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Chapter 2: Reloading your Magazine
Act 12. Ciger's Trio
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<ロサンゼルス市街>
ミカエラたちを置いて出ていったグレイを追い掛け、探し回る事約10分。都会の喧騒から僅かばかり離れた所にあるエコーパークに斎は辿り着いた。人工的に作られた湖が特徴的な公園で、かの有名な球団ドジャースタジアムの直ぐ近くにその大きな腰を据えている。斎は野球観戦をしに来た親子や野球ファンなどを一瞥しながら歩き続けていると、ベンチに腰掛けて煙草を燻らせているグレイの姿が目に映った。椅子の背もたれに寄り掛かりながら空を仰いでいる彼の隣に静かに座り、斎は目の前に広がる湖を見据える。
「俺を捕まえにでも来たのか? 」
「まさか。明日までに帰ってくればそれで良い。依頼は明日の明朝からだと聞いていなかったのか? 」
「へいへい。慰めに来たのか小言言いに来たのかどっちかはっきりして欲しいもんだね」
「どっちもだ。お気に召さなかったか? 」
「別に。ただ美女だったら満点だった」
そんな会話を繰り広げながらグレイはフィルターギリギリまで吸い切った煙草の火種を地面に押し付けて潰し、公園の敷地内を闊歩していた清掃機甲目掛けて吸殻を投げる。驚異的な速度でゴミを感知した機械仕掛けの清掃員はすぐさま吸殻を拾い上げ、背中のダストボックスに放り込んだ。本来なら人間がやっていた仕事が、清掃機甲のように機械に取って変わる。当然のように、公園は病的に美しかった。
「……珍しいじゃないか。あのお前が逃げるように仕事に向かうなんてな」
「はは、やっぱバレてたか。ま、当然っちゃあ当然だわな」
過去をひた隠すように浮かべられている笑みの仮面が、斎に向けられる。グレイ・バレットという男とは付き合いこそ長いがあくまでも職業上での相棒という関係にしか留まっておらず、お互いのプライベートは知ろうともしていなかった。それでも斎は純粋に興味が湧いた。この男が何を抱え、何を乗り越えて生きているのかを。
「過去に何か? 」
「おいおい、言っただろ? 男の昔話なんて犬も食わねえ。ハエが集る程度だ」
「俺がその物好きなハエだとしたら? 」
「……はぁ。こうなるから面倒だったんだ」
観念したかのようにグレイは後頭部を掻きながら着ていたコートの胸ポケットに手を突っ込み、新たな煙草を取り出す。口に咥えて火を点けると、煙を吐きながら口を開いた。煙草の紫煙が、青空に上る。
「お前の想像通り、俺は軍にいた。マークスマンで、階級は伍長。ハイスクール出てから直ぐに軍に入って士官学校を出て……ここまでは良かった。配属された部隊で一悶着あったのさ」
「一悶着、とは? 」
再びグレイは沈黙する。彼の顔からは一切の笑みが消え、奥歯を嚙み締めていた。ミカエラがインペリアルアームズを設立したのはおよそ3年前。斎が手足を失い、彼女の手によって甦った直後だった。その時点で既にグレイはミカエラと行動を共にしていた。故に、斎が彼の経歴を知る由もない。
「……済まん。今は言えない。誰かに話したらまた、あの記憶が甦りそうなんだ」
苦し紛れにグレイはそう呟き、斎は口を噤んだ。彼にもグレイの心理状況というのが手に取るように理解出来た。手足を捥がれ、全てを機械によって奪われた記憶は斎にとっても口には出しづらいものだ。だから斎は敢えて何も言わなかった。
「なら、言いたくなった時で良い。その時は俺に話せ」
「お前に? 」
「御覧の通り、仏頂面を浮かべた人間だ。壁に話すよりかはマシだろう」
「なんだそれ。ジョークのつもりか? 」
「そのつもりだが」
煙草が燃えていく度、独特な香りが周囲に広がる。思い出したかのように斎も懐からポールモールの箱を取り出し、口に咥えて自分で火を点けようとした。直後、グレイの手からジッポライターの灯が伸び、煙草の先に火を灯す。もの悲し気な表情からいつもの不敵な笑みに戻ったグレイは、煙草の灰を灰皿に捨てた。
「あんがとさん。今日はツイてるな、珍しいモンが見れた」
皮肉交じりに笑みを浮かべながらグレイは煙草のフィルターを人差し指と中指で摘まみながら煙を吐く。たとえ誰が彼の下に来ようとも元々自身の過去を打ち明けるつもりはなかったのだろう。話す程度のものでもないのか、はたまたそれほど大きな闇を腹に抱えているのか。現時点では、斎にそれは分かり得ない事だった。
「まあ、俺が来たのはそれだけではない。お前を探す途中でミカエラから言伝を承った。一度銃の整備と弾薬の購入をしておけ、との事だ」
「結局パシリかよ。ま、あいつらしいな。それじゃあさっさと済ませてメシでも行こうぜ」
吸い切った煙草を地面に押し潰して火を消し、今度は吸殻を清掃機甲に渡すグレイ。そんな彼に感化され煙草を咥えながら立ち上がった斎は、自然と彼の隣を歩き始める。二人の間に会話は無い。沈黙さえ心地良く感じた。
「しっかしイツキクンは優しいねぇ。年上のセンパイを、増してや同性のお兄さんを慰めに来てくれるんだからよ」
「人聞きが悪いから止せ。仕事の支障になると判断しただけだ」
「またまたぁ、ミカエラにも優しくしたって聞いてるぜ? 」
「こいつ……余計な事ばかり覚えて……」
「おにーさんの耳は地獄耳なもんでね。余計な事も聞いちまうし馬鹿な事も見ちまう」
悪戯に斎の肩へ手を回し、笑みを向けるグレイから衣服に付いた煙草の芳香が斎の鼻孔を刺激する。先ほどの会話が無駄に感じられるほど斎は不快感を感じ、普段通りの仏頂面を浮かべた。仕返しに煙草を吸った煙をグレイに吹き掛け、肩を組んできた彼を撃退する。
「てめっ、そりゃあご法度だぞ!? 」
「ふん、知った事か。大体お前もよくリンにやっているだろう」
「あいつは後輩だからいいんだっつーの! 」
「……その発言はどうかと思うが……」
閑話休題。無駄な話で盛り上がっている最中、二人は街中にある古臭い雑居ビルに辿り着く。その建物の扉を開け、埃の溜まった壁や床を一瞥しながら階段を上って行った。3階に到達した所でステンレス製の重苦しい扉が斎たちの視界に入る。直ぐ近くにあったドアベルを鳴らすと、覗き穴のスライドが素早く開いた。
「……」
「よっ、シヴ。元気か? 」
直後スライドが音を立てて締まり、扉の鍵が解除される心地良い駆動音が聞こえる。斎はドアノブを捻って扉を開けるとビルの一室に入った。ショーウィンドウに均一に並べられた自動拳銃、回転式拳銃、電子弾拳銃等と言った武骨な銃器が先ず視界を圧倒し、壁には長大な自動小銃、半自動狙撃銃と言った銃火器が立ち並ぶ。
シヴ・ローレンスバイク。この武骨な武器倉庫の主の名は、そんな名前だ。50代後半という年齢でありながら身に纏う半袖のシャツに筋肉質な身体が浮き彫りになる。艶やかな白髪を揺らしつつ、シヴは鋭い眼光で斎とグレイを見据えた。彼女の身体が動く度黒いジーンズのベルトに取り付けられた整備工具が擦れる金属音が店内に鳴り響く。
「よく来たね、小僧共。さ、要件を言いな」
煙草に火を点けながら彼女は二人に言い放つ。再び煙草の匂いが染み付きそうだ、と斎は内心嘆いた。
ミカエラたちを置いて出ていったグレイを追い掛け、探し回る事約10分。都会の喧騒から僅かばかり離れた所にあるエコーパークに斎は辿り着いた。人工的に作られた湖が特徴的な公園で、かの有名な球団ドジャースタジアムの直ぐ近くにその大きな腰を据えている。斎は野球観戦をしに来た親子や野球ファンなどを一瞥しながら歩き続けていると、ベンチに腰掛けて煙草を燻らせているグレイの姿が目に映った。椅子の背もたれに寄り掛かりながら空を仰いでいる彼の隣に静かに座り、斎は目の前に広がる湖を見据える。
「俺を捕まえにでも来たのか? 」
「まさか。明日までに帰ってくればそれで良い。依頼は明日の明朝からだと聞いていなかったのか? 」
「へいへい。慰めに来たのか小言言いに来たのかどっちかはっきりして欲しいもんだね」
「どっちもだ。お気に召さなかったか? 」
「別に。ただ美女だったら満点だった」
そんな会話を繰り広げながらグレイはフィルターギリギリまで吸い切った煙草の火種を地面に押し付けて潰し、公園の敷地内を闊歩していた清掃機甲目掛けて吸殻を投げる。驚異的な速度でゴミを感知した機械仕掛けの清掃員はすぐさま吸殻を拾い上げ、背中のダストボックスに放り込んだ。本来なら人間がやっていた仕事が、清掃機甲のように機械に取って変わる。当然のように、公園は病的に美しかった。
「……珍しいじゃないか。あのお前が逃げるように仕事に向かうなんてな」
「はは、やっぱバレてたか。ま、当然っちゃあ当然だわな」
過去をひた隠すように浮かべられている笑みの仮面が、斎に向けられる。グレイ・バレットという男とは付き合いこそ長いがあくまでも職業上での相棒という関係にしか留まっておらず、お互いのプライベートは知ろうともしていなかった。それでも斎は純粋に興味が湧いた。この男が何を抱え、何を乗り越えて生きているのかを。
「過去に何か? 」
「おいおい、言っただろ? 男の昔話なんて犬も食わねえ。ハエが集る程度だ」
「俺がその物好きなハエだとしたら? 」
「……はぁ。こうなるから面倒だったんだ」
観念したかのようにグレイは後頭部を掻きながら着ていたコートの胸ポケットに手を突っ込み、新たな煙草を取り出す。口に咥えて火を点けると、煙を吐きながら口を開いた。煙草の紫煙が、青空に上る。
「お前の想像通り、俺は軍にいた。マークスマンで、階級は伍長。ハイスクール出てから直ぐに軍に入って士官学校を出て……ここまでは良かった。配属された部隊で一悶着あったのさ」
「一悶着、とは? 」
再びグレイは沈黙する。彼の顔からは一切の笑みが消え、奥歯を嚙み締めていた。ミカエラがインペリアルアームズを設立したのはおよそ3年前。斎が手足を失い、彼女の手によって甦った直後だった。その時点で既にグレイはミカエラと行動を共にしていた。故に、斎が彼の経歴を知る由もない。
「……済まん。今は言えない。誰かに話したらまた、あの記憶が甦りそうなんだ」
苦し紛れにグレイはそう呟き、斎は口を噤んだ。彼にもグレイの心理状況というのが手に取るように理解出来た。手足を捥がれ、全てを機械によって奪われた記憶は斎にとっても口には出しづらいものだ。だから斎は敢えて何も言わなかった。
「なら、言いたくなった時で良い。その時は俺に話せ」
「お前に? 」
「御覧の通り、仏頂面を浮かべた人間だ。壁に話すよりかはマシだろう」
「なんだそれ。ジョークのつもりか? 」
「そのつもりだが」
煙草が燃えていく度、独特な香りが周囲に広がる。思い出したかのように斎も懐からポールモールの箱を取り出し、口に咥えて自分で火を点けようとした。直後、グレイの手からジッポライターの灯が伸び、煙草の先に火を灯す。もの悲し気な表情からいつもの不敵な笑みに戻ったグレイは、煙草の灰を灰皿に捨てた。
「あんがとさん。今日はツイてるな、珍しいモンが見れた」
皮肉交じりに笑みを浮かべながらグレイは煙草のフィルターを人差し指と中指で摘まみながら煙を吐く。たとえ誰が彼の下に来ようとも元々自身の過去を打ち明けるつもりはなかったのだろう。話す程度のものでもないのか、はたまたそれほど大きな闇を腹に抱えているのか。現時点では、斎にそれは分かり得ない事だった。
「まあ、俺が来たのはそれだけではない。お前を探す途中でミカエラから言伝を承った。一度銃の整備と弾薬の購入をしておけ、との事だ」
「結局パシリかよ。ま、あいつらしいな。それじゃあさっさと済ませてメシでも行こうぜ」
吸い切った煙草を地面に押し潰して火を消し、今度は吸殻を清掃機甲に渡すグレイ。そんな彼に感化され煙草を咥えながら立ち上がった斎は、自然と彼の隣を歩き始める。二人の間に会話は無い。沈黙さえ心地良く感じた。
「しっかしイツキクンは優しいねぇ。年上のセンパイを、増してや同性のお兄さんを慰めに来てくれるんだからよ」
「人聞きが悪いから止せ。仕事の支障になると判断しただけだ」
「またまたぁ、ミカエラにも優しくしたって聞いてるぜ? 」
「こいつ……余計な事ばかり覚えて……」
「おにーさんの耳は地獄耳なもんでね。余計な事も聞いちまうし馬鹿な事も見ちまう」
悪戯に斎の肩へ手を回し、笑みを向けるグレイから衣服に付いた煙草の芳香が斎の鼻孔を刺激する。先ほどの会話が無駄に感じられるほど斎は不快感を感じ、普段通りの仏頂面を浮かべた。仕返しに煙草を吸った煙をグレイに吹き掛け、肩を組んできた彼を撃退する。
「てめっ、そりゃあご法度だぞ!? 」
「ふん、知った事か。大体お前もよくリンにやっているだろう」
「あいつは後輩だからいいんだっつーの! 」
「……その発言はどうかと思うが……」
閑話休題。無駄な話で盛り上がっている最中、二人は街中にある古臭い雑居ビルに辿り着く。その建物の扉を開け、埃の溜まった壁や床を一瞥しながら階段を上って行った。3階に到達した所でステンレス製の重苦しい扉が斎たちの視界に入る。直ぐ近くにあったドアベルを鳴らすと、覗き穴のスライドが素早く開いた。
「……」
「よっ、シヴ。元気か? 」
直後スライドが音を立てて締まり、扉の鍵が解除される心地良い駆動音が聞こえる。斎はドアノブを捻って扉を開けるとビルの一室に入った。ショーウィンドウに均一に並べられた自動拳銃、回転式拳銃、電子弾拳銃等と言った武骨な銃器が先ず視界を圧倒し、壁には長大な自動小銃、半自動狙撃銃と言った銃火器が立ち並ぶ。
シヴ・ローレンスバイク。この武骨な武器倉庫の主の名は、そんな名前だ。50代後半という年齢でありながら身に纏う半袖のシャツに筋肉質な身体が浮き彫りになる。艶やかな白髪を揺らしつつ、シヴは鋭い眼光で斎とグレイを見据えた。彼女の身体が動く度黒いジーンズのベルトに取り付けられた整備工具が擦れる金属音が店内に鳴り響く。
「よく来たね、小僧共。さ、要件を言いな」
煙草に火を点けながら彼女は二人に言い放つ。再び煙草の匂いが染み付きそうだ、と斎は内心嘆いた。
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