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第一章
発情気味な寝起き
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むくりとゆっくり体を起こす。異様なほどに体がだるい、寝起きだからってわけじゃなさそうだ。だって寝起きなのにすさまじく出したい欲が昇ってくる。
ソファーから完全に起きて、ガロから起きたらすぐ飲むようにと渡された薬を飲んでおく。昨日も飲んだ抑制剤だけど、ガロは食べた後に飲んでたと思うけど、朝は食べる前に飲んでたのかな?
一緒に水を飲んだからか、薬を飲んだからか、少しだけだるさは収まったけど、食欲はわかないで、抜きたい欲はむしろ膨れ上がる感じ。しょうがない、お風呂に入ろう。
シャワーを浴びながらまた自分の下にと手を伸ばす。これで三日連続か。むしろ二日に一回すれば多いほうだったんだけど、ほんとに発情期なのかもしれない。人間の自分がと思うところはあるけど、トイレしなくなったわけだし、そういう変化があってもおかしくはない。
「っ、出るっ!」
ちょっといじってるだけですぐに吐き出される。思わず声が出るくらいにはちょっと量が多い気がする。一回ぬいたらそっちの要求はましになったけど、お腹がすき始めた。とはいえしっかり体も洗わないと匂いが出てるだろうし、そもそも出した後の匂いを残しておくのはよくない。
そこそこゆっくりお風呂を上がってふと窓から差し込む光の具合を見てみると、確実に昼頃は過ぎてる位置にあった。結構長く寝ちゃってたようだ、そりゃお腹もすくな。
パンはガロに作ったサンドイッチに使い切った。一応自分の朝の分用に一つはもらってたからとりあえずもそもそ食べながら追加分を作る。さすがに一つじゃ足りそうにない。
サンドイッチ作る最中にいろいろ聞いた中に、発情期は空腹感も増えるかもしれないってガロが行ってたけど、それもあるのかもしれない。
取り敢えず使でパンは焼いておく。そのままバターを塗って焼くだけでも食べれるし、こうやってサンドにしてもいいし、夕飯のお供にもなるしで何かと使える。
そのうち米のほうが食いたくなるかもだけど、今ないものねだりしてもしょうがないし、別に絶対にほしいって程になるかといわれるとそうでもないだろう。
「なんて考えてるうちにもう焼けちゃうのはやっぱおかしいよなぁ。」
パン種自体は少し作り置きしておいたけど、何日もかかるものが多分1時間程度であっという間に出来上がる。正確な時間は時計が無いからわからないけど、あぁ、でも雑な影時計くらいなら自分でもできるかもしれないな。
普通の時計も設計図とかスマホで調べたら出てくるんだろうか?それなら鉄製品の専門の人とかにやってもらうのもいいかもしれない。
・・・そんなことを考えてないと夕方のことを考えそうでちょっとやばい。発情期の気配がしなければ起きたらか昼過ぎごろにノックしに来いと言われたけど、この調子なら夕方まで待った方がいいだろう。
だってさっき抜いたばかりだというのにちょっと食べたらまたしたくなってきてる。とりあえずまだ食欲のほうが大きいけど、食べて消化を終えたらまたお風呂に行かなきゃだろう。
そっちのことを考えると余計にムラムラしそうだから、別のことを考える!そう、やっぱり正確な時間がわかるといろいろ便利なはずだ。大まかに昼ごろとか夕方とかいうよりも時間で待ち合わせのほうが絶対いい。
そうすれば今日夕方ごろに降りてくるって言ってたのも何時とか決めて置けて、それまで待てばいいってなる。もちろん今はそんなのないからガロがいつ降りてくるかはガロ次第なわけで、それまでは何かしらして待つしかない。
ぐっと胸の奥の熱が高まった感じがする。いけないいけない。よし、ご飯のことにもどろう。今回作ったのはバケット型、ちょっと厚めに切ってしっかり焼き上げていく。
作ったバターに作ったチーズをのせて焼くだけだけど、十分においしい。ただそろそろ味に飽きてきてる気もするから別の調味料がほしいところだ。
「調味料、今あるもので他のは作れないかな?」
今ある野菜はトマト、ニンジン、玉ねぎ、キャベツ。お、待てよ?トマトがあるならケチャップが作れるんじゃないか?いや、でもミキサーみたいなのがないときついか。潰して熱すれば前みたいなピューレはできるだろうけど、それはケチャップとは違う気がする。
ミキサーみたいのも作ろうと思えば作れるんだろうか、時計もそうだけど魔道具扱いになるだろうし、原動力はおそらく魔力になるんだろう。思った通りの動きをするのかは不安なところがある。まぁすぐにできることじゃないのは確かだ。
とりあえず食べて満足はした、いつもよりもパンは多く食べたのは確かだけど、発情期の影響かもしれないけど、朝を抜いたからだと言える量だった感じもする。
それで、どうにも食べてる間もずっと固くなってた下の処理をどうするかだ。食べてすぐにお風呂入ると、たまに胃が痛くなってたからできれば避けたい。
というかそれよりも少し眠くなってきた。薬が効いてきたのかもしれない。食べてすぐ寝るのもお腹的にはよくないだろうけど、時間を潰すならやっぱり寝るのが一番だろう。それに寝れるならあっちの処理する必要もない。ソファーに横になって毛布をかぶって少ししたら眠りにと落ちていた。
ソファーから完全に起きて、ガロから起きたらすぐ飲むようにと渡された薬を飲んでおく。昨日も飲んだ抑制剤だけど、ガロは食べた後に飲んでたと思うけど、朝は食べる前に飲んでたのかな?
一緒に水を飲んだからか、薬を飲んだからか、少しだけだるさは収まったけど、食欲はわかないで、抜きたい欲はむしろ膨れ上がる感じ。しょうがない、お風呂に入ろう。
シャワーを浴びながらまた自分の下にと手を伸ばす。これで三日連続か。むしろ二日に一回すれば多いほうだったんだけど、ほんとに発情期なのかもしれない。人間の自分がと思うところはあるけど、トイレしなくなったわけだし、そういう変化があってもおかしくはない。
「っ、出るっ!」
ちょっといじってるだけですぐに吐き出される。思わず声が出るくらいにはちょっと量が多い気がする。一回ぬいたらそっちの要求はましになったけど、お腹がすき始めた。とはいえしっかり体も洗わないと匂いが出てるだろうし、そもそも出した後の匂いを残しておくのはよくない。
そこそこゆっくりお風呂を上がってふと窓から差し込む光の具合を見てみると、確実に昼頃は過ぎてる位置にあった。結構長く寝ちゃってたようだ、そりゃお腹もすくな。
パンはガロに作ったサンドイッチに使い切った。一応自分の朝の分用に一つはもらってたからとりあえずもそもそ食べながら追加分を作る。さすがに一つじゃ足りそうにない。
サンドイッチ作る最中にいろいろ聞いた中に、発情期は空腹感も増えるかもしれないってガロが行ってたけど、それもあるのかもしれない。
取り敢えず使でパンは焼いておく。そのままバターを塗って焼くだけでも食べれるし、こうやってサンドにしてもいいし、夕飯のお供にもなるしで何かと使える。
そのうち米のほうが食いたくなるかもだけど、今ないものねだりしてもしょうがないし、別に絶対にほしいって程になるかといわれるとそうでもないだろう。
「なんて考えてるうちにもう焼けちゃうのはやっぱおかしいよなぁ。」
パン種自体は少し作り置きしておいたけど、何日もかかるものが多分1時間程度であっという間に出来上がる。正確な時間は時計が無いからわからないけど、あぁ、でも雑な影時計くらいなら自分でもできるかもしれないな。
普通の時計も設計図とかスマホで調べたら出てくるんだろうか?それなら鉄製品の専門の人とかにやってもらうのもいいかもしれない。
・・・そんなことを考えてないと夕方のことを考えそうでちょっとやばい。発情期の気配がしなければ起きたらか昼過ぎごろにノックしに来いと言われたけど、この調子なら夕方まで待った方がいいだろう。
だってさっき抜いたばかりだというのにちょっと食べたらまたしたくなってきてる。とりあえずまだ食欲のほうが大きいけど、食べて消化を終えたらまたお風呂に行かなきゃだろう。
そっちのことを考えると余計にムラムラしそうだから、別のことを考える!そう、やっぱり正確な時間がわかるといろいろ便利なはずだ。大まかに昼ごろとか夕方とかいうよりも時間で待ち合わせのほうが絶対いい。
そうすれば今日夕方ごろに降りてくるって言ってたのも何時とか決めて置けて、それまで待てばいいってなる。もちろん今はそんなのないからガロがいつ降りてくるかはガロ次第なわけで、それまでは何かしらして待つしかない。
ぐっと胸の奥の熱が高まった感じがする。いけないいけない。よし、ご飯のことにもどろう。今回作ったのはバケット型、ちょっと厚めに切ってしっかり焼き上げていく。
作ったバターに作ったチーズをのせて焼くだけだけど、十分においしい。ただそろそろ味に飽きてきてる気もするから別の調味料がほしいところだ。
「調味料、今あるもので他のは作れないかな?」
今ある野菜はトマト、ニンジン、玉ねぎ、キャベツ。お、待てよ?トマトがあるならケチャップが作れるんじゃないか?いや、でもミキサーみたいなのがないときついか。潰して熱すれば前みたいなピューレはできるだろうけど、それはケチャップとは違う気がする。
ミキサーみたいのも作ろうと思えば作れるんだろうか、時計もそうだけど魔道具扱いになるだろうし、原動力はおそらく魔力になるんだろう。思った通りの動きをするのかは不安なところがある。まぁすぐにできることじゃないのは確かだ。
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それで、どうにも食べてる間もずっと固くなってた下の処理をどうするかだ。食べてすぐにお風呂入ると、たまに胃が痛くなってたからできれば避けたい。
というかそれよりも少し眠くなってきた。薬が効いてきたのかもしれない。食べてすぐ寝るのもお腹的にはよくないだろうけど、時間を潰すならやっぱり寝るのが一番だろう。それに寝れるならあっちの処理する必要もない。ソファーに横になって毛布をかぶって少ししたら眠りにと落ちていた。
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