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51,新たな町へ
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道中、特に魔物の襲撃もなく新しい町へ入る事が出来た。
新しい町は前より規模が大きく、町の門の入口に門番が立ち身分証の提示を求められた。
身分証を持ち合わせて居なかったので、門番から手っ取り早くギルドで身分証を作る事を薦められ頭を悩ませる。
これからの事を考えると必要になるが、深く考えて居なかった。
カインズ達が居た町はギルドで身分証を見せる必要もなく魔物を売り払う事が出来たが、本来はそうではないらしい。
とりあえず、ギルドの場所を聞きギルドに向かう。
ギルドに入ると受付に向かい受付の女性に話し掛ける。
「すみません。身分証を作りたいのですが。」
受付の茶髪でブラウンの瞳の女性が微笑ましい物を見るように見つめてきた。
「あら、可愛いお客様ね。この用紙に記入出来るかしら?」
渡された用紙を見ると、名前と出身地と年齢だけ書けば良いことが分かる。
名前にソウタ、出身地に遠方のアズマコク、年齢に16歳と書き入れる。
用紙を渡すと、改めて見返される。
「もう、成人済だったのね?御免なさい。小さかったのでてっきり10歳位なのかと思ったわ。」
この世界では15歳を迎えると成人として扱われる。
身長は高い方では無いが、まさか10歳位だと思われているとは思わなかった。
身分証のギルドカードを受け取り、ギルドから出た。
まずは街中を巡り、情報収集を始めよう。
新しい町は前より規模が大きく、町の門の入口に門番が立ち身分証の提示を求められた。
身分証を持ち合わせて居なかったので、門番から手っ取り早くギルドで身分証を作る事を薦められ頭を悩ませる。
これからの事を考えると必要になるが、深く考えて居なかった。
カインズ達が居た町はギルドで身分証を見せる必要もなく魔物を売り払う事が出来たが、本来はそうではないらしい。
とりあえず、ギルドの場所を聞きギルドに向かう。
ギルドに入ると受付に向かい受付の女性に話し掛ける。
「すみません。身分証を作りたいのですが。」
受付の茶髪でブラウンの瞳の女性が微笑ましい物を見るように見つめてきた。
「あら、可愛いお客様ね。この用紙に記入出来るかしら?」
渡された用紙を見ると、名前と出身地と年齢だけ書けば良いことが分かる。
名前にソウタ、出身地に遠方のアズマコク、年齢に16歳と書き入れる。
用紙を渡すと、改めて見返される。
「もう、成人済だったのね?御免なさい。小さかったのでてっきり10歳位なのかと思ったわ。」
この世界では15歳を迎えると成人として扱われる。
身長は高い方では無いが、まさか10歳位だと思われているとは思わなかった。
身分証のギルドカードを受け取り、ギルドから出た。
まずは街中を巡り、情報収集を始めよう。
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