超能力者の異世界生活

ココてる

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リョウ、特別なイメージ

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俺は昨日見た不思議な夢の中であった贈り物の確認の仕方について考えていた。

「おかしいよなー、おかしいんだよなー。」

風雅『さっきから何がおかしいんだ?そこまで悩んでいるところを見てると気になるぞ。』

俺が独り言をしていると、独り言を聞いてきたのか風雅が近くに来た。

「いやな、昨日急に贈り物の確認の仕方を思い出したんだよ。」

昨日の夢については何も言わないでおく。

風雅だしな、何か面倒なことになるかもしれない。

風雅『へぇ、よかったじゃん。』

「だけど思い出した確認の仕方ってのが不思議でさ、『贈り物を知りたい』って意識することなんだよ。おかしいだろ?」

風雅にも贈り物の確認の仕方を教えてから意見を聞いてみる。

風雅『たしかにな。“贈り物を知りたい”なんて今までいくらでも思っただろうに。それが本当なら何か特別な意識の仕方をしなくちゃいけないかもしれないな。』

風雅が珍しくまともなことを言う。

具合でも悪いんだろうか?

風雅『実はな、俺らもマリネス様から超能力を頂いた時に同じようなことがあったんだよ。その時俺らもなかなか贈り物を知れなくてな、なかなか苦労したもんだよ。』

「へぇ、超能力をもらう時に苦労したのか。俺は気付かない間に増えてたけどな。」

いつの間にか増えてたから言われるまでもらったものだなんて気付かなかったけどな。

風雅『リョウの超能力に関する才能は特別なんだよ。普通はそんな簡単にはいかないもんだ。」

「そうなのか。でさ、どんな特別な意識の仕方をしたんだ?」

そう、この話の流れだと風雅は何か特別な意識の仕方をして贈り物を確認したことになる。

風雅『簡単に言うとな、内容を想像するんだよ。』

「え?内容なんて分からなくないか?」

風雅『わからない内容を想像するんだ。』

は?さすが風雅だな。

まともだと思った俺がバカだったのかもしれない。

内容がわからないのに想像できるわけがない。

風雅『リョウ今失礼なこと考えてただろ。』

「え?そ、そんな訳、、、」

風雅『言い訳されるとなおさら傷つくなー。リョウはさ、たまに顔に出ることがあるんだよ。気をつけたほうが良いと思うぞ。』

む、風雅に言われるとなぜかムカつくなー。

まあ、ここは押さえて素直に聞き入れとこう。

「ご忠告どうも。それでわからない内容を想像するってのはなんでも良いのか?たとえば不死身とか。」

風雅『いや、内容を想像して、しかも本当の内容と合ってなきゃいけないんだ。まあ、何回も試してわかったことだから間違いはないと思うぞ。』

「なるほど、教えてくれたのはありがたいけどめんどくさそうだな。」

まるで目隠ししたまま、ある小石を探すようなもんだ。

こんなことをしようと思った風雅は少し、というかかなり変わったやつだな。

風雅『そうだろ?ちなみに1番早く内容が知れたのは俺だ。大体4日間ぐらいでわかった。』

「なんだそりゃ、お前早すぎだろ。」

風雅『そうだろ、そうだろ。褒めても良いんだぜ。』

む、なんか今の言い方癪にさわるな。

4日か、もっと早く贈り物を確認するか。


そんなことを思うリョウだった。
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