2度目の人生は好きにやらせていただきます

みおな

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反撃いたします

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「見つけた、アリスティア!にしてやるから、国に帰るぞ!」

「きゃーっ!ジークハルトだぁ。初めましてぇ、私ユリアって言いますぅ」

「ジークハルト様!見て下さい!ジークハルト様色のドレスを纏いましたの!私は、ジークハルト様の婚約者ですから!」

 わたくしとジーク様の後ろから、賑やかな声が。

 どこから突っ込めばよろしいのかしら?

 まず、ローゼンタール王国王太子殿下に挨拶もせずに話しかけるコストナー様?

 それとも、婚約者でもない相手を名前で呼び、国になどと言うセオドア王国王太子殿下?

 他国の王太子殿下を名前で、しかも呼び捨てにして、平然と名前を名乗るユリア様?

 お母様が、この方々がやらかすと言った意味を痛感しました。

 エリック・セオドア王太子殿下は、こんな方でしたでしょうか?

 ・・・ええ。こんな方でしたわ。
こんな方だったからこそ、きっとセオドア王国王妃殿下は、わたくしに厳しい王子妃教育をされたのね。

 ずっと言われ続けていた「エリックを支えるために存在している」というのは、まさしく言葉通りでしたのね。

 ユリア様とは、ほとんどお会いすることがなかったから分かりませんでしたけど・・・こんな・・・自由な方でしたのね。

 ご自分も自由な王太子殿下に言っても仕方ないことでしょうけど、国王陛下も王妃殿下も何を考えていらっしゃるのかしら?

 こんな方が王太子妃、王妃となられたら、国が滅びますわよ。

 そうでなくても王太子殿下が、自分の欲にご自由な方ですのに。

 別にセオドアが滅びてもわたくしはかまいませんけど。

 多くの民や無関係の方々が、苦しむようなことにさえならなければ。

 そしてコストナー男爵令嬢様。
その目に眩しいギラギラとした銀色のドレス。

 確かにお似合いですわ。
その無駄に多くついたリボンも、太って見えるほど膨らませたフリルも。

 ジーク様のお色は、もっと品のある銀色ですわ。
 青みかかった銀色は清廉で、少なくともそのようにギラギラはしておりません。

 そして、何よりも看過することが出来ないのは・・・

「今、何とおっしゃいまして?お名前も名乗れない方をこの場にお招き致しましたかしら?」

 わたくしは振り返り、お三方と向き合いました。

 ジークハルト・ローゼンタール王太子殿下の婚約者は、わたくしアリスティア・イングリスですわ。

 それだけは、他の方にお譲りするつもりはありません。

 わたくし、いつまでも弱いまま、流されるままではいられません。

 だって、ジーク様のお隣に立つということはそういうことですもの。
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