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はじめての浄化の儀式 2

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日に焼けた浅黒いダミアンの肌が泰明の目の前にさらされ、その鍛えぬかれた男を感じさせる体つきと泰明のそれよりも立派な陰茎に泰明は真っ直ぐにダミアンを見れずうつむいた。

ダミアン…めちゃくちゃいい男に成長してる。
勃起していなくて…あそこがあのサイズ…勃起したら…
肉体的接触…と簡単に言っていたけど、あれをオレのナカに挿れるんだよな?
たぶん…
でも、男のオレには女子みたいに交わるための孔がない

口で…なわけないよな。
男と女の性交なら知識として知ってる。
でも男と男って?あの孔か?

「ダミアン…あの、儀式ってさ具体的に何をどうするんだ?…その、ダミアンのモノをオレがくわえて口でするとか?」
「そなたの想像する通りの方法もある。しかし、より効果的なのは余の屹立したこれをそなたの秘められた孔へと挿れる方法だ」
「秘められた孔って…」
女人にょにんのような孔は男であるそなたには無いが、もうひとつある」
「それって…まさか、尻の孔?」
「そうだ」
「ま、待って。あんな小さなとこに入んの!?てか、汚いだろ?そんなところの孔って…!ダミアン、平気なのか?」
ういな、泰明。どこぞの知らぬ者であればためらいもしたであろうが、先回の滞在時可愛がったそなたが相手だ。構わぬ。余にその身を捧げよ」

やっぱり想像通りなんだ。
本当に入るのか?
怖い…。
だって、熱が出た時にその孔に薬を挿れられたことがあるけど、痛かった。
あんな小さな薬であれだけ痛かったのに何倍もの大きさのモノを挿れられる。

想像したらさらに恐ろしくなってきて体が震え、泰明は返事ができなかった。
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