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4月12日
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今日は朝起きたら、夫がお風呂に入っていた。
夫は病気でずっと仕事に行けてない。
夫は過去の事は覚えている。今は今日の記憶がないのだ。
夫の記憶は、彼が元気に仕事に行っていた頃の記憶で止まっている。だから、毎朝、お風呂に入って、仕事に行こうとする。
私が、病気を説明すると、そうかと言って、家でくつろぎ出す。
私は、夫の代わりに、外に出て、仕事をして、帰ってくる。
そんな夫でも私は、愛している。
今日は4月12日。
私は、夫が毎日、記憶が残らないので、今日から日記を付けて、明日の夫に、これを読んで貰って、少しでも思い出して貰いながら生活を送っていこうと思った。
今日も朝、6時00分に起きる。
貴方は今日も私が起きる前にお風呂に入っている。
今日の朝食は、ホットドッグとコーンスープ。
私は朝食を用意すると、貴方に病気の話しをする。貴方には記憶が残らない病気なのと。
貴方はいつも納得して、ソファに座って、朝の情報番組を見出す。
私は、貴方が朝食を食べる前に仕事に出かける。
私の職場は介護の仕事。
朝は8時から夜は17時まで仕事に出ている。
今日から日記を付け始めたのだけれど、仕事場では特に日記に残すような事はなかった。
18時頃に、家に帰ると、貴方はまたお風呂に入っていた。
私がなんで朝、お風呂に入ったのに、またお風呂に入るのか?聞いてみると、貴方はこう答えた。
「今日も仕事が終わったからだ」
貴方の記憶はどうなっているのか不思議。
一日家に居たのに、貴方はいつも、仕事から帰って来たと言う。
貴方の一日の記憶がどうなっているのか、私にはわからないけど、私は貴方を愛してるわ。
今日の夜ご飯は、鍋、貴方はぼーっとして、テレビを見つめている。
いつも、テレビを見つめているけれど、貴方は、テレビの内容は覚えていない。記憶が残っていた日のテレビの話しをする。
それでも、貴方が、ずっとこの家に居てくれるなら私は、ずっと貴方を支えていくわ。
愛しています。
夫は病気でずっと仕事に行けてない。
夫は過去の事は覚えている。今は今日の記憶がないのだ。
夫の記憶は、彼が元気に仕事に行っていた頃の記憶で止まっている。だから、毎朝、お風呂に入って、仕事に行こうとする。
私が、病気を説明すると、そうかと言って、家でくつろぎ出す。
私は、夫の代わりに、外に出て、仕事をして、帰ってくる。
そんな夫でも私は、愛している。
今日は4月12日。
私は、夫が毎日、記憶が残らないので、今日から日記を付けて、明日の夫に、これを読んで貰って、少しでも思い出して貰いながら生活を送っていこうと思った。
今日も朝、6時00分に起きる。
貴方は今日も私が起きる前にお風呂に入っている。
今日の朝食は、ホットドッグとコーンスープ。
私は朝食を用意すると、貴方に病気の話しをする。貴方には記憶が残らない病気なのと。
貴方はいつも納得して、ソファに座って、朝の情報番組を見出す。
私は、貴方が朝食を食べる前に仕事に出かける。
私の職場は介護の仕事。
朝は8時から夜は17時まで仕事に出ている。
今日から日記を付け始めたのだけれど、仕事場では特に日記に残すような事はなかった。
18時頃に、家に帰ると、貴方はまたお風呂に入っていた。
私がなんで朝、お風呂に入ったのに、またお風呂に入るのか?聞いてみると、貴方はこう答えた。
「今日も仕事が終わったからだ」
貴方の記憶はどうなっているのか不思議。
一日家に居たのに、貴方はいつも、仕事から帰って来たと言う。
貴方の一日の記憶がどうなっているのか、私にはわからないけど、私は貴方を愛してるわ。
今日の夜ご飯は、鍋、貴方はぼーっとして、テレビを見つめている。
いつも、テレビを見つめているけれど、貴方は、テレビの内容は覚えていない。記憶が残っていた日のテレビの話しをする。
それでも、貴方が、ずっとこの家に居てくれるなら私は、ずっと貴方を支えていくわ。
愛しています。
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