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第1章
1-18 嵐の前の優しさ
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ウォートロールの1件から3日経った。
これと言って目立った事は特にない。
いや、あるにはあった。
あの日、『愚連隊』のベルゼとレニスが変異種のウォートロールの事をギルドに報告しに行き、それらが受理され報酬をかさましで貰えた。
その後ティータさんがこちらに光の速さかと見間違う勢いで俺の隣に立ち可憐な笑顔と共にこう言った
「アルヴィスさん、もしかしたら怪我等しているかもしれません職員用休憩室で見てあげますから来て下さい」
そう言いながら俺の手を取ろうとした瞬間、リーナがカルタの名人の如き勢いでティータの手をはたきおとす。
「結構、アルヴィスはウチの家で見るから」
そのセリフを聞いた他3名の目付きがさながら肉食獣の様に変わる。
「そうですわね。ギルドの方にも迷惑は掛けられませんから私達が見るとしますわ」
「そ、そうですね、私達のせいでもあるのでそれが妥当かもしれません。元姫である私に任せてください」
「アルヴィスさんの肉体の管理、精神のケア、宿屋で鍛えられた私もいるので問題ありませんよ」
「いやいや、そう言う訳にも行きませんよ。こういったことは早めにしておかなければいつ何が起こるか分かったものじゃないので。それに皆さんが寄って集ってした所で素人同然。こう見えて何人者の冒険者さん達の怪我の具合やケアを見て来た私だからできる事もあるしょう?」
ニコニコとティータさんとクレア達が火花を散らして睨み合う。
その後はご想像にお任せします。
ちなみに、俺は傷一つ負って無いから大丈夫と言ったら収まったとだけ言っておく。
「あっ!そう言えば」
ティータさんは何かを思い出した様にそう言った。
「アルヴィスさん、それと皆さんのパーティーに重大な報告がありました」
「えっ?重大な事なのに今思い出したんですか....それでその重大な報告というのは?」
彼女に呆れながら問う
「なんと、遂にアルヴィスさん達のDランク昇級試験が4日後に決まりました!」
「はぁ、明日には昇級試験か....」
此方に来た当初であればきっと喜んで勇んでいたであろうが、今はどちらかと言えば憂鬱でしかない。
「何で俺だけ外されてるんだ.....」
そう、ティータさんに俺だけパーティーから外れてくれとお願いされた。
それはきっと当たり前の事ではあるのだろう、今までの自分が打ち立ててきた功績を考えれば。
どの功績も結果的に見るとほぼ1人で成し遂げてしまった為に俺がパーティーに入ると皆の正確な実力が測れないかもしれないということらしい
昇級試験内容はこうだ。
Aランク冒険者パーティーとの模擬試合で彼等から合格を貰えればDランクに昇格が決定する。
とまぁ、かなり分かりやすい試験内容である。
おそらくこの試験に問われる物はパーティー内の連携だと思う。
連携?そんなの簡単な事じゃないかと思うかもしれないが案外馬鹿に出来ない。
格上の敵と戦う時に肝心の連携が取れてなければ簡単に殺されてしまう。
更に、今回の敵はAランクパーティーの冒険者だ、集団戦に於いてまず先に誰から倒すべきかをすぐに見当を付けそれをどうやって倒すか等、状況判断能力を問われる。
俺は、今まで1人で戦うすべを祖父に教えて貰って来たが集団戦となると話が違う。
俺は軍人では無い、周りと合わせて戦う事自体ウォーバルウルフが初めてであ
る。
拙いながらも指示を出したが其れも結局自身の能力が高かったからなんとかなっていただけかもしれない。
結局の所、俺が皆を信用出来て無いという話だ。
故に憂鬱だ。
彼女達はこの3日間連携の確認の為にクエストに出ている。
自分には、何も出来ない。
今までずっと1人だったから。
きっと普通の人の様に過ごして他者とのコミニュケーションをちゃんととれていればきっと上手く連携指示が出せただろう。
1人で戦う事ばかりして来た。
学校での集団生活、ハブられて目立たない為に他者と上手く付き合っているように見せて本当の所、何も思って無かった。
俺の今までの行いが結果として今自分に帰って来ている、そこまで考えてやめた。
「ダメダメ、こんなネガティブな事考えていても仕方ない。ポジティブに考えよう」
リーナ達が帰って来たら、簡単な戦闘の手解きを教えよう。
そう考えていて、自室のドアがノックされた
「アルヴィスさん、入りますよ?」
「ん?アリアンか、どうしたんだ?」
「お茶菓子を作ったので持ってきました、それとアルヴィスさんとお話でもしようと思って」
そう言って部屋の窓際に置いてあるテーブルへとお茶菓子をおくと2人で向かい合うように座る
彼女は窓から外の景色を眺めながら語り始めた
「アルヴィスさん、私達が出会ってもう2週間位経ちますね。初対面なのにアルヴィスさんにイタズラをして困らせて。更にリーナとクレアの事をお願いして...ふふっ何だか私アルヴィスさんの事を困らせてばかりですね。でも困った顔のアルヴィスさんはとても可愛くてついつい困らせたくなります」
本当に困った人だ。でもそんな彼女が微笑んでいる姿を眺めるのは結構好きだ。
だから隠し事をせず正直に言う
「でも、アリアンにはお世話になったから全然迷惑はしてないぞ?」
「えぇ勿論、本当に嫌がるような事はしないですよ。でも、昇級試験の事を聞かされてから憂鬱な顔されていましたから、少し心配になったんです。私がこんな事をお願いし無かったらそんな顔をさせるような事にならなかったんじゃないかなって」
驚きで少し目が見開く。
「驚いた、そんなに顔に出ていたか?結構上手く隠せていたと思ったんだけど」
「普段はあまり分かりませんが、ふとした時に」
「そっか、いや、お願い事の件に関しては全然そんな事思ってないよ、ただ今までの自分を見つめ直していて、もっとああ出来ていれば上手くリーナ達に戦い方教える事が出来たんじゃないかなって考えていてな...」
「そうですね、アルヴィスさんはなまじ戦い方を知っているが故に上手く伝えられなくてもどかしいんだと思います」
「...そうかもしれない」
アリアンはゆっくりと小さな子供を優しく諭すように言う
「でもね、アルヴィス誰だって最初があって初めてがあるんだから、そう思い詰めなくても大丈夫なの。失敗したら次に活かせばいい。これは誰にだって言えるし、何にだって言える事。だから大丈夫」
そう言って席を立ち俺の横に来るとアリアンは頭を撫でながら
「そんなクヨクヨしないで。アルヴィスは私達に何時だって何が必要かは教えてくれた、リーナやクレア、ティアル、もちろん私だって分かるよ」
「だから何時もの貴方でいて」
「....っ!」
(そんな事にも気付かないで悩んでいるなんてまるで子供じゃないか!でも...)
何故こんなにもアリアンの言葉は自分の心を揺らすのだろうか。
時折見せる彼女の慈愛に満ちた言葉、行動全てが自分の心にあった重石を退けてくれる。
なら。
きっともう大丈夫。
1人で居なくていい。
1人で居ようとしなくていい。
何時だって彼女が、彼女達が一緒に居てくれるから。
なら自分も彼女達と一緒に歩いて行こう、同じペースで、同じ歩幅で。
そして今までの重石が消えて晴れ晴れとした気持ちになり、そして眠たくなって来る
(そう言えば、この3日間眠れてなかったっけ…)
「ありがとう。アリアン何時も俺達を見ていてくれて」
立ち上がり今にも襲いかかって来る眠気を抑えながらベッドへと向かう。
「うん」
「ごめん、何だか悩んでいた事を話したら眠たくなって来た」
「うん、分かってるよ」
アリアンは優しく頷く
そしてアルヴィスはベッドに倒れ込み最後にもう一度
「本当にあり...が...と」
襲いくる眠気に身を任せ、眠りにつく
「うん、私は皆と違って戦う事も出来ないから。皆が抱えてる悩みに気付いて上げてそれを解いて上げることしか出来ないから。私もお礼言わないと」
眠ったアルヴィスの近くまで行きしゃがんで寝顔を覗きながら頭を撫でる
「ウォートロールの時は、本当に駄目だと思った。諦めていた。けれど貴方はそれを覆す様に私達を助けてくれた。ありがとう。私の、私達の大好きなアルヴィス」
眠ったアルヴィスの頬にチョンとキスをして部屋から出る。
ドアを背に、アリアンはバクバクと鼓動する心臓を抑えて真っ赤になった顔の頬に手を当てて冷却をする
「皆には悪いけど少しフライングしちゃったかな」
そう呟いて廊下を歩き始める
ーーーーーーーーーーーーー
あとがき
この話を書いていて思う事はただ一つ
アリアンは可愛い
以上!
これと言って目立った事は特にない。
いや、あるにはあった。
あの日、『愚連隊』のベルゼとレニスが変異種のウォートロールの事をギルドに報告しに行き、それらが受理され報酬をかさましで貰えた。
その後ティータさんがこちらに光の速さかと見間違う勢いで俺の隣に立ち可憐な笑顔と共にこう言った
「アルヴィスさん、もしかしたら怪我等しているかもしれません職員用休憩室で見てあげますから来て下さい」
そう言いながら俺の手を取ろうとした瞬間、リーナがカルタの名人の如き勢いでティータの手をはたきおとす。
「結構、アルヴィスはウチの家で見るから」
そのセリフを聞いた他3名の目付きがさながら肉食獣の様に変わる。
「そうですわね。ギルドの方にも迷惑は掛けられませんから私達が見るとしますわ」
「そ、そうですね、私達のせいでもあるのでそれが妥当かもしれません。元姫である私に任せてください」
「アルヴィスさんの肉体の管理、精神のケア、宿屋で鍛えられた私もいるので問題ありませんよ」
「いやいや、そう言う訳にも行きませんよ。こういったことは早めにしておかなければいつ何が起こるか分かったものじゃないので。それに皆さんが寄って集ってした所で素人同然。こう見えて何人者の冒険者さん達の怪我の具合やケアを見て来た私だからできる事もあるしょう?」
ニコニコとティータさんとクレア達が火花を散らして睨み合う。
その後はご想像にお任せします。
ちなみに、俺は傷一つ負って無いから大丈夫と言ったら収まったとだけ言っておく。
「あっ!そう言えば」
ティータさんは何かを思い出した様にそう言った。
「アルヴィスさん、それと皆さんのパーティーに重大な報告がありました」
「えっ?重大な事なのに今思い出したんですか....それでその重大な報告というのは?」
彼女に呆れながら問う
「なんと、遂にアルヴィスさん達のDランク昇級試験が4日後に決まりました!」
「はぁ、明日には昇級試験か....」
此方に来た当初であればきっと喜んで勇んでいたであろうが、今はどちらかと言えば憂鬱でしかない。
「何で俺だけ外されてるんだ.....」
そう、ティータさんに俺だけパーティーから外れてくれとお願いされた。
それはきっと当たり前の事ではあるのだろう、今までの自分が打ち立ててきた功績を考えれば。
どの功績も結果的に見るとほぼ1人で成し遂げてしまった為に俺がパーティーに入ると皆の正確な実力が測れないかもしれないということらしい
昇級試験内容はこうだ。
Aランク冒険者パーティーとの模擬試合で彼等から合格を貰えればDランクに昇格が決定する。
とまぁ、かなり分かりやすい試験内容である。
おそらくこの試験に問われる物はパーティー内の連携だと思う。
連携?そんなの簡単な事じゃないかと思うかもしれないが案外馬鹿に出来ない。
格上の敵と戦う時に肝心の連携が取れてなければ簡単に殺されてしまう。
更に、今回の敵はAランクパーティーの冒険者だ、集団戦に於いてまず先に誰から倒すべきかをすぐに見当を付けそれをどうやって倒すか等、状況判断能力を問われる。
俺は、今まで1人で戦うすべを祖父に教えて貰って来たが集団戦となると話が違う。
俺は軍人では無い、周りと合わせて戦う事自体ウォーバルウルフが初めてであ
る。
拙いながらも指示を出したが其れも結局自身の能力が高かったからなんとかなっていただけかもしれない。
結局の所、俺が皆を信用出来て無いという話だ。
故に憂鬱だ。
彼女達はこの3日間連携の確認の為にクエストに出ている。
自分には、何も出来ない。
今までずっと1人だったから。
きっと普通の人の様に過ごして他者とのコミニュケーションをちゃんととれていればきっと上手く連携指示が出せただろう。
1人で戦う事ばかりして来た。
学校での集団生活、ハブられて目立たない為に他者と上手く付き合っているように見せて本当の所、何も思って無かった。
俺の今までの行いが結果として今自分に帰って来ている、そこまで考えてやめた。
「ダメダメ、こんなネガティブな事考えていても仕方ない。ポジティブに考えよう」
リーナ達が帰って来たら、簡単な戦闘の手解きを教えよう。
そう考えていて、自室のドアがノックされた
「アルヴィスさん、入りますよ?」
「ん?アリアンか、どうしたんだ?」
「お茶菓子を作ったので持ってきました、それとアルヴィスさんとお話でもしようと思って」
そう言って部屋の窓際に置いてあるテーブルへとお茶菓子をおくと2人で向かい合うように座る
彼女は窓から外の景色を眺めながら語り始めた
「アルヴィスさん、私達が出会ってもう2週間位経ちますね。初対面なのにアルヴィスさんにイタズラをして困らせて。更にリーナとクレアの事をお願いして...ふふっ何だか私アルヴィスさんの事を困らせてばかりですね。でも困った顔のアルヴィスさんはとても可愛くてついつい困らせたくなります」
本当に困った人だ。でもそんな彼女が微笑んでいる姿を眺めるのは結構好きだ。
だから隠し事をせず正直に言う
「でも、アリアンにはお世話になったから全然迷惑はしてないぞ?」
「えぇ勿論、本当に嫌がるような事はしないですよ。でも、昇級試験の事を聞かされてから憂鬱な顔されていましたから、少し心配になったんです。私がこんな事をお願いし無かったらそんな顔をさせるような事にならなかったんじゃないかなって」
驚きで少し目が見開く。
「驚いた、そんなに顔に出ていたか?結構上手く隠せていたと思ったんだけど」
「普段はあまり分かりませんが、ふとした時に」
「そっか、いや、お願い事の件に関しては全然そんな事思ってないよ、ただ今までの自分を見つめ直していて、もっとああ出来ていれば上手くリーナ達に戦い方教える事が出来たんじゃないかなって考えていてな...」
「そうですね、アルヴィスさんはなまじ戦い方を知っているが故に上手く伝えられなくてもどかしいんだと思います」
「...そうかもしれない」
アリアンはゆっくりと小さな子供を優しく諭すように言う
「でもね、アルヴィス誰だって最初があって初めてがあるんだから、そう思い詰めなくても大丈夫なの。失敗したら次に活かせばいい。これは誰にだって言えるし、何にだって言える事。だから大丈夫」
そう言って席を立ち俺の横に来るとアリアンは頭を撫でながら
「そんなクヨクヨしないで。アルヴィスは私達に何時だって何が必要かは教えてくれた、リーナやクレア、ティアル、もちろん私だって分かるよ」
「だから何時もの貴方でいて」
「....っ!」
(そんな事にも気付かないで悩んでいるなんてまるで子供じゃないか!でも...)
何故こんなにもアリアンの言葉は自分の心を揺らすのだろうか。
時折見せる彼女の慈愛に満ちた言葉、行動全てが自分の心にあった重石を退けてくれる。
なら。
きっともう大丈夫。
1人で居なくていい。
1人で居ようとしなくていい。
何時だって彼女が、彼女達が一緒に居てくれるから。
なら自分も彼女達と一緒に歩いて行こう、同じペースで、同じ歩幅で。
そして今までの重石が消えて晴れ晴れとした気持ちになり、そして眠たくなって来る
(そう言えば、この3日間眠れてなかったっけ…)
「ありがとう。アリアン何時も俺達を見ていてくれて」
立ち上がり今にも襲いかかって来る眠気を抑えながらベッドへと向かう。
「うん」
「ごめん、何だか悩んでいた事を話したら眠たくなって来た」
「うん、分かってるよ」
アリアンは優しく頷く
そしてアルヴィスはベッドに倒れ込み最後にもう一度
「本当にあり...が...と」
襲いくる眠気に身を任せ、眠りにつく
「うん、私は皆と違って戦う事も出来ないから。皆が抱えてる悩みに気付いて上げてそれを解いて上げることしか出来ないから。私もお礼言わないと」
眠ったアルヴィスの近くまで行きしゃがんで寝顔を覗きながら頭を撫でる
「ウォートロールの時は、本当に駄目だと思った。諦めていた。けれど貴方はそれを覆す様に私達を助けてくれた。ありがとう。私の、私達の大好きなアルヴィス」
眠ったアルヴィスの頬にチョンとキスをして部屋から出る。
ドアを背に、アリアンはバクバクと鼓動する心臓を抑えて真っ赤になった顔の頬に手を当てて冷却をする
「皆には悪いけど少しフライングしちゃったかな」
そう呟いて廊下を歩き始める
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あとがき
この話を書いていて思う事はただ一つ
アリアンは可愛い
以上!
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