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第一章
依存と独占欲
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前にくわえたときは半分もくわえられなかったけど、マズル口になったおかげでコブのちょっと前まで何とかくわえこむことができた。
広くなったはずの僕の口を占領しつくすそれは、ビクビクと脈動して先端からほんのりとつゆが奥にとあふれ出してくる。それを軽く飲み込みながらも、以前やったように舌を這わせながらも軽く吸いついていく。
それに合わせるように余計に強く脈動するけど、それだけじゃなく、僕のにも生暖かい感触だけだったのが、吸い尽くされるかと思う刺激が襲う。
それだけじゃない、僕のもの全体がねっとりとなめられている。ガロは前に経験あるって言ってたし、慣れてて器用なんだろう。だから真似したいんだけど、ヤバイ、僕のほうは集中できない。
僕のものにできた亀頭球までくわえこまれてて、その急になった根元部分が特にすごく敏感に感じてしまう。それでも何とか快楽に負けないように、ガロのに舌を這わせ、吸い付いていく。
でもそれほどしないで、快楽の波に負けて、僕はあっけなくガロの口の中に果ててしまう。ただそれとほとんど同時にガロのもさらに僕の中で膨らんだかと思ったら、たっぷりと僕の口の奥にと注ぎこまれていく。
本当にのどが鳴るほどに、ゴクリ、ゴクリと濃くて重いのを飲み干そうとするけど、やっぱり飲み干し切れなくなって少し口横から漏れ始めたところで、ガロのが僕の口から少し無理やり気味に出ていった。それでもまだ少しで続けて言えて、僕の首元を白く汚していった。
「無理に飲み干そうとするな、窒息しちまうぞ?」
「んげほっ、だ、だって、ガロは結構軽々と昨日も僕の飲み干したじゃん?僕だって量多くなってると思ったんだけど。」
さすがにきつかったから横向いて少し吐き出してしまったけど、ほんのりそれがもったいないと感じてしまう。いつかは飲み干し切ってやりたいもんだ。
「確かにニンゲン時よりも出る量が多くなってるんだろうが、多分それでも少ないほうだぞ?」
「そうなの?」
「同じ狼種のは見たことないが、店で狐種のを見たことがある。キオよりも量は多かったな。濃さは狼種のキオのほうが濃いと思うけどな。さすがに前のことで絶対に濃いとはいえないが。」
「そうなんだ、じゃあ人間の時とはどう?」
「あー、それはさすがに狼種の時のほうが濃いし多い。ただまぁ、飲みやすさはニンゲンのほうかもな。」
「そ、そうなんだ。」
自分から聞いといてなんだけど、なんというか素直な感想でちょっと恥ずかしい気持ちになってしまった。
「そういえばキオは俺が前にそういう店に行ってたとかそういう体験をしたとか話してもあんまり反応しないよな。」
「え、あー、うん。そうだね?」
テレビや小説なんかの物語でしかわからないけど、好きになった相手が過去に相手してた人の話とかを聞くとやきもちを妬く人もいるんだよね。
「俺のことは好きなんだろ?」
「え?う、うん。ガロのことをそういう意味で好きだけど、過去のことはまぁ過去かなという感じはあるし、確かに他の人に目を向けてたら悲しい気もするけど、僕で縛り付けるつもりはないかな?」
確かにガロのことは好きだし、こういうことをするのはすごく満たされてる感じがある。しかもガロも僕のことを好きになってくれてる。だけど、もし何かのきっかけで僕が急に元の世界に戻ったら、その点だけは考えないといけない。
いや、戻れなかったとしても、この世界でガロに依存しきった状態でいられるとは限らない。それでも依存してしまっている。だからこそ縛るようなことはしたくないのかもしれない。
「そうか、それはちょっと寂しいな?もっと俺を独占したいと思ってもいいんだぜ?」
「え、いや、だって、その、今は狼種の姿だけど、人間だし。」
「関係ないだろ?それとも急に元の世界に戻ったらとか考えたのか?」
「まぁ、そんな感じかな。」
「それこそ気にするな、とは難しいかもしれねぇが、どっちにしろこれだけこっちにいるんだ。いる間だけでも別にいいじゃねぇか。」
「そ、そうかな。」
そういわれると心がぐらりと傾く。ただでさえ依存しきってるのに、それにくわえて独占欲なんて欲張りすぎなんじゃないかと思ってるのに。
「ちなみにだが、俺はもうキオのことを独占したいと本当は思ってる。というか家から出さずにずっとここで暮らしていてもいいかもと思ったくらいなんだぜ?」
「えぇ!?」
そ、そんなに僕を独占したいと思ってたの?確かにすごく愛されてるかななんてうぬぼれてたと思ってたら、むしろそれ以上だったって感じ。でもそれを聞いちゃったことで、余計に僕の気持ちが傾いてしまった。
「まぁ絶対にやきもちを妬けというわけじゃないけどな。あんまりぐちぐち言われるの性に合ってねぇからな。ただそういう気持ちがあるのは悪いことじゃねぇって話だ。」
「なにそれ、変なの。」
ちょっと薬と笑ってしまった。やきもち妬かないのかというような感じの話をしてきたのはガロなのに、やきもちでいじいじ言われるのはいやって、わがままじゃん。
・・・あぁそうか、僕にそんなわがままを言っちゃうほどに、僕を好きでいてくれてるってことか。
「・・・口合わせ、するか?」
「・・・うん。」
なんだかガロも少し恥ずかし気に聞いてきたのに対して、僕も恥ずかしげに答えて、マズルとマズルを合わせた。ほんのりとガロの口の中の味が変わってる気がして、ついさっきまで僕のがくわえられてたのを思い出したけど、そんなことは些細なことすぎてすぐに意識から消えていった。
広くなったはずの僕の口を占領しつくすそれは、ビクビクと脈動して先端からほんのりとつゆが奥にとあふれ出してくる。それを軽く飲み込みながらも、以前やったように舌を這わせながらも軽く吸いついていく。
それに合わせるように余計に強く脈動するけど、それだけじゃなく、僕のにも生暖かい感触だけだったのが、吸い尽くされるかと思う刺激が襲う。
それだけじゃない、僕のもの全体がねっとりとなめられている。ガロは前に経験あるって言ってたし、慣れてて器用なんだろう。だから真似したいんだけど、ヤバイ、僕のほうは集中できない。
僕のものにできた亀頭球までくわえこまれてて、その急になった根元部分が特にすごく敏感に感じてしまう。それでも何とか快楽に負けないように、ガロのに舌を這わせ、吸い付いていく。
でもそれほどしないで、快楽の波に負けて、僕はあっけなくガロの口の中に果ててしまう。ただそれとほとんど同時にガロのもさらに僕の中で膨らんだかと思ったら、たっぷりと僕の口の奥にと注ぎこまれていく。
本当にのどが鳴るほどに、ゴクリ、ゴクリと濃くて重いのを飲み干そうとするけど、やっぱり飲み干し切れなくなって少し口横から漏れ始めたところで、ガロのが僕の口から少し無理やり気味に出ていった。それでもまだ少しで続けて言えて、僕の首元を白く汚していった。
「無理に飲み干そうとするな、窒息しちまうぞ?」
「んげほっ、だ、だって、ガロは結構軽々と昨日も僕の飲み干したじゃん?僕だって量多くなってると思ったんだけど。」
さすがにきつかったから横向いて少し吐き出してしまったけど、ほんのりそれがもったいないと感じてしまう。いつかは飲み干し切ってやりたいもんだ。
「確かにニンゲン時よりも出る量が多くなってるんだろうが、多分それでも少ないほうだぞ?」
「そうなの?」
「同じ狼種のは見たことないが、店で狐種のを見たことがある。キオよりも量は多かったな。濃さは狼種のキオのほうが濃いと思うけどな。さすがに前のことで絶対に濃いとはいえないが。」
「そうなんだ、じゃあ人間の時とはどう?」
「あー、それはさすがに狼種の時のほうが濃いし多い。ただまぁ、飲みやすさはニンゲンのほうかもな。」
「そ、そうなんだ。」
自分から聞いといてなんだけど、なんというか素直な感想でちょっと恥ずかしい気持ちになってしまった。
「そういえばキオは俺が前にそういう店に行ってたとかそういう体験をしたとか話してもあんまり反応しないよな。」
「え、あー、うん。そうだね?」
テレビや小説なんかの物語でしかわからないけど、好きになった相手が過去に相手してた人の話とかを聞くとやきもちを妬く人もいるんだよね。
「俺のことは好きなんだろ?」
「え?う、うん。ガロのことをそういう意味で好きだけど、過去のことはまぁ過去かなという感じはあるし、確かに他の人に目を向けてたら悲しい気もするけど、僕で縛り付けるつもりはないかな?」
確かにガロのことは好きだし、こういうことをするのはすごく満たされてる感じがある。しかもガロも僕のことを好きになってくれてる。だけど、もし何かのきっかけで僕が急に元の世界に戻ったら、その点だけは考えないといけない。
いや、戻れなかったとしても、この世界でガロに依存しきった状態でいられるとは限らない。それでも依存してしまっている。だからこそ縛るようなことはしたくないのかもしれない。
「そうか、それはちょっと寂しいな?もっと俺を独占したいと思ってもいいんだぜ?」
「え、いや、だって、その、今は狼種の姿だけど、人間だし。」
「関係ないだろ?それとも急に元の世界に戻ったらとか考えたのか?」
「まぁ、そんな感じかな。」
「それこそ気にするな、とは難しいかもしれねぇが、どっちにしろこれだけこっちにいるんだ。いる間だけでも別にいいじゃねぇか。」
「そ、そうかな。」
そういわれると心がぐらりと傾く。ただでさえ依存しきってるのに、それにくわえて独占欲なんて欲張りすぎなんじゃないかと思ってるのに。
「ちなみにだが、俺はもうキオのことを独占したいと本当は思ってる。というか家から出さずにずっとここで暮らしていてもいいかもと思ったくらいなんだぜ?」
「えぇ!?」
そ、そんなに僕を独占したいと思ってたの?確かにすごく愛されてるかななんてうぬぼれてたと思ってたら、むしろそれ以上だったって感じ。でもそれを聞いちゃったことで、余計に僕の気持ちが傾いてしまった。
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