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六 ずっと、傍にいたいです。
side降渡6
しおりを挟む半分を彼女のために生きる? そう呟いた。プロポーズにしては中途半端な決意に聞こえると、自分でも思う。
「諏訪山さんにそう言ったのかい?」
「いえ――……俺の人生全部で、お前のために生きるって言ったら、半分でいい、半分にまけなさい、て言われました……」
「? え?」
「絆は俺が学生だった頃から、今と同じことをしていたのを知っています。だから、半分は貫いて来た自分の生き方のために、今まで関わってきた人、これから関わっていく人のために生きなさいって言われました。……疲れたとか嫌になったとか言って、お二人と同じ世界で、生きていることを辞めたら離婚するって言われました……」
「「………」」
結婚前から離婚宣告された。
さすがに龍さんも驚いたのか、手を止めている。
ぽつりと「諏訪山の娘ちゃん、相変わらず過激だなあ」と呟いた。「……そんくらいじゃないと降渡に惚れられないか」。そう言ったのは、俺に耳には届かなかった。
絆の声が甦る。
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