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河童の川流れ
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春の訪れとともに雪解け水が川に注ぎ込むこの時期に登山をするのが好きな私。
今年も春の山へと向かった。
清流と名高い川は澄んでいるが、手を入れると飛び上がるほど冷たい。
そんな川の中に人影を見つけた。
いくらなんでも冷たすぎる川に入る人なんてと思いながらも近づいていき絶句した。
その人影が河童だったから。
全身がヌルッとした緑色で、頭の天辺にはお皿も見える。
髪は長く、胸の辺りに膨らみもある。
“女の子の河童?“
そんな事を考えながら見ていた。
だが、河童は突如、川の深いところへ潜っていき姿を消した。
私は河原に下りてスマホのカメラを起動してから河童を探す。
だが河童は見つからなかった。
川の対岸で音がした。
見ると先ほどの河童の女の子が流れていく。
私は慌てて岩に飛び乗り、河童に手を差し伸べた。
河童は水掻きのある手で私の手を掴んでくれたので、河原へと引き上げる。
“やっぱり、河童だ!“
起動したままのスマホを河童に向けた時だった。
「助けて頂いてありがとうございます、すみませんが撮影はご遠慮下さい」
どこからか現れた背の高い男性にそう告げられた。
河童はどこからか現れた数人の男性たちに連れて行かれた、抵抗する事なく。
今年も春の山へと向かった。
清流と名高い川は澄んでいるが、手を入れると飛び上がるほど冷たい。
そんな川の中に人影を見つけた。
いくらなんでも冷たすぎる川に入る人なんてと思いながらも近づいていき絶句した。
その人影が河童だったから。
全身がヌルッとした緑色で、頭の天辺にはお皿も見える。
髪は長く、胸の辺りに膨らみもある。
“女の子の河童?“
そんな事を考えながら見ていた。
だが、河童は突如、川の深いところへ潜っていき姿を消した。
私は河原に下りてスマホのカメラを起動してから河童を探す。
だが河童は見つからなかった。
川の対岸で音がした。
見ると先ほどの河童の女の子が流れていく。
私は慌てて岩に飛び乗り、河童に手を差し伸べた。
河童は水掻きのある手で私の手を掴んでくれたので、河原へと引き上げる。
“やっぱり、河童だ!“
起動したままのスマホを河童に向けた時だった。
「助けて頂いてありがとうございます、すみませんが撮影はご遠慮下さい」
どこからか現れた背の高い男性にそう告げられた。
河童はどこからか現れた数人の男性たちに連れて行かれた、抵抗する事なく。
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