騎士団の中では微数派のマトモな騎士ではあるが・・・。
 同僚の行いを顧みて、本当に『天才と〇〇は、紙一重』とは、良く言ったものだと思う。

「はっ!勅命を賜りました!」

 騎士団長が恭しく勅命書を受け取り、合図と共に出陣の儀が始まり、派手な音楽と共に送り出される。
 謁見用のホールから出立用のゲート迄、貴族達の人垣が連なる。

 どうして、こういう無駄な出陣式をするのだろう?と毎回思ってしまうが、国の力を示し王の威光を保つ為には、こういうパフォーマンスも大切なのだと団長は言っていた。

「いよいよだな。怖じ気付くなよ。」

 隊列に合わせて隣を歩く長身で鍛えられた色男のカイルが無造作に美しい赤毛を掻き上げながらエメラルド色の瞳で人の悪い笑みを浮かべて俺に視線を向ける。
 美形なのでそんな表情も色気があり、両脇の見送る貴婦人から悩ましい声が上がる。

「私がそんな腰抜けだとも?」

 カイルからの軽口に余裕を見せながら言葉を返す。
 俺は騎士らしさを出すために一人称は『私』にしている。
 鍛えてはいるが騎士団の中では華奢な方で、少し癖のある柔らかな金髪にアクアマリンの穏やかな瞳の色と中性的な容姿が、昔から『お嬢ちゃん』とからかいのネタにされてしまうから、余計にでも騎士らしさに拘ってしまう。
『騎士=男らしい』という判りやすい図式を意識して考えてしまっての事だ。

 そんな俺にカイルが声を掛けてきたのは、俺が不機嫌になるのを楽しんでいるからだ。
 同時期に騎士に成ってからというもの、事在る毎にからかってきて玩具にする。
 以前は強く反応してしまっていたが、今では表面上は気にしない風を装える様に成った。

 「前回みたいに精々、足を引っ張らないことだな。」

 前回、植物系魔族に蔓で動きを制限されて苦戦してしまったのを見られているから、それで絡むつもりだろう。

「どんな相手でも倒してきた!魔族相手に遅れを取る私では無い!」

 内心少しムキになるが、おくびにも出さずキッパリ言い捨てる俺にカイルが嗤う。

「ハハッ!レオンは馬鹿だな?騎士は慢心は大敵だろう?」

 本当に嫌な奴だ、俺が以前言った言葉で揚げ足を取るとは!

 俺は無視する様にカイルから視線を反らし、騎士団の馬車に乗り込む。
 カイルは俺の態度に反応はせずに、その後に続いて馬車に乗り込む。
 こいつとは同じ隊なので、常に同行となるのは仕方が無いが、内心面白くは無い。

 馬車は転移ゲートを進み、光と共に次々と転移して行く。

 王領の境にある魔性の森は、魔族の居る魔界のゲートが出現しやすく、ゲートが出現している間は魔族の巣窟となってしまう。

 人間とは違い、魔族は強い力を持つ。
 低級魔族1人を倒すのに、兵士なら100人規模、一般の騎士なら10人規模の戦力が必要とされる。
 だからこそ、ゲートが出現すると王領担当の第2騎士団の出番となり、必然的に魔族に対応出来る精鋭が第2騎士団に集まることになるのだ。
 精鋭と呼ばれる為には、低級魔族を単騎で倒せる事が最低条件で、第2騎士団に配属される為には必須項目となる。
 第2騎士団で上位とも成れば、上級魔族と互角に戦えるレベルであり、最早規格外に分類される。
 見た目で侮られるが、俺は上級魔族とも殺りあえる実力者なのだ。
 残念ながら、広域魔法も操るカイルには殲滅数では及ばないのだが・・・。

 馬車を降りて、資材を降ろして何時もの様に手早く野営の準備を行う。
 設営が終われば直ぐにでも、魔族を倒す為に魔性の森に入らなければならない。
 この殲滅戦はゲートが開いている1週間~10日の間を含めて約1ヶ月掛けて行なわれる。
 殲滅戦であるのは1人でも残すと、その魔族を起点に再び魔界とのゲートが開いて、開いたままで固定されてしまう為に危険なのだ。
 ゲートは始めは小さくて低級魔族しか出て来ないが、日を追う毎に拡がって中級魔族や上級魔族も出てくるようになる。
 こちらに魔族が居なく成れば、制限時間より早くゲートは力を失い消失するので、初動の殲滅が望ましいのだが、魔族もそれが解っている為にゲートが出現して直ぐは低級魔族の出てくる数が半端無くて、初期殲滅は叶わないのが現状だ。

 野営の準備を終えると、動きやすいライトプレートの鎧を装備する。
 障害物の多い森の中はフルプレートの鎧は向いていない。
 休む暇も無く、直ぐに殲滅戦が始まる。

  上位の精鋭が所属するのは第1部隊で、俺を含めた30名が3名1組で小隊を作る。
 第2部隊は170名で10名1組の小隊を作って、先陣を切る第1部隊の後陣を担う。

 俺はカイルとライナスの3人で魔性の森を突き進む。
 魔族の位置や強さや数はイヤーカフス型の魔道具で感知出来るので、それを目安に迷わず進む。

 ライナスは紺色の艶やかなストレートが似合う夕焼け色の瞳の爽やかな好青年といった見た目だ。
 その見た目とは裏腹に風属性の魔法と刃の付いた鞭状の武器を使い、相手を切り刻むのが大好きなサディストでもあるが・・・。

 因みにカイルは、相手には情け容赦無い鬼畜な奴で、有無を言わさず広域魔法と氷撃と雷撃の槍で屠るのを得意としていて、戦いに置いても私生活に置いても来るもの拒まずの節操無しだ。

 そんな2人が魔族相手に遠慮する筈も無く、目視出来る範囲に入った途端に蹴散らされる。

「これなら、後陣の第2部隊は温存出来そうだ。」

 俺も銀白に煌めく愛剣を優雅に振り、下級魔族を次々と殲滅して行く。
 初日だから下級魔族の数はまだ3桁ではあるが、増えた所で俺達の敵では無い。
 少しでも数を減らすために、第1部隊の第1陣の無双が続く。

「数は減らせたが、相変わらず幾らでも湧き出て来るな・・・。」

 数日が経ち、一時は4桁迄も下級魔族が増加したが、漸く頭打ちに成って直に3桁を切りそうではあるのだが、魔性の森は広いので残念ながら殲滅には至っていない。

「下級魔族が頭打ちに成ったから、中級魔族や上級魔族が出てくる。と伝令が入った。」

 俺の言葉にカイルとライナスが楽しそうに凶悪な笑みを浮かべる。
 第1部隊の第1陣は中級魔族や上級魔族対策に夜戦に挑んでいる。
 今日は雲1つ無い満月で、森の中の視界も良好だ。

「やっと本気で遊べるね!」

 ライナスの好青年な笑みが歪に見えてゾッとする。

「少しは蹂躙し甲斐が有ればいいんだがな。」
 
 物足りないとでも言いたげなカイルは、徐々に増えていく中級魔族と上級魔族の反応に嗤う。

 『バトルジャンキーめ!』内心毒づきながら、浄化と回復魔法をその場の全員に使う。
 聖属性と光属性を得意としている俺は上級魔族に多い闇属性や悪魔属性や死霊属性の魔族に強い。
 勿論、回復や浄化や守護や加護や結界等も得意だ。
 連戦になると、どうしても体力と精神力と魔力を大幅に消費してしまうのだが、浄化と回復魔法を複合させて使うと、相乗効果で体力と精神力と魔力を回復させる事が出来るのだ。
 騎士の中でも浄化と他の魔法を複合させる事が出来るのは俺だけだ。
 戦闘技術も実力があり、魔法に置いても最上級だからこそ、俺が上位に居られるのだが・・・。
 それでも驕る気持ちは無い。 
 確実に相手を侮らず全力を持って殲滅する。
 それが俺の騎士道だから・・・。

 だからこそ、相手を侮った訳では無いし、油断もしていなかった。
 しかし、相手の淫魔は幻惑を使い、俺達を一時的に分断させる事に成功したのだ。
 上級魔族の淫魔では無く、最上級魔族の淫魔妃。
 俺達の前に現れたのは、ゲートでは出現出来ない筈の幹部クラスの魔族だった。
 この森のゲートは不安定で最上級魔族の力に耐えられない。
 だから本来ならば此方に出現する事は出来ない筈なのだが、イレギュラーが起こりうる事は有るのだ。
 それが、今のタイミングであったというだけなのだが・・・。

「最上級魔族の淫魔妃とは・・・。私はお逢いできて光栄ですと貴女に言うべきでしょうか?」

  淫魔よりも禍々しい美しさ、夜を切り取った様な淫らな色気が精神を蝕もうと侵食してくる。
 淫魔妃は優雅に歩いて来ながら、俺との距離を詰めて行く。
 運が悪いな、 内心毒づきながら、対峙するのが俺で良かったと思い直す。
 一般の騎士なら間違いなく瞬殺だろう・・・。
 最上級魔族の相手は初めてだ。
 淫魔妃の魔力で場が乱され、湧き出した暗雲が月を隠す。
 俺は強敵相手に敬意を払いつつも、魔力制御のリングを外す。

「私を見て惑わされないのね・・・。貴方は神殿の高位の守護神官か、あるいは聖騎士なのかしら?」

 妖艶な魔力が贄を取り込もうと俺に向けて放たれる。
 魔力制御を解除した俺に、その禍々しい魔力は掻き消される。

「神殿の関係者では無いですよ。生憎、私は一介の騎士にしか過ぎません。但し『永久の聖者』の称号は有りますが・・・。」

『永久の聖者』とは、純潔を失っても聖者で居られるという、本来は有り得ない称号だ。

 素早く、剣に聖属性の魔法と光属性の魔法を付与する。
 俺にだけ使える、眼前の相手に唯一有効な技だ。
 明らかに格上な淫魔妃に時間を与える訳にはいかない。

「聖者は我等の宿敵!その魂を汚して私の糧にしてあげるわ!光栄に思いなさい!」

 汚した所で称号は無くならないけれど、魔族に負けて殺される訳にはいかない。
 たとえ相手が格上の最上級魔族だとしても、上位騎士である誇りに掛けて・・・。

「神の息吹き!」

 最速の一閃で油断していた淫魔妃の胸を貫いた愛剣に、神級の浄化が注がれる。
 淫魔妃が苦悶の表情で俺の髪を渾身の力で掴んで引き寄せ、呪いを吐く。

「これ程とは、侮っていたわ・・・。御礼に貴方には月の呪いを・・・。聖者の資格を失い淫獄に堕ちるがいい・・・。」

 血の様に赤い唇が俺の唇を塞ぐ。
 呪いという毒を流し込まれて、俺は激しく拒絶した。
 聖者の称号があるので呪いにはある程度耐性がある。
 しかし、死に際の淫魔妃の呪いを拒絶するには力が及ばなかった。
 淫魔妃は凄絶な笑みを浮かべながら消滅していった。
  暗雲は晴れ、穏やかな月の光が降り注ぎ、呪いを受けた俺はその場に崩れ落ちた。
 ライトプレートが重い・・・。
 
「レオン!」

 何とか振り替えるとカイルの姿が見えた。

「カイル・・・。」

 甲高い可愛い声が俺の口から出る。

「お前、レオンなのか?」

 珍しく驚きを秘めた声が頭上から落ちる。
 体の違和感に唇を噛む。

「そうだ・・・。」

 肯定したが、泣きそうな気分だった。

「そうか。」

 返事と共に身に付けていた装備事まとめて抱き上げられる。

 有無を言わさず走り出したカイルは、近くに居たライナスにすれ違い様に短く告げてスピードを上げる。

「拠点に戻る。第2陣とシフトする。」

 有り得ない速さで天幕まで戻ると、簡易的な寝台に放り込まれる。

 そしてライトプレートを無理矢理剥ぎ取られて、冒頭にある事態となったのだ。




 
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