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ヒロインの消えた世界で〜最終話〜
なんていうか、あっさり?とヒロインが退場して行った。
しかも、物語には出てこなかったモブ?第二王子と共に。
おかげで私の周囲には平穏が戻った。
私はというと、相変わらずルーフェスと婚約している。
オードリナ公爵家を継ぐために勉強する私を、兄であるルーフェスは支えてくれながら婚約者として進展しようとして来る。
それをのらりくらりと逃げながら、それでもルーフェスとは良い関係を築けていると思う。
まぁ、結婚式でファーストキスというのもいいものなんじゃない?
テオドールは、アデリアと仲良くやっているようだ。
ヒロインのことで支えてくれたアデリアを、テオドールは大切にしているらしい。
胸は痛まない。
私の奥で眠りについたセレスティアもきっと納得していると思う。
アデリアなら、きっと立派な王太子妃になると思う。
ちょっと頼りないテオドールの手綱を、上手に握ってくれるだろう。
ユリウスは、相変わらず教師をしながら、商会長の娘さんである婚約者と仲良くやっているようだ。
一度会わせてもらったら、しっかり者のお嬢さんだった。
その時以来、仲良くさせてもらっている。
エンヴィは、やっと目覚めた婚約者を献身的に支えている。
男が怖いだろうと、何故か女装を始めたエンヴィ。
ちょっと努力の方向が違うとテオドールたちは笑っていたけど、それでヴェロニカが受け入れてくれるなら、良いのではなかろうか。
ヴェロニカには多くの時間と、それからエンヴィの愛が必要だと思うから。
リックは、婚約者よりヒロインを優先していたことと、学園での傲慢な態度が父親に知られて勘当されかけた。
それを救ったのが婚約者で、それ以来婚約者に頭が上がらない、というか婚約者に惚れ直したらしい。
どうやら、父親の前でビンタされたらしく、それで彼女を見直したようだ。
リックって、Mだったっけか?
まぁ、女性が強い方が世の中上手くいくと思うから、これはこれで良かったのではないだろうか。
フロレンスは、セミョーンと婚約して仲良くやっている。
時々お茶会で、惚気を聞かされるのが楽しい。
紹介してもらったセミョーンは、優しげな男の子だった。
そして、ヒロインであるリリーは、クレイル王国で監禁状態のまま第二王子の欲の吐き出し口の役目をやらされ続けているそうだ。
クレイル王国に戻った第二王子は、離宮に軟禁となり、リリーも離宮から出ることは叶わなくなった。
あ。幸い?にも子供は出来ていなかったので、クレイル王国国王陛下はリリーに避妊薬を飲まし続けながら、息子の相手をさせているのだとか。
まぁ、離宮から出る時が来るとしても、我が国に戻ることはないだろう。
大人しく第二王子の性欲処理係をしていれば、外には出れないけど、王子妃並みの暮らしをさせてもらえるのだから、頑張ってもらいたい。
ねぇ、セレスティア。
私、頑張ったでしょ?
誰も悪役令嬢にさせずに、それぞれに幸せな未来へと向かえているんじゃないかな。
この先も色んなことがあるかもしれないけど、約束した通り家族を悲しませたりしないよ。
だから、これからも見守っていてね。
***おしまい***
しかも、物語には出てこなかったモブ?第二王子と共に。
おかげで私の周囲には平穏が戻った。
私はというと、相変わらずルーフェスと婚約している。
オードリナ公爵家を継ぐために勉強する私を、兄であるルーフェスは支えてくれながら婚約者として進展しようとして来る。
それをのらりくらりと逃げながら、それでもルーフェスとは良い関係を築けていると思う。
まぁ、結婚式でファーストキスというのもいいものなんじゃない?
テオドールは、アデリアと仲良くやっているようだ。
ヒロインのことで支えてくれたアデリアを、テオドールは大切にしているらしい。
胸は痛まない。
私の奥で眠りについたセレスティアもきっと納得していると思う。
アデリアなら、きっと立派な王太子妃になると思う。
ちょっと頼りないテオドールの手綱を、上手に握ってくれるだろう。
ユリウスは、相変わらず教師をしながら、商会長の娘さんである婚約者と仲良くやっているようだ。
一度会わせてもらったら、しっかり者のお嬢さんだった。
その時以来、仲良くさせてもらっている。
エンヴィは、やっと目覚めた婚約者を献身的に支えている。
男が怖いだろうと、何故か女装を始めたエンヴィ。
ちょっと努力の方向が違うとテオドールたちは笑っていたけど、それでヴェロニカが受け入れてくれるなら、良いのではなかろうか。
ヴェロニカには多くの時間と、それからエンヴィの愛が必要だと思うから。
リックは、婚約者よりヒロインを優先していたことと、学園での傲慢な態度が父親に知られて勘当されかけた。
それを救ったのが婚約者で、それ以来婚約者に頭が上がらない、というか婚約者に惚れ直したらしい。
どうやら、父親の前でビンタされたらしく、それで彼女を見直したようだ。
リックって、Mだったっけか?
まぁ、女性が強い方が世の中上手くいくと思うから、これはこれで良かったのではないだろうか。
フロレンスは、セミョーンと婚約して仲良くやっている。
時々お茶会で、惚気を聞かされるのが楽しい。
紹介してもらったセミョーンは、優しげな男の子だった。
そして、ヒロインであるリリーは、クレイル王国で監禁状態のまま第二王子の欲の吐き出し口の役目をやらされ続けているそうだ。
クレイル王国に戻った第二王子は、離宮に軟禁となり、リリーも離宮から出ることは叶わなくなった。
あ。幸い?にも子供は出来ていなかったので、クレイル王国国王陛下はリリーに避妊薬を飲まし続けながら、息子の相手をさせているのだとか。
まぁ、離宮から出る時が来るとしても、我が国に戻ることはないだろう。
大人しく第二王子の性欲処理係をしていれば、外には出れないけど、王子妃並みの暮らしをさせてもらえるのだから、頑張ってもらいたい。
ねぇ、セレスティア。
私、頑張ったでしょ?
誰も悪役令嬢にさせずに、それぞれに幸せな未来へと向かえているんじゃないかな。
この先も色んなことがあるかもしれないけど、約束した通り家族を悲しませたりしないよ。
だから、これからも見守っていてね。
***おしまい***
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