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第十三話 穏やかな時間
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「あ、いらっちゃいまちぇ! お二人でしゅか?」
「え、あ……はい。二人です」
「お席はあちらでしゅ!」
さっそく小屋の中に入ると、既に何人かのお客が、のんびりとコーヒーを飲んだり、軽食を楽しんでいた。
そんな中、私とレオ様は、子供にしか見えないくらい小さなウェイトレスの服を着た少女に、席を案内してもらった。
「あの、あなたは従業員なのかしら?」
「そうりゃよ! なにかあったら、アタシに聞いれね!」
とても活舌が悪い少女は、別のお客さんの所に注文を取りに行ってしまった。それと入れ替えに、別の人物が私たちの元へとやってきた。
「あらぁ~! レオちゃんじゃな~い! ひ・さ・し・ぶ・りぃぃぃぃ!」
「っ……!?!?」
私達の元に来たのは、ウェイトレスの服を着た……男性だった。しかも顔は青髭だらけだし、服の間から見える毛の量も凄いし、喋り方も独特だし……そもそも、男性であってるわよね? でも話し方は女性だし……。
「あんまりアメリアを驚かせないでほしいな」
「あらぁ……そんなつもりは無かったんだけどねぇん」
「……この人が知り合いの方?」
「ああ。マオカっていうんだ。この店のマスターさ。ちょっと変わった人だけど、腕は超一流だよ」
「ま~あ! 失礼しちゃうわぁ! そんなレオちゃんには、愛のホールドダイビングを……お・み・ま・い!」
「え、それは勘弁してくれぇぇぇぇ!!」
マオカ様にがっしり掴まれてしまったけど、何とか想いは通じたみたいで……マオカ様はレオ様を開放して、事なきを得た……と思う。
「い、生きた心地がしなかった……」
「おおげさなんだからぁ。嫌なら魔法で逃げなさいよぉ」
「俺の魔法じゃ、マオカの怪力から逃げられないんだよ!」
「なら、もっと腕を磨いてから出直すことねん」
「なんて理不尽な……」
ニコニコしているマオカ様とは対照的に、レオ様は呆れ気味だった。なんだかレオ様の新しい一面を見られた気がするわ。
「マオカ、この前話しておいたものは用意できてるかな?」
「勿論よぉ! カワイイレオちゃんのためだもの! 超高速かつ、最高級のものを用意したわぁ!」
「ありがとう」
「それと、特等席を用意してるわよん。案内してちょうだ~い」
「わかりまちた!」
さっきの少女の案内について行くと、そこは湖を一望できるテラスだった。
とても綺麗な景色だ……風も気持ちいいし、小鳥の歌声がとても心地いい。気を抜いたら、眠ってしまいそうだ。
「綺麗……」
「うちの一番のお席でしゅ! マチュターがすぐにお料理をお待ちしましゅので、お待ちくだしゃい!」
少女はそう言うと、早足で建物の中へと戻っていった。
「移動で疲れただろう? 座ってゆっくりするといいよ」
「はい」
笑顔で椅子を引くレオ様に返事をしながら、私は椅子に座ると、対面にレオ様も腰を下ろした。
レオ様とは、いつもの教室でも向かい合って座ってるけど、周りが違うだけでかなり印象が変わってくるから不思議だ。
「綺麗な景色だろう? 俺はここから見られる景色が好きでね。マオカに頼んでテラス席を貸切にしてもらったんだ」
「貸切? それってお店に迷惑なんじゃ……?」
「大丈夫だよ。ちゃんとマオカから了承をもらってるからね」
「それならいいんですが……何から何まで用意させてしまって申し訳ないです」
「いやいや、こっちが教えてもらう立場なんだから、相応のお返しは当然だろう?」
……それはどうだろうか? 元々はレオ様が私に色々してくれるお礼として、勉強を教えるという趣旨なのに、これではまた私ばかりがしてもらう立場になってしまう。
「それにしても……この景色を君に共有できて良かった!」
「私も見られて良かったです。ここから湖を見ていると、まるで別の世界に来たみたいです」
「お待ちどうさま~って、お話中だったかしらん?」
「いや、大丈夫だよ」
「なら良かったわぁ。はい、当店自慢のチョコケーキと紅茶よぉ~。んじゃ、ごゆっくりねん」
マオカ様は投げキッスを残してから、建物の中へと戻っていった。
イチゴと生クリームでデコレーションされたチョコケーキは、見ているだけでお腹が空いてくる。一応来る前に軽く食べてきたのだけど、意味を成さなかったようだ。紅茶もとても優しい香りがする。
「ここのチョコケーキは絶品でね。アメリアにもぜひ味わってもらいたかったんだ。これを食べたら勉強をしよう」
「わかりました。では失礼して……」
フォークを使ってチョコケーキを小さく切り、口に運ぶ。すると、少し苦みがあるけど、とても濃厚なチョコの風味が口いっぱいに広がった。
甘いケーキも好きだけど、このケーキは甘さがくどくないから、いくらでも食べられてしまいそうだ。
そういえば、ケーキを食べたのっていつ以来だろう? まだ私が家族から見捨てられる前は、週に数回は食べていたわね……懐かしい。
見捨てられてからは、シャーロットが美味しそうに食べているのを、ただ遠くから見ていただけだった。たまに、シャーロットがわざと見せつけるように食べることもあったっけ。
「どうかな?」
「とても美味しいです」
「そうだろう! このケーキは絶品なんだ! ふふっ、自分で作ったわけじゃないのに、鼻が高くなってしまうな」
とても楽しそうにケーキを食べるレオ様を見ていると、なんだか私も釣られて楽しくなる。こんな気持ちになるのは、本当に久しぶりだ。
レオ様と一緒にいると、今までずっと胸の内に抱えていた気持ちが、嘘のように消えていく。願わくば、こんな穏やかな日々がずっと続きますように……。
「え、あ……はい。二人です」
「お席はあちらでしゅ!」
さっそく小屋の中に入ると、既に何人かのお客が、のんびりとコーヒーを飲んだり、軽食を楽しんでいた。
そんな中、私とレオ様は、子供にしか見えないくらい小さなウェイトレスの服を着た少女に、席を案内してもらった。
「あの、あなたは従業員なのかしら?」
「そうりゃよ! なにかあったら、アタシに聞いれね!」
とても活舌が悪い少女は、別のお客さんの所に注文を取りに行ってしまった。それと入れ替えに、別の人物が私たちの元へとやってきた。
「あらぁ~! レオちゃんじゃな~い! ひ・さ・し・ぶ・りぃぃぃぃ!」
「っ……!?!?」
私達の元に来たのは、ウェイトレスの服を着た……男性だった。しかも顔は青髭だらけだし、服の間から見える毛の量も凄いし、喋り方も独特だし……そもそも、男性であってるわよね? でも話し方は女性だし……。
「あんまりアメリアを驚かせないでほしいな」
「あらぁ……そんなつもりは無かったんだけどねぇん」
「……この人が知り合いの方?」
「ああ。マオカっていうんだ。この店のマスターさ。ちょっと変わった人だけど、腕は超一流だよ」
「ま~あ! 失礼しちゃうわぁ! そんなレオちゃんには、愛のホールドダイビングを……お・み・ま・い!」
「え、それは勘弁してくれぇぇぇぇ!!」
マオカ様にがっしり掴まれてしまったけど、何とか想いは通じたみたいで……マオカ様はレオ様を開放して、事なきを得た……と思う。
「い、生きた心地がしなかった……」
「おおげさなんだからぁ。嫌なら魔法で逃げなさいよぉ」
「俺の魔法じゃ、マオカの怪力から逃げられないんだよ!」
「なら、もっと腕を磨いてから出直すことねん」
「なんて理不尽な……」
ニコニコしているマオカ様とは対照的に、レオ様は呆れ気味だった。なんだかレオ様の新しい一面を見られた気がするわ。
「マオカ、この前話しておいたものは用意できてるかな?」
「勿論よぉ! カワイイレオちゃんのためだもの! 超高速かつ、最高級のものを用意したわぁ!」
「ありがとう」
「それと、特等席を用意してるわよん。案内してちょうだ~い」
「わかりまちた!」
さっきの少女の案内について行くと、そこは湖を一望できるテラスだった。
とても綺麗な景色だ……風も気持ちいいし、小鳥の歌声がとても心地いい。気を抜いたら、眠ってしまいそうだ。
「綺麗……」
「うちの一番のお席でしゅ! マチュターがすぐにお料理をお待ちしましゅので、お待ちくだしゃい!」
少女はそう言うと、早足で建物の中へと戻っていった。
「移動で疲れただろう? 座ってゆっくりするといいよ」
「はい」
笑顔で椅子を引くレオ様に返事をしながら、私は椅子に座ると、対面にレオ様も腰を下ろした。
レオ様とは、いつもの教室でも向かい合って座ってるけど、周りが違うだけでかなり印象が変わってくるから不思議だ。
「綺麗な景色だろう? 俺はここから見られる景色が好きでね。マオカに頼んでテラス席を貸切にしてもらったんだ」
「貸切? それってお店に迷惑なんじゃ……?」
「大丈夫だよ。ちゃんとマオカから了承をもらってるからね」
「それならいいんですが……何から何まで用意させてしまって申し訳ないです」
「いやいや、こっちが教えてもらう立場なんだから、相応のお返しは当然だろう?」
……それはどうだろうか? 元々はレオ様が私に色々してくれるお礼として、勉強を教えるという趣旨なのに、これではまた私ばかりがしてもらう立場になってしまう。
「それにしても……この景色を君に共有できて良かった!」
「私も見られて良かったです。ここから湖を見ていると、まるで別の世界に来たみたいです」
「お待ちどうさま~って、お話中だったかしらん?」
「いや、大丈夫だよ」
「なら良かったわぁ。はい、当店自慢のチョコケーキと紅茶よぉ~。んじゃ、ごゆっくりねん」
マオカ様は投げキッスを残してから、建物の中へと戻っていった。
イチゴと生クリームでデコレーションされたチョコケーキは、見ているだけでお腹が空いてくる。一応来る前に軽く食べてきたのだけど、意味を成さなかったようだ。紅茶もとても優しい香りがする。
「ここのチョコケーキは絶品でね。アメリアにもぜひ味わってもらいたかったんだ。これを食べたら勉強をしよう」
「わかりました。では失礼して……」
フォークを使ってチョコケーキを小さく切り、口に運ぶ。すると、少し苦みがあるけど、とても濃厚なチョコの風味が口いっぱいに広がった。
甘いケーキも好きだけど、このケーキは甘さがくどくないから、いくらでも食べられてしまいそうだ。
そういえば、ケーキを食べたのっていつ以来だろう? まだ私が家族から見捨てられる前は、週に数回は食べていたわね……懐かしい。
見捨てられてからは、シャーロットが美味しそうに食べているのを、ただ遠くから見ていただけだった。たまに、シャーロットがわざと見せつけるように食べることもあったっけ。
「どうかな?」
「とても美味しいです」
「そうだろう! このケーキは絶品なんだ! ふふっ、自分で作ったわけじゃないのに、鼻が高くなってしまうな」
とても楽しそうにケーキを食べるレオ様を見ていると、なんだか私も釣られて楽しくなる。こんな気持ちになるのは、本当に久しぶりだ。
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