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三 嫉妬
side水都5
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「え……水都ちゃん、ここで間違いないの……?」
放課後、総真くんのいる高校に到着すると露季ちゃんが不安そうな顔をした。わたしは「そうだよ」と肯く。
「そうまくんさん、総常高の人なの!?」
「うん。生徒会長やってるとか聞いた」
「県下トップの高校で!? そうまくんさん何者だよ……」
なぜか露季ちゃんがショックを受けて、額を指で押さえている。
快理ちゃんは見分するように学校を見ていた。全
国模試の上位常連だよ、とは言わないでおいた。なんか更にショック与えそうで。
「あ、いたいた。水都ちゃーん!」
「羽咲ちゃん!」
わたしたちのいる校門へ、校舎の方から駆けて来る姿を見つけてわたしは歓喜の声をあげた。羽咲ちゃんだ! 制服可愛いっ! 何度も見てはいるけど!
「え……水都ちゃん、ここで間違いないの……?」
放課後、総真くんのいる高校に到着すると露季ちゃんが不安そうな顔をした。わたしは「そうだよ」と肯く。
「そうまくんさん、総常高の人なの!?」
「うん。生徒会長やってるとか聞いた」
「県下トップの高校で!? そうまくんさん何者だよ……」
なぜか露季ちゃんがショックを受けて、額を指で押さえている。
快理ちゃんは見分するように学校を見ていた。全
国模試の上位常連だよ、とは言わないでおいた。なんか更にショック与えそうで。
「あ、いたいた。水都ちゃーん!」
「羽咲ちゃん!」
わたしたちのいる校門へ、校舎の方から駆けて来る姿を見つけてわたしは歓喜の声をあげた。羽咲ちゃんだ! 制服可愛いっ! 何度も見てはいるけど!
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