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10歳
81ページ:報告
「えーと、ノワール。どういうこと?」
レディアントはメソメソと泣いているし、ここはやっぱりノワールに聞こう。
アポステリオリでもいいけど、ノワールの方が話しやすいのよね。
『申し訳ありません、マスター。レディアントは少々、めんどくさい性格をしております。レディアントの言うところによると、ロイという教皇は、光の属性持ちで、それも中々の力だそうです。それで、気まぐれにレディアントが契約したそうで・・・』
「契約自体は、ノワールたち皆の自由だから、そのことをどうこう言うつもりはないよ?」
というか、精霊王と契約できるほどの力の持ち主っていうのなら、素直にすごいと思う。ちょっと、気まぐれっていうのが気にかかるけど。
『結論から申しますと、レディアントが力を貸し与えたことで、どうやら相手を思い通りに操れる呪具を作れるようになったみたいです』
「え?呪法って無魔法管轄じゃなかった?」
『はい。ですが、元々の才能があったのでしょう。レディアントの力で教皇としての仕事を行う傀儡を作り、本体は呪具を作り始めた模様です。ただ・・・』
えーと、それはいわゆるコピーロボットを作って見代わりに働かせて、自分は趣味に走ったと?
コピーロボットって作れるんだ。
じゃあ、私も作れるかな。
『マスター、こぴーろぼっととは何ですか?』
「ん?傀儡のことかな。もう1人私を作るってことだよ」
『マスターが2人・・・それは素晴らしいですね』
うん?素晴らしいかな?
というか、ロイおじ様の場合違ったのかな?
『レディアントの力で作った傀儡ですので、人の形はしておりません。そのことで、マスターを害する事態に陥ってしまったことをレディアントは詫びているのです』
「なるほど。納得。で、どうしてロイおじ様は呪具なんか作ろうと思ったのかな」
私を害したいと思ってたのかな。
私が、おじ様の思い通りにならなかったから。
でも、私の魔力測定からは何も言ってこなかったのに。
『本人にレディアントが確かめました。どうやら、あの男はマスターには特別な力があるのだと思っていたようです。その力を引き出すために、あのマズルとかいう子供の願いを利用することにしたみたいですね』
「私の、力か」
『あながち間違いではありませんが、手段を間違えましたね。レディアントは、彼との契約を破棄したようです。あの人間と契約する精霊はもう現れないでしょう』
精霊の力を借りることができない。
教会のトップであるロイおじ様。おじ様自らが、誰かを癒したりしなくても、教会には他に治癒師たちはたくさんいるだろうけど・・・
レディアントはメソメソと泣いているし、ここはやっぱりノワールに聞こう。
アポステリオリでもいいけど、ノワールの方が話しやすいのよね。
『申し訳ありません、マスター。レディアントは少々、めんどくさい性格をしております。レディアントの言うところによると、ロイという教皇は、光の属性持ちで、それも中々の力だそうです。それで、気まぐれにレディアントが契約したそうで・・・』
「契約自体は、ノワールたち皆の自由だから、そのことをどうこう言うつもりはないよ?」
というか、精霊王と契約できるほどの力の持ち主っていうのなら、素直にすごいと思う。ちょっと、気まぐれっていうのが気にかかるけど。
『結論から申しますと、レディアントが力を貸し与えたことで、どうやら相手を思い通りに操れる呪具を作れるようになったみたいです』
「え?呪法って無魔法管轄じゃなかった?」
『はい。ですが、元々の才能があったのでしょう。レディアントの力で教皇としての仕事を行う傀儡を作り、本体は呪具を作り始めた模様です。ただ・・・』
えーと、それはいわゆるコピーロボットを作って見代わりに働かせて、自分は趣味に走ったと?
コピーロボットって作れるんだ。
じゃあ、私も作れるかな。
『マスター、こぴーろぼっととは何ですか?』
「ん?傀儡のことかな。もう1人私を作るってことだよ」
『マスターが2人・・・それは素晴らしいですね』
うん?素晴らしいかな?
というか、ロイおじ様の場合違ったのかな?
『レディアントの力で作った傀儡ですので、人の形はしておりません。そのことで、マスターを害する事態に陥ってしまったことをレディアントは詫びているのです』
「なるほど。納得。で、どうしてロイおじ様は呪具なんか作ろうと思ったのかな」
私を害したいと思ってたのかな。
私が、おじ様の思い通りにならなかったから。
でも、私の魔力測定からは何も言ってこなかったのに。
『本人にレディアントが確かめました。どうやら、あの男はマスターには特別な力があるのだと思っていたようです。その力を引き出すために、あのマズルとかいう子供の願いを利用することにしたみたいですね』
「私の、力か」
『あながち間違いではありませんが、手段を間違えましたね。レディアントは、彼との契約を破棄したようです。あの人間と契約する精霊はもう現れないでしょう』
精霊の力を借りることができない。
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