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四 敵、多過ぎでしょう。
side流夜13
しおりを挟む咲桜はそこで肯いた。
……咲桜の疑問は解決したのか、それ以上は訊いてこなかった。
「それで――もしかしたら宮寺が何かしら俺のことで言うことがあるかもしれないけど、気にしなくっていい。信じなくていいと言うか――それで、咲桜が不安になったり心配することは一つもないから」
咲桜は、そっと見上げてきた。
「……私は流夜くんを信じていろ、と」
「……信じられるか?」
「ん。大丈夫。でも、一つ訊いておきたことがあるんだけど……」
「……なんだ?」
絆のことか? それとも宮寺の?
「なんで――私だったの?」
………。
「……どういう意味だ?」
「いや、なんで――私みたいな、子供で付き合うことも公言出来ない面倒な子を――その……」
「すきになって恋人になった、か?」
ストレートな言い方に、咲桜は恥ずかしくなったのかやや俯いた。
うーん、と頭の中でうなってみる。
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