甘い恋をカラメリゼ~純粋な大学生はパティシエと甘すぎる恋に堕ちる~

うめこ

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gâteau basque~甘いブラックチェリーのジャムを~

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「……ッ、」



 喉の奥で、悲鳴があがる。なんとか耐えられたけれど……もっと、もっと自分の身体をいじめて、快楽に耐えられるようにがんばらなくちゃ。バイブをずぶっと抜いて、そしてまた勢いよく挿しこむ。それを、繰り返した。くっちゃくっちゃと音が鳴り出して、脚がだんだん開いてゆく。ぱかっと大きくM字に開いて、俺はバイブを激しくアソコに抜き差しし始めた。



「……ッ、……、ひっ……ッ、……」



 もう、下半身がおかしくなっちゃうんじゃないかというくらいに、感じてしまう。思い切り突っ込んで奥の方に入り込む度に、腰が跳ね上がってイッてしまった。もう乳首を弄る余裕もなくて、片方の手は口を塞いで声を抑えるのに必死になる。片手はバイブでお尻をいじめまくって、片手は口を塞いで。ぽろぽろと涙を流しながら、俺はオナニーを続けてゆく。



「ひゃぅっ……、……う、……ひっ、う……」



 勝手に出てくる声を無理やり抑えているせいか、しゃくりがでてきて苦しい。でも、だめ、だめ、出しちゃだめって自分に言い聞かせて頑張って声を我慢した。本当にもう限界だけれど、それでもやる。



「……ッ」



 もうだめだ。これ以上したら、意識飛んじゃう……そう感じた時だ。スマホのバイブが鳴り出した。びっくりして画面を覗きこめば、かけてきたのは智駿さん。

 オナニーの途中で電話かかってくるなんて初めてで、俺は一瞬どうすればいいのかとパニックになった。でも、智駿さんからの電話はなにがあっても出る主義だ。俺はバイブを引っこ抜いて、画面をタップする。



「は、はい……もしもし!」

『あ、こんばんは、梓乃くん』

「こんばんは……!」



 たぶん、いつものなんでもない電話だ。とくに目的もなく、だらだらと電話をするのが俺達は結構好きだったりする。だからこうして電話がかかってきたのは嬉しいんだけど……俺は内心冷や汗をかいていた。平静を装って普通に挨拶をしているけれど、アソコはまだビクンビクンいっていて軽い絶頂状態。気を抜けば喘ぎ声がでてしまいそうで、肩に力がはいってしまう。



『……あれ、梓乃くん』

「はいっ……」

『……もしかして今、一人でしてた?』

「……はっ!?」



 一人エッチしていたこと、バレたくない――その思いでいっぱいだったのに。あっさりと見破られてしまって、俺は素っ頓狂な声をあげてしまう。智駿さん、どこからかここをみているんじゃないかと思って思わず部屋を見渡したけれど、もちろんそんなことはない。



『いやあ、やっぱり梓乃くん、わかりやすいんだよね』

「ちょっ……えっ……なんで!? そんなにわかりやすいですか!?」

『いや、わかるの僕だけかな。エッチな気分になっているときの梓乃くんの声、わかりやすいんだよね』

「……っ」



 ……かあっと顔が熱くなった。



『途中だった? 続きしないの?』

「……びっくりしたせいでもう萎えましたよ」

『えっ、ごめんね。邪魔するつもりじゃなかったんだけど』

「ううん、いいんです……智駿さんの声がきけて嬉しい」



 スマホのバイブがなったとき、一瞬誰からかかってきたのかわからなかったせいで、本当に驚いてしまった。けれども、智駿さんだってわかって安心した。



『どんな風にしていたの?』

「え、えっと……その……」

『ふふ、恥ずかしい?』

「だ、だって……」

『教えてよ』

「……っ、その。ち、乳首、さわったり……」

『へえ、可愛いね』

「……智駿さんのことを考えながら……していました」



 一人エッチの内容言うの、すごく恥ずかしい。でも、言わされていることに興奮してしまって、またお尻がひくひくしてきた。乳首もまだメントールですーすーしているし……また身体を触りたくなってきたけれど、さすがに我慢。



「智駿さん……はやく会いたいです」

『うん……いつでもおいで』



 喜んでもらえるかな。次に会うまでに、もっと身体を敏感にしてエッチにして、そして声をしっかり堪えられる練習しないと……そう思った。
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