青春と恋の物語

NISHINO TAKUMI

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4章 柔道恋物語

柔道恋物語4-9

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一哉side

1週間の謹慎になった俺は家で
することもなくボーッとしていた。
『(インフルエンザの時みたいだな…)』
俺はそんなことを思いながらも
有名アーティストの最近出された
新アルバムの曲をかけながら
リハビリを家で続けた。
リハビリと言っても、もうほぼ完治
して来ている。
ただ、怪我をする前にはなかった
違和感を左足にすごく強く感じる。
医者によればその違和感は
長く消えないものらしい。
それが感覚で動く選手の心を砕いていくらしい。
♪♪~♪~♪~
俺のスマホが急に鳴り出した。
画面に表示されてる名前は…?
俺『(非通知…誰?)もしもし……』
?『あ!繋がった!先輩私です!わかりますか??』
俺『あの誰かと間違えてるんじゃ…?』
?『え、西野先輩ですよね?』
俺『え、うん…あ、もしかして美波?』
美波『そうですそうです!』
俺『なんで俺の番号を知ってるの?』
美波『瑠夏先輩と美月先輩に聞きました!』
俺『ああ…で、何か用?あ、練習なら俺は…』
美波『大ニュースですよ!先輩!』
俺『?』
美波『先輩の謹慎は先延ばしになりました!出場権剥奪もなしです!』
俺『え!?』
美波『だから早く練習来てください!私達が校長に掛け合ったんです!
佐々木先生と寺田先生に頼んで!』
俺『なんでそんなことを…』
美波『そんなのきまっ…』
美月『そんなの一哉が必要だからにきまってるでしょ!?早くぐだぐたいわず練習来なさい!剥奪はなしだけど
暫定選抜からは外されてるからね!
部内戦で結果出さなきゃ終わりだよ!』
美波『…ということです…来てください!』
俺『わかった。ありがとう』
俺は出来るだけ急いで道場に向かった。
俺が道場にはいると…。
美月『遅い!!!一哉!腕立て100回やってから練習入りな!遅れた罰だよ!』
俺『あ、あぁ…』
美月に言われた通り腕立てを終わらせ練習に参加する。
美月『さあ!打ち込み200本10本交代20セットいくよ!』
一同『おぉ!!!』
俺は…なにがなんだかわからず
とりあえず言われたことをやっていた。
美月『10セット目!礼!』
一同『おねがいします!』
俺『おねがいします…』
美奈『お願いします!!!』
俺『なんでこんな皆張り切ってんの…?』
美奈『先輩のせいですから!
はい、黙ってやってください!』
俺は…わけがわからないまま練習を
終えた。
俺『あの…なんでこんな…』
美月『とりゃあ!!!』
俺は言い終わる前にぶん投げられた。
俺『いってぇ!!?何するんだよ!』
美月『一哉の正義感は凄い。いいことだよ?でも仲間の私達をもっと頼って!一人で悩んで行動しないで!』
俺『…ごめん』
俺が立ち上がって近寄っていくと
今度は美奈に拳を腹に入れられた。
俺『…う……美、美奈…俺先…輩……』
美奈『美波にだけ教えて私と優奈の練習見てくれなかった罰です
今日来なかったら私が先輩の腕を折るつもりでした』
優奈『ちょ!美奈!お兄ちゃんになにするの!それは怒るとこだけど
こんなことはしないでよ!
お兄ちゃん大丈夫?』
俺『あ、あぁ…いてて….』
美奈『今日しっかり私に教えてもらいますからね!!』
俺『わ、わかりまし…』
俺が言い終わる前に後ろから首を絞められた。
将太『合宿のときもいったが…かっこつけてんじゃねぇよぉー!!!!おらぁ!!』
俺『うう…し…死ぬ…』
七瀬『わー!しょ、将太!放して放して!将太!一哉が白目剥いてる!!』
将太『神からの裁きじゃ。思いしれ』
七瀬のおかげで俺は解放された。
俺『…ケホッ…ゴホ…ごめん』
里奈『だ、大丈夫ですか?先輩…』
玲香『みなさん…懲らしめると言っても一応怪我人ですし…少し手加減しましょうよ…』
一同『そんなの関係ねぇ!』
玲香『…だそうです先輩』
俺『うん、知ってた…』

こうして俺は皆に散々説教され痛め付けられ…部活に戻ることができた。

選抜は…俺が必ずとる。
そう決めた俺だった。


10話に続く
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