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番外編2

side玲哉3

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「当然」

何度でも見つけにいくよ。俺はあなたといたいんだ。それ以上の理由があろうか。

俺が差し伸ばした手を、また取ってくれることを願って……。

……正直を言えば、『千波ちゃん』が選ぶのが、俺でなくてもよかったんだ。

ただ、あなたが幸せであってくれたら、それだけで。

でも、俺は『千波ちゃん』に恋してしまった。

俺が幸せにしたいと思ってしまった。

だから、そして、今度こそ。

……あなたは俺の、永遠だ。



END.


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