ワンダラーズ 無銘放浪伝

旗戦士

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第四章: 傾国の姫君

第七十一伝: 二刀一閃、我が剣は決して折れず

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<ダラムタート城・謁見の間>

 その変わり果てた国王の姿に、思わずその場にいた全員が言葉を失う。
人間の身体の原型は留めているものの、その体の一部は大きな大木と同化してしまっていた。
そして何よりも驚いたのは、人間としての意識がある事だ。
7人がこの空間に辿り着いた事を認識し、言葉を放った。

「な……」

足が釘で床に打ち付けられたように動かない。
それほど今のヴィルフリートの姿は禍々しく、もう人智を超えた存在と変わり果ててしまっている。
深緑色の触手が目の前の獲物を捉えたかのように動き始め、手始めにシルヴィとゼルギウスに硬化した蔓が殺到した。

「シルヴィッ! 」
「皇子ッ!! 」

我に返った雷蔵とレーヴィンが、一目散に彼らの元へ飛び込み触手たちを肉薄する。
二人の行動にようやく正気を取り戻したのか、ラーズや椛もその場から動き始めた。

地面に倒れたゼルギウスに手を貸し、彼を起こさせると雷蔵は対峙した国王を見据える。
ヴィルフリートを取り込んでいた緑色の大樹は根を謁見の間のあちこちに張り巡らせており、王都ヴィシュティアに広がる魔力全てを吸収していた。
魔物がこの都市に集中するのはこの樹が元凶であり、近づいた魔物を養分として取り込んでいる。

故に大木はここまで成長した。
禍々しい紫の葉を枝に茂らせ、まるで7人を嘲笑うかのように揺れ動く。

それに感化され、雷蔵は愛刀・紀州光片守長政の柄を握り締めて真正面へと駆ける。
彼の往く手を阻むように周囲の壁に張り付いていた触手が動き始めるが、愛刀を振り翳して触手を両断した。

「物理攻撃は効く……ならばッ! 」

先端を斬り落とされて硬直した触手に飛び乗り、その上を更に駆け抜ける。
雷蔵の速さには追い付けず、あと一歩のところで他の蔓は力を失った。

そして中心に根を張っている幹へ狙いを定めると雷蔵は高く飛び上がり、ヴィルフリート目掛けて愛刀を振り下ろす。
だが彼を囲っていた紫色の防御壁が刀と接触してスパーク音を周囲に響かせ、突風を巻き起こした。
雷蔵の身体は瞬く間に幹から離れ、追撃として鞭のようにしなる触手の打撃を浴びる。

「雷蔵っ! 」
「ぐっ……無事だ……! 問題ない! 」

本能的に胸の前に突き出した愛刀が触手を防いだのか、雷蔵の身体に直接打撃が届く事はない。
しかし攻撃を受け止めた衝撃が殺し切れず、彼は後方の壁に叩き付けられた。

「ハートラント! バルツァー! 手を貸せッ! 」
「何を……!? ちぃっ! 」

雷蔵の姿を一瞥し、椛がその隣を疾走する。
彼女の言われた通りにレーヴィンとラーズも幹へと走り始め、左右に分かれた。
真正面へ飛び立った椛は左右の触手にそれぞれ苦無を投擲し、空中で身体を一回転させてから二人の方向へ煙幕弾を破裂させる。

「そのまま前へ! 既に触手は硬直している! 」

椛の言葉に呼応するかのようにレーヴィンとラーズは巨大な根の上を疾走した。
先ずはラーズが大木の幹の前へと躍り出ると姿を現した新しい触手と対峙し、その大きな身体を掴んだ。

「今だ! レーヴィンッ! 」

任せろ、と彼女はそれだけ告げるとがら空きになったヴィルフリートの身体へ剣先を突き立てる。
しかしながら雷蔵の時と同じように魔力壁を火花を散らし、強大な抵抗力がレーヴィンの全身を襲った。

その様子を見ていたラーズは掴んでいた触手から手を離し、彼女の身体が壁に叩き付けられる寸前に受け止める事に成功する。
しかし彼らの今の状態をヴィルフリートは見逃すはずもなく、癒着していた右手を伸ばして鋭い槍に変異させた。
一瞬でその木槍の穂先が二人に迫るが、椛の二振りの小太刀によってなんとか切っ先の方向を無理やり変えさせる。

起てよレヴァーレ炎帝の憤怒フラムエルツィオーネ

瞬間、彼らに迫っていた木槍がが灼熱の炎によって焼け落ち、瞬く間に深緑の身体を灰に返した。
エルの発動した魔法によって出現した魔法陣がヴィルフリートに向けられ、火山が噴火するかの如く炎の矢を次々と生み出す。

「やるな、エルフの娘よ。――――だが」

完全に触手の対象はエルへと変わり、幾つもの緑の鞭が彼女に迫った。
直ぐに魔法を解除しその攻撃を避けようとするも、触手たちはエルの身体を縛り上げる。

「こ、これは……!? 」
「エルッ!! 」
「ディニエル! そこを動くなよ! 」

正気を取り戻したゼルギウスが腰に差していた長剣を引き抜き、氷を纏わせた。
右手に握った剣を振り下ろし、瞬時にエルを拘束していた触手を一刀の元斬り捨てる。

斬り落とされた緑の鞭は切断面から凍り付き、二度と素の身体を動かす事はない。

しかし幾らこの触手たちを斬り落としても新たに次の魔の手が伸びてくる。
再生しているのではなく、吸収した魔力によって新たな触手を作り上げていた。

その事実に気づいた雷蔵は舌打ちをしながら再び大木の元へ駆ける。
無限に生み出される緑の鞭たちを肉薄し、躱し、更に中心部へと近づく。

ヴィルフリートの左腕が唐突に姿を現すとその掌には鋭く研がれた木製の剣が握られている。
愛刀・紀州光片守長政と一度だけ火花を散らし、両者は鍔競り合う。

「魔力で極限まで硬化されている……!? 」
「気づいたか。しかし、遅い」

雷蔵が目の前の木剣に気を囚われている隙にヴィルフリートの右腕が動き出し、再び木槍の穂先が伸びてきた。
首を傾けて回避するも、剣腹によって彼の身体は殴り飛ばされる。

「弱い。弱すぎる。その程度の力で、王たる私を打ち倒せると思うな」
「――黙れッ!! 」
「父上と母上の仇……ッ! 」

ゼルギウスの大喝と共に彼とシルヴィは駆け出し、全身を幹から出現させた国王の剣と火花を散らした。
氷を纏った長剣に振れても王の剣は凍らず、依然として鋭さを増している。

一方で木槍と鎬を削るシルヴィの細剣がその柄の間を通り抜けた。
宝剣・リヒトシュテインの剣先がヴィルフリートの首元まで伸びるも、彼女の身体は突如として側面からやってきた触手に吹き飛ばされる。

「シルヴァーナ! ぐあァッ!? 」

そんな妹の姿に気を取られていたのか、同じく対面していたゼルギウスも壁に叩き付けられた。

「ふはははははぁっ!! この力は素晴らしい! やはり私は選ばれし王であったのだ! 血を継いだだけの貴様ら二人に、王になる資格などある訳がないッ! 」
「貴様ァッ……! 彼らを愚弄するかッ! 」
「愚弄も何も、哀れとしか思わんさ! 皇家の血の宿命に囚われ、それを己が目的としている者などに負けるものか!! 」

瞬間、雷蔵の頭の中で何かが切れる音がした。
目を血走らせ、犬歯を剥き出しにする。

「そうら、正体を現した! 所詮貴様も血に飢えた獣でしかない! 異国の侍よォ、貴様に私が倒せるかなぁ? 」

嘲笑するようなヴィルフリートの視線。
頭の中が真っ白になる感覚を覚えるが、血走った双眸は彼から離れる事はない。

目の前のこの男は自身の恩人を侮辱した。
自分に第二の人生を与えてくれた少女を、王家の血の運命に囚われている愚か者と称した。

故に殺す。
自分はこの少女の為に、化け物と成り果てた王を斬る。

「ら、雷蔵さん……? 」
「な、何だ……? 彼のあの姿は……? 」
「うォァァァァァァァァッ!!! 」

腰に差していたもう一本の脇差を空いた片手に握り、ヴィルフリートの木剣と槍と鍔競り合った。
迫り来る触手も片手間で斬り落とし、瞬時に張られた魔法結界とスパーク音を響かせる。

「何を突っ立っている! 雷蔵に触手を近づけるな! 」

椛の言葉と共にエルとラーズがまず動き出し、蠢いていた触手へ向かって行く。
対する雷蔵は一合、また一合と剣戟を重ねていくヴィルフリートを一心に睨み付けた。

「ヴィルフリートォォォォォォッ!!! 」
「良いぞ、ははっ! 魔物の力を得たこの私と同等に戦うとはなァッ!! 」

だが、とヴィルフリートは付け加える。
雷蔵の身体を蹴り飛ばし、距離を突き放すと触手と交戦していた他の仲間たちへ両腕を伸ばした。

人間の皮膚を帯びていた両腕が一瞬で樹皮を纏った樹木へ変貌を遂げ、6人の身体に突き刺さる。
魔力を帯びた枝は人間の身体を易々と貫く死槍と化し、体内に蓄積された魔力を奪い去っていった。

唯一雷蔵のみがその槍から逃れられ、周囲を光景に目を疑う。

農業共和国イシュテンで共に剣を交え、悪を打ち倒したレーヴィン。
フレイピオスに向かう船の上で大型の魔物を撃破したラーズとエル。
雷蔵の首だけを狙い、それだけに人生を懸けてきた椛。
王国の王位後継者として解放者たちの指導者となったゼルギウス。

そして長い間旅を続け、苦楽を共にしてきた大切な相棒であるシルヴィ。

全てが、雷蔵の目の前で地に伏していた。

「所詮、人間共の力などこんなものよ。新たな力を手に入れたこの私に敵うはずもない」

無尽蔵にヴィルフリートに供給される魔力に加えて、エルやシルヴィ、ゼルギウスから得られた新鮮な力が彼に更なる喜びを与える。
大木となった腕を元に戻し、突き刺した6人の仲間たちの身体を地面に落とした。

「この力は最早一国の中に留まる事を知らぬ! 世界を手に入れる事など容易いッ! まずは手始めに、貴様らから殺してやろう! 喜べ下郎共! 記念すべき第一の糧となる事をなァッ!! 」

狂気の笑みを浮かべながら、雷蔵の身体をヴィルフリートは持ち上げる。
意識は残っているものの、抵抗する力さえも湧かない雷蔵はただ目の前の化け物を睨み付ける事しか出来なかった。

結局、自分はこんなところで終わってしまうのか。
恩人であるシルヴィも救えず、無残に命を散らすだけで。
命を弄ばれた親友とその妻を救えずに。

雷蔵の脳裏にシルヴィとの旅の数々が浮かび上がる。
これが走馬燈というものか、と自嘲気味に笑みを浮かべ、そして――――。



「――――諦めるのには、まだちィと早いんじゃないかねェ」



聞き覚えのある掠れ声と共に響き渡る、一瞬の閃光。
雷蔵の首を掴んでいたヴィルフリートの右腕が両断され、彼の身体は地面に落とされる。

ヴィルフリートが殺気の方向へ視線を向ける寸前に彼の手足をワイヤーが拘束した。
切断された右腕は魔力によって再生するも、それでさえも固定されてしまう。

「き、貴様らァッ……!! 」
「邪魔するぜェ、王様よォ」
「どうかご無礼をお許し下さい」

雷蔵はゆっくりと立ち上がり、その声の主の方向へ視線を傾けた。
相変わらずの不敵な笑みを浮かべる平重郎と白の長髪を揺らす燕尾服姿のギルベルトがそこには立っている。

「お嬢様、ご無事ですか? 」
「く、クレア……? 来てくれたの……? 」

「たかが木屑に苦戦を強いられるなんてやっぱりお前はまだまだじゃのう」
「じ、じいちゃん……! 」

倒れた仲間の傍には、ミゲルやクレアも駆けつけていた。
レーヴィンはアルカードが、ゼルギウスは他の兵士に、エルはアイナリンドの手によって体勢を立て直している。
シルヴィとラーズは彼らの手を借りて立ち上がり、拘束されているヴィルフリートに視線を集中させた。

だがそれで自身の敗北を認めるヴィルフリートではない。
まだ生き残っていた触手を操り、自身を縛り付けていた拘束を解くとギルベルトと平重郎を締めあげた。

「ギルベルト殿! 平重郎! 」
「私たちの事は良いッ!! 早く、奴をッ……! 」

言われるがまま雷蔵は距離を取られたヴィルフリートへ視線を戻し、地面に落とした愛刀を拾い上げる。
そんな彼の追撃を許さんとするように他の触手が伸びていく。

だが。

投擲された苦無と投げナイフがその魔の手を捉え、瞬く間にラーズとレーヴィンの手によって触手が叩き落とされた。

「行けェッ、雷蔵ォッ!! 」
「水先案内人は、この私達が引き受けたッ!! 」

咆哮と共に、雷蔵は根の上を駆ける。
幹に戻ったヴィルフリートは既に防御態勢に入ろうと自身の周りに魔力壁を張ろうとしていた。

あれを張られてしまっては今までの救援がすべて水の泡になる。
そう考えた雷蔵は手にしていた愛刀を投擲し、防御壁が出来る寸前にヴィルフリートの肩口に刀が突き刺さった。

一方で立ち上がったシルヴィが雷蔵の反対方向から同じように疾走している。
一度だけ視線を合わせた彼らは一目散に真ん中のヴィルフリートへ目標を定め、その足を速めた。

今度はシルヴィの侵攻を止めようと今度は大木の枝に生い茂っていた禍々しい色の無数の葉が嵐のように降り注ぐ。
しかし彼女の眼前でその嵐は即座に放たれた冷気によって凍り尽くされ、地面に氷の破片をばら撒いた。

「決めろッ!! シルヴァーナッ!! 」

アイナリンドとエルに魔力の供給を受けながら氷の魔法を放つゼルギウスがそう大喝する。
最後に残っていた触手の攻撃を避け、雷蔵とシルヴィはヴィルフリートと対面した。

防護膜は雷蔵の刀によって阻まれている。
すかさずシルヴィは出来上がった隙に宝剣・リヒトシュテインの剣先を突き出し、ヴィルフリートの胸を捉えた。

「ぁあァァァァァァァァッ!!! 」
「おォォォォォォッ!!! 」

突き刺さった刀の柄を掴み取り、そのまま雷蔵は横薙ぎに愛刀を振るう。
二人の剣が確かに、ヴィルフリートの急所を捉えた――――!
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