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五 タチが悪いタイプの天才だ。
side流夜9
しおりを挟む「………~~~⁉」
見られてた⁉ いつ、――どこで⁉ いやそんなことよりも!
「宮寺! それはっ
「いや、別に申し開きを聞きたいわけじゃないんだ。ただ――今度は誠実に付き合えよって言いたかっただけで。もしまた遊びでやってるんだったら、相手が可哀想だからそういうのはもうやめろって、忠告? したくて」
片手をあげて先手を打たれた。
そして宮寺の相変わらずの真っ直ぐさ。
「お前は見境ないから……相手の女性の方のことも考えろよ? お前にはその場凌ぎでも、向こうはみんな本気だったんだから」
「………」
撃沈。
なんかこう、宮寺が言っていることが正論過ぎて、正当過ぎて、正し過ぎて、自分、宮寺の近くに座る資格もないと思う。
突っ立ったまま放心するしかない。
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