【R18】聖女様は自分の性欲を天からの啓示か何かと勘違いしている

橋立 きょも~

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第一章 聖女の旅立ち

08.女と酒は二ごうまでと仰っています

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遥か昔 遥か遠く 月の山立ちの果て

世を割り 人を割る 大いなる戦争がはじまる

人と エルフは 争い 憎みあい 殺し合うた

戦争は続き 百度の日没を迎え 遂にエルフは 追い詰められん

そして エルフの王 最後の船は 海へと逃げ出でる

霧の中 エルフの王 人の船に囲まれ 火矢の雨にて 海へ沈む

エルフの王家 ここに潰える だれしもが そう信じた



浜に上がる 一人のエルフ 王の娘 彼の名はリザネ

リザネは 天に咆える 人の子達よ 決して 貴様ら 赦しはせぬと

その日 死の谷にて リザネは 魔族の号 名乗りけり

生まれし魔王の 元に 散らばりし 魔四柱が集う

炎獄の将 ソヴァーテ
海魔の将 ノア
風籟の将 ターシェ
地裂の将 パーヘス

血の盟約結ばれ 魔四柱 魔王の 矛となり 盾とならん

やがて来たる 審判の日 我らの勇者は いずこや



港町ルセメ。
吟遊詩人の歌を聞きながら、一行は遅めの昼食を取っていた。
酒場の角席に目立たないように陣取り、今後の方針について話し合っている。
「勇者様は南へ…ヒメナ港へと船で向かったんだって」
サンドウィッチ持ったリリカが言う。
「北のチューダ共和国は戦火の最中だそうです。魔四柱ソヴァーテによる侵攻でかなり大きな被害がでているとか」
水を少し飲んで、アリスンが言った。

炎獄の将 ソヴァーテ
詩の中の彼女は2mの長身の長い赤毛の獰猛な魔族だ。
残酷で、嗜虐的。魔四柱の中で一番危険な存在とも言えるだろう。

勇者、魔四柱。ここに来ていきなり現実味を帯びて来た、詩の中の単語にリリカは緊張する。
「我々がぁ次に向かうべきは~北れふね~~うふふ♥」
ソフィアは言うとグビッとエールを煽った。
(…こいつ…昼間から…)
「同意見です。南は勇者様に任せ、我々はチューダの民を一人でも救いましょう」
アリスンは頷いた。

「いいおっぱいだねぇ♥ うふふ♥」
ソフィアがアリスンの胸を揉みしだく。
「あっ……。もう…ソフィア、すっかり酔っていますね…?」
(いや?全然変わらない気もするけど?)
リリカは自分の方にわきわきと伸びた手を躱した。

「んっ……勇者様は大丈夫な、のかな?」
指をひりひりとさせ、されるがままに胸を揉みしだかれながら、リリカが言った。
「かなり腕が立つと聞く。腕も合わせてないのに不本意だが…私より剣が達者とも聞くな。平気だろう」
アリスンが目を輝かせながら言う。
(あぁ、こんなんでも騎士だもんね。そういう話好きなんだろうな)
リリカはソフィアの手を払ってフライドポテトをつまんだ。

「アリスン…♥ リリカが意地悪しておっぱい揉ませてくれません…♥ わたし…寂しい…♥」
目を潤ませて、今度は再びアリスンの乳に手を伸ばす。
「はい…。私の物を揉んでいてください…」
アリスンは覚悟を決め、言った。
「やった♥ アリスン大~好き♥」
アリスンの頬にソフィアがチュっとキスをする。
「そそそそそそそそういえばギギギギギルドによよよばれたって?」
アリスンが震えながら言う。
(チョロ…何この人…)
「うん、暇出来たら来て、って言うから、食べたら行っちゃおうと思って」

「アリスン…♥ おちんちん、こんなにおっきしちゃいました♥」
ソフィアはもじもじとして、甘える様にアリスンの袖を引っ張る。
「え…あっ…!こんなところで、まずいですよ……ソフィア様……!!」
ソフィアはローブをまくり上げ、ショーツからはみ出た勃起したものを露出させていた。

「あ!!じゃあ!私行くね!」
残っていたサンドウィッチを頬張ると、そそくさとリリカは席を立った。

「…さわってください♥」
片手を、ソフィアの両手に握られて、その体温にアリスンはドキリとする。
その手は勃起した物へとあてがわれた。
「うふふ♥ わたしのここ♥ どうなってますか♥」
アリスンの耳元に顔を寄せ、ソフィアは聞く。
「か…かたくなってます」
アリスンは周りを見ながら言った。
幸い、ソフィアの座る位置もあり、それは死角だ。
「アリスンがエッチな身体してるせいでこうなったんですよ♥ 責任とってにぎにぎしてください♥」
「…ソフィア様、おトイレに行きましょう…そうしたら、…お相手、致しますので」
アリスンは勇気を出して言う。
「ソフィアはぁ♥ 我慢できませ~ん♥」
甘えた様に言って、握ったアリスンの手で、勝手に刺激をし始める。
「…しかし…こんなところで…」
「大丈夫ですよ♥ 元々かどっこだし、テーブルの下だから分かりませんよ♥」
「……承知しました……」
ゆっくりとアリスンの手が動き出す。
「…ぁぁ♥」
ソフィアは恍惚の声を上げた。
「手の、速さ、これくらいでいい、ですか?」
アリスンがしごきながら言う。
チュッ チュッっと小さな水音がするが近づかなければ分からないだろう。
「そうです♥ 上手くなりましたね♥ アリスン♥」
「…ええ、毎日、ご教授頂いているので」
アリスンは急に褒められ、照れながら言った。
「お射精…どういたしましょうか…このまま出す訳にも…」
アリスンは周りを見渡し、考えた。
「出す瞬間だけ、アリスンが口をつけてください♥」
ソフィアが、唇を舌で湿らせながら言う。
「少しだけなら、何か落としたのかな~ってみんな思うだけですよ♥」
アリスンの不安そうな顔に、ソフィアは続けた。
「ぁっ♥ もうすぐです♥ どうぞっていったらすぐに咥えるんですよ♥」
ソフィアの蕩けた顔に、アリスンは手を速めた。
チュコ チュコ チュコ
ソフィアの分泌したねばねばしたもので、アリスンの手は湿っていた。
「ぁ♥ ぁ♥ ぁ♥ 漏れちゃう♥ 漏れちゃいけない場所なのに♥ ぁ♥ ぁ♥」

「ぁ♥ ァリスン♥ どうぞ…♥♥♥」

ピュ♡

アリスンがそれに口づけした瞬間に、熱い物が飛び出す。
アリスンは慌ててそれを口に含んだ。

ドッピュ♡ ドッピュ♡ ブピュピュ♡

ドピュ♡ ドピュピュ♡ ピュ~~♡

「お待たせしました!追加のエールになります!」
アリスンは慌てて顔を上げる。
口内には、ソフィアの白く熱い物を含んだままだ。
口元から熱い物が垂れる。アリスンの背筋はサーっと冷たくなった。
「…?何をされてたんですか?」
お手伝いだろうか。まだ働くには幼い少女が首を傾げる。
「口元…垂れてますよ…?」
少女に言われて、アリスンは口元を拭く。
「…まだ♥…きっと彼女♥アリスンが何をしてたかなんて分かりませんよ♥さ、めしあがれ♥」
ソフィアがアリスンの耳元で言う。

アリスンは、少女の様子を見ながら、口の中の物を一思いに飲み下した。
ソフィアの匂いが、余韻の様に口内に残る。
「美味しかったですか?」
ニコニコと少女が聞く。店のスープか何かと間違えて。
「…ああ。美味しかった」
アリスンは、背徳感に背筋をゾクゾクとさせがら答える。
「良かったぁ!」
少女はニコニコと笑った。
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