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番外編
描く幸せな日々
「おかーしゃま」
駆けてくる可愛い愛娘を抱きとめました。
銀色の髪に銀の瞳をした、アルバム皇国の第1王女アリティアです。
3歳になったばかりのアリティアは甘えん坊で困ります。きっとお父様とお母様が甘やかすからですわ。
「アリティア。走ったら危ないわ」
「にーしゃまもはしってるもん」
「セレシスはもう7歳だもの。それに、アリティアは女の子でしょう?女の子は走ったりしないものよ」
アリティアは兄で第1王子のセレシスと同じようにしたがるのです。
まだ3歳ですから、淑女教育はしませんけど、怪我でもしたら大変ですわ。
アリティアに付いている侍女のフレイが、大変そうですもの。
「じぃじもばぁばもげんきいっぱい、いいってゆった」
「もう!お父様たちはすぐアリティアを甘やかすんだから。アリティア、元気なのはいいことだけど、アリティアが転んだりしたらお父様もお母様も悲しいわ。それに、フレイも悲しむわよ」
「ふれい、かなしい?」
「はい。アリティア姫さまがお怪我をされたら、フレイはもう姫さまのお側にいられません」
いえ。怪我をしたからといって解雇したり、部署移動したりしませんわよ?
アリティアはフレイに懐いていますもの。
「ふれい、いなくなる?いやぁ・・・」
あらあら。アリティアが泣き出してしまいましたわ。
そんなアリティアを、やって来た旦那様が抱き上げます。
「可愛いアリティア。何を泣いているの?」
「ひぃっく・・・おとうしゃまぁ~」
「アリティアが駆け回るものですから、怪我をしたらフレイが悲しむと伝えましたの。そうしたら・・・」
「私がお怪我をしたら側にいれませんと申し上げたせいです。申し訳ありません」
「ああ、なるほど。アリティア、お母様やフレイを困らせてはいけないよ。元気なのはいいけれど、怪我をしたらじいじもばあばも泣いてしまうよ?」
お父様とお母様は・・・ええ、泣きますわね。本当に可愛がってくださるのはいいのですけど、あまり甘やかされると我儘になりそうで困りますわ。
私は17歳の時に第1王子のセレシスを、21歳の時に第1王女のアリティアを出産しました。
セレシスはアル兄様に似て利発な男の子なのですが、アリティアがお転婆で困ります。
それでも2人とも優しくて、とても良い子たちです。
「あ。にいしゃまだぁ~」
旦那様な抱かれたアリティアが、歩いてくるセレシスに気付いて、旦那様の腕から飛び降ります。
もう。言ったそばからお転婆な子ですわ。
「アリティア、危ないよ。ほら、おいで。パールが美味しいお菓子をくれたよ。一緒に食べよう」
「ぱーりゅ、きてゆの?おかしたべゆ」
「お父様お母様、アリティア連れて行きますね」
セレシスがアリティアの手を引いて、庭園から離れていきます。
セレシスの護衛兼侍従と、フレイがその後をついて行くのを眺めながら、旦那様は私の隣へと座られました。
「セレシスはパール嬢と仲良くやっているようだね」
「ええ」
パール・ローゼンタール公爵令嬢様。
カイト様とメリッサ様のお子様で、セレシスが6歳、パール様が5歳の年に婚約いたしました。
アリティアもお姉様が出来たと、とても懐いております。
「セレスティーナは体調は大丈夫かい?体が冷えるといけないから、中に入った方がいいんじゃないか?」
「大丈夫ですわ。もう3人目ですのよ?アル兄様は過保護ですわね。それに私、もう24歳ですのよ?」
「懐かしいな、セレにアル兄様と呼ばれるのは。最近は旦那様だったから。ねぇ、僕の可愛いセレスティーナ。君はいくつになっても僕の大切な宝物だよ」
アル兄様の唇が私に優しく重なります。
ええ。私、本当に大切にされていますわ。
私、本当に幸せです。愛するお父様やお母様。愛しいセレシスとアリティア、半年後に新たに家族になるこの子と、そして誰よりも誰よりも私を愛してくれるアレクシスお兄様と、この先の未来を描いていけるのですから。
駆けてくる可愛い愛娘を抱きとめました。
銀色の髪に銀の瞳をした、アルバム皇国の第1王女アリティアです。
3歳になったばかりのアリティアは甘えん坊で困ります。きっとお父様とお母様が甘やかすからですわ。
「アリティア。走ったら危ないわ」
「にーしゃまもはしってるもん」
「セレシスはもう7歳だもの。それに、アリティアは女の子でしょう?女の子は走ったりしないものよ」
アリティアは兄で第1王子のセレシスと同じようにしたがるのです。
まだ3歳ですから、淑女教育はしませんけど、怪我でもしたら大変ですわ。
アリティアに付いている侍女のフレイが、大変そうですもの。
「じぃじもばぁばもげんきいっぱい、いいってゆった」
「もう!お父様たちはすぐアリティアを甘やかすんだから。アリティア、元気なのはいいことだけど、アリティアが転んだりしたらお父様もお母様も悲しいわ。それに、フレイも悲しむわよ」
「ふれい、かなしい?」
「はい。アリティア姫さまがお怪我をされたら、フレイはもう姫さまのお側にいられません」
いえ。怪我をしたからといって解雇したり、部署移動したりしませんわよ?
アリティアはフレイに懐いていますもの。
「ふれい、いなくなる?いやぁ・・・」
あらあら。アリティアが泣き出してしまいましたわ。
そんなアリティアを、やって来た旦那様が抱き上げます。
「可愛いアリティア。何を泣いているの?」
「ひぃっく・・・おとうしゃまぁ~」
「アリティアが駆け回るものですから、怪我をしたらフレイが悲しむと伝えましたの。そうしたら・・・」
「私がお怪我をしたら側にいれませんと申し上げたせいです。申し訳ありません」
「ああ、なるほど。アリティア、お母様やフレイを困らせてはいけないよ。元気なのはいいけれど、怪我をしたらじいじもばあばも泣いてしまうよ?」
お父様とお母様は・・・ええ、泣きますわね。本当に可愛がってくださるのはいいのですけど、あまり甘やかされると我儘になりそうで困りますわ。
私は17歳の時に第1王子のセレシスを、21歳の時に第1王女のアリティアを出産しました。
セレシスはアル兄様に似て利発な男の子なのですが、アリティアがお転婆で困ります。
それでも2人とも優しくて、とても良い子たちです。
「あ。にいしゃまだぁ~」
旦那様な抱かれたアリティアが、歩いてくるセレシスに気付いて、旦那様の腕から飛び降ります。
もう。言ったそばからお転婆な子ですわ。
「アリティア、危ないよ。ほら、おいで。パールが美味しいお菓子をくれたよ。一緒に食べよう」
「ぱーりゅ、きてゆの?おかしたべゆ」
「お父様お母様、アリティア連れて行きますね」
セレシスがアリティアの手を引いて、庭園から離れていきます。
セレシスの護衛兼侍従と、フレイがその後をついて行くのを眺めながら、旦那様は私の隣へと座られました。
「セレシスはパール嬢と仲良くやっているようだね」
「ええ」
パール・ローゼンタール公爵令嬢様。
カイト様とメリッサ様のお子様で、セレシスが6歳、パール様が5歳の年に婚約いたしました。
アリティアもお姉様が出来たと、とても懐いております。
「セレスティーナは体調は大丈夫かい?体が冷えるといけないから、中に入った方がいいんじゃないか?」
「大丈夫ですわ。もう3人目ですのよ?アル兄様は過保護ですわね。それに私、もう24歳ですのよ?」
「懐かしいな、セレにアル兄様と呼ばれるのは。最近は旦那様だったから。ねぇ、僕の可愛いセレスティーナ。君はいくつになっても僕の大切な宝物だよ」
アル兄様の唇が私に優しく重なります。
ええ。私、本当に大切にされていますわ。
私、本当に幸せです。愛するお父様やお母様。愛しいセレシスとアリティア、半年後に新たに家族になるこの子と、そして誰よりも誰よりも私を愛してくれるアレクシスお兄様と、この先の未来を描いていけるのですから。
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楽しかったです。ありがとうございました。
読んでくださりありがとうございました。
楽しく読んでいただけたようで、良かったです😊
また他作品も気が向いたら読んで下さいね。
ありがとうございました。
あっ…途中で送信しちゃったΣ(゚д゚lll)
以下続き
浄化されてお祓いされて、転生出来なくなってるといいなぁ〜。
理由➡︎こいつは生まれ変わっても同じ様な事やらかしそうだから‼︎
というのは建前で、個人的に純粋にムカつくから(本音)
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ある意味自業自得ですね。
㊗️完結、お疲れ様でした〜♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
セレちゃん(グレイス)が幸せになれて何よりです。
日々の更新を楽しみにしていただけに、終わってしまうのがちょっぴり寂しい。・゜・(ノД`)・゜・。ですが、素敵なお話だったと思います💝
ありがとうございました😭
ps.逆怨みで悪霊化してた某バカ王太子は、その性根が死んでも治らなかったんだから聖女の力で浄化されて
感想ありがとうございます😊
楽しみにしてくれてて嬉しいです。
また別のお話でお会いできることを楽しみにしています。
ありがとうございました。