戦線駆動機バルダイナー

ディアナ国・国立学校初等科

この春からクリアハミングは学校初等科に入学した。
キーンは五期生になり、今日もクリアハミングのクラスへ様子を見に行っていた、、
クリアハミングはその長い黒髪と美しさに
おとなしさでクラスでも人気者になっていた
男子からの注目が集まっていた。
『ねぇ今日アスファン国から転入生が来るんだそうよ』
そう話し掛けてくるクラスメイトのラトラーチ・エルチェ
『アスファン国から？』
クリアハミングはバーン男爵邸を去った日を
思い出していた。
『クリアハミング、先程キーンお兄様がいらしてたわ』
キーンお兄さん授業前は必ず来てるな、僕がそんなに心配なのかな、、
『素敵よね、キーン様毎日一緒にいるクリアハミングが羨ましいわ』