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第一章
子どもの仕組み
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昼飯を食べ終わると早々にガロは昨日と同じ抑制剤を飲むようだ。そして僕にも2粒を渡してきた。
「キオも飲んでおけ。俺の巻き込みでの発情だったとはいえ、また同じことが起こらないとも限らない。」
「え、僕が飲んじゃっても大丈夫なの?薬の数とか種族的な問題とか。」
「数は2日分余分にもらってきてるから大丈夫だ。この薬が体に合わないってことは今まで聞いたことが無いから平気だとは思うが、逆に飲んで悪いことが起きる可能性もあるのか・・・」
あ、なんか悩みこんじゃった。悪いこと聞いたな。せっかく僕の為にと出してくれたのに。
「まぁその時はその時ってことで、飲んでおくよ。」
「それはそれであぶねぇと思うが、飲んでおかないとまた俺の匂いで発情する可能性もあるんだよな・・・」
そういえば昼ごはん中もだし、寝てた間もずっと一緒にいたけどさっきっからあのポーッと来るような感じはないな。
「そういえばなんで僕急にガロの発情期の匂いでダウンしちゃったの?今は平気なわけでしょ?」
「今は俺も風呂入ってまだそんなに経っていねぇし、朝にも薬飲んだからな。それでも俺に無理に鼻を近づけてずっと嗅いでたらやばいから一応気を付けろよ。それと部屋も駄目だな。あそこは俺の匂いが一番籠っちまってる。部屋の前なら少し漏れるくらいだからと考えなしに呼んじまったのがよくなかったな・・・」
「あ、いや、ガロのせいってわけじゃないでしょ。人間で別種族の僕に影響あるとは思ってなかったわけだし。」
「確かにそうだが、俺自身だと匂いってわからないが、変な匂いの可能性もあるから嫌だろうと思ってたんだ。もっと考えるべきだった。朝だるくてつい頼っちまった俺が悪い。」
うぅん、そういわれちゃうと何とも言えないけど、そもそも世話になってるんだからこういうのはしょうがないと思うんだけどなぁ。それに別に嫌な匂いっていうよりもむしろまた嗅ぎたいような匂いだったし・・・
「ん、なんか言ったか?」
「え!?いや別に?」
あれ、無意識に声に出てた?聞こえるような声の大きさじゃなかったようだけど。ふぅ危ない危ない。ん?危ないのか?まぁいいや、こういう時は話題をすり替えちゃおう。
「そ、そうだ、話を変えるんだけどさ。同性同士でも結婚できるって聞いたけど、子供ってどうなるの?」
「ん?同性同士でも交われば子供はできるぞ?」
「えぇ!?」
そ、それってどうなんだ?普通精子と卵子がくっついて子供ができるはずなのに。いや世界が違うからそういうところまで違う?
「お、驚くようなことなのか。といっても絶対にできるってわけじゃねぇ。同族同士であるとか同じ属性の加護を持ってるとかでできやすさも変わる。それは雄と雌でもいえることだけどな。別種族で持ってる属性の相性も悪いと子供なんてできるもんじゃない。だからそういう奴を補助するための薬なんかもあるらしいぜ。」
「へ、へぇ。でもさ、女性だとその、前の穴を使うわけだよね?そして男だと後ろの穴を使うんだよね?男の場合後ろの穴から出てくるの?」
とても聞きづらい質問だけど気になったから質問する。だって後ろの穴って排泄にだけ使う穴であるはずなんだ。そんなところで生命の神秘を?とは思ってしまう。
「まぁそうなるな。雌でも前のほうがつらいからとあえて後ろの穴で孕むやつもいるくらいだ。」
「な、なんですと!?じゃ、じゃあ排泄の時とか、どうなるの?」
「はいせつ?どういう意味なのかちょっと分かりづらいんだが・・・」
「え?えっと、そのトイレする時ってことだね。」
「といれってなんだ?」
え、あれ、そこから?いや、ちょっと待った。そういえば僕2日目だけど、この家でトイレを見ていないし、したいとも思っていないぞ?
「えっとその食事を食べると食べたものの栄養素だけ体に残って、不要な部分は体の外に出す、みたいなのを確か排泄っていうんだ。その時必要なのがトイレなんだけど・・・」
「なんだそりゃ?そういう体の仕組みなのかニンゲンは?でもキオはその排泄とやらをしてないよな?必要だったら聞いてくるはずだ。」
「え、そうなんだよね。そこが不思議なんだ。」
「あー、だとしたら世界の仕組みの違いとかそういうやつか?俺が教わってるのは食ったものはすべて体の中で魔素と呼ばれる魔法や魔術を使うためのエネルギーとなるってことだけだな。だからそのはいせつっていうのはしたことがない。」
うっ、なるほど、食べたら全部魔素になるね。それでトイレは必要ないと。そして僕も必要に感じてないってことはだ、僕もそういう体になってるってことで。
「ね、ねぇ、子供のできる仕組みとか聞いてもいい?そこも違う可能性があるんだ・・・」
「ん?子供のできる仕組みか。なんだったっけな、たしかお互いの魔素と魔素を交じり合うことで生命の元ができるとかそんなんだった気がするな。ちょっと昔ならったことだから覚えてねぇが、町にあるギルドの図書室でそういうのも読めると思うぞ?」
「そ、そっか、いやそれだけ聞ければ大丈夫。」
つまり僕のお腹にも子供ができる可能性があるってこと?ついおなかをポッコリ膨らませた自分を想像してしまって思わず頭を振り払った。
「キオも飲んでおけ。俺の巻き込みでの発情だったとはいえ、また同じことが起こらないとも限らない。」
「え、僕が飲んじゃっても大丈夫なの?薬の数とか種族的な問題とか。」
「数は2日分余分にもらってきてるから大丈夫だ。この薬が体に合わないってことは今まで聞いたことが無いから平気だとは思うが、逆に飲んで悪いことが起きる可能性もあるのか・・・」
あ、なんか悩みこんじゃった。悪いこと聞いたな。せっかく僕の為にと出してくれたのに。
「まぁその時はその時ってことで、飲んでおくよ。」
「それはそれであぶねぇと思うが、飲んでおかないとまた俺の匂いで発情する可能性もあるんだよな・・・」
そういえば昼ごはん中もだし、寝てた間もずっと一緒にいたけどさっきっからあのポーッと来るような感じはないな。
「そういえばなんで僕急にガロの発情期の匂いでダウンしちゃったの?今は平気なわけでしょ?」
「今は俺も風呂入ってまだそんなに経っていねぇし、朝にも薬飲んだからな。それでも俺に無理に鼻を近づけてずっと嗅いでたらやばいから一応気を付けろよ。それと部屋も駄目だな。あそこは俺の匂いが一番籠っちまってる。部屋の前なら少し漏れるくらいだからと考えなしに呼んじまったのがよくなかったな・・・」
「あ、いや、ガロのせいってわけじゃないでしょ。人間で別種族の僕に影響あるとは思ってなかったわけだし。」
「確かにそうだが、俺自身だと匂いってわからないが、変な匂いの可能性もあるから嫌だろうと思ってたんだ。もっと考えるべきだった。朝だるくてつい頼っちまった俺が悪い。」
うぅん、そういわれちゃうと何とも言えないけど、そもそも世話になってるんだからこういうのはしょうがないと思うんだけどなぁ。それに別に嫌な匂いっていうよりもむしろまた嗅ぎたいような匂いだったし・・・
「ん、なんか言ったか?」
「え!?いや別に?」
あれ、無意識に声に出てた?聞こえるような声の大きさじゃなかったようだけど。ふぅ危ない危ない。ん?危ないのか?まぁいいや、こういう時は話題をすり替えちゃおう。
「そ、そうだ、話を変えるんだけどさ。同性同士でも結婚できるって聞いたけど、子供ってどうなるの?」
「ん?同性同士でも交われば子供はできるぞ?」
「えぇ!?」
そ、それってどうなんだ?普通精子と卵子がくっついて子供ができるはずなのに。いや世界が違うからそういうところまで違う?
「お、驚くようなことなのか。といっても絶対にできるってわけじゃねぇ。同族同士であるとか同じ属性の加護を持ってるとかでできやすさも変わる。それは雄と雌でもいえることだけどな。別種族で持ってる属性の相性も悪いと子供なんてできるもんじゃない。だからそういう奴を補助するための薬なんかもあるらしいぜ。」
「へ、へぇ。でもさ、女性だとその、前の穴を使うわけだよね?そして男だと後ろの穴を使うんだよね?男の場合後ろの穴から出てくるの?」
とても聞きづらい質問だけど気になったから質問する。だって後ろの穴って排泄にだけ使う穴であるはずなんだ。そんなところで生命の神秘を?とは思ってしまう。
「まぁそうなるな。雌でも前のほうがつらいからとあえて後ろの穴で孕むやつもいるくらいだ。」
「な、なんですと!?じゃ、じゃあ排泄の時とか、どうなるの?」
「はいせつ?どういう意味なのかちょっと分かりづらいんだが・・・」
「え?えっと、そのトイレする時ってことだね。」
「といれってなんだ?」
え、あれ、そこから?いや、ちょっと待った。そういえば僕2日目だけど、この家でトイレを見ていないし、したいとも思っていないぞ?
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「なんだそりゃ?そういう体の仕組みなのかニンゲンは?でもキオはその排泄とやらをしてないよな?必要だったら聞いてくるはずだ。」
「え、そうなんだよね。そこが不思議なんだ。」
「あー、だとしたら世界の仕組みの違いとかそういうやつか?俺が教わってるのは食ったものはすべて体の中で魔素と呼ばれる魔法や魔術を使うためのエネルギーとなるってことだけだな。だからそのはいせつっていうのはしたことがない。」
うっ、なるほど、食べたら全部魔素になるね。それでトイレは必要ないと。そして僕も必要に感じてないってことはだ、僕もそういう体になってるってことで。
「ね、ねぇ、子供のできる仕組みとか聞いてもいい?そこも違う可能性があるんだ・・・」
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