京都の片隅でほっこりと。

Konitaro

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かぼちゃの持つポテンシャルの高さ。

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 我が家では、カレーとシチューは僕が作る。
圧力鍋に具材を入れるだけで簡単に出来るから、気が付いたら僕が担当になっていた。
簡単とは言え、カレーやシチューは奥深く、入れる具材で味が大きく変化する。

 先日カレーを作ったのだが、初めてかぼちゃを入れてみた。
甘みの強いかぼちゃをカレーに入れるということが想像できず、これまで入れたことがなかったが、妻の「かぼちゃ入れても美味しいよ。」という一言でチャレンジしてみた。

 そうして出来上がったカレーを食べると…『うまいっ!』
ホントに驚くほど美味しかった。
カレールーは中辛を使ったのだが、カレーの辛さとかぼちゃの甘みがうまく溶け合い、なんともいえない味わいとなった。圧力鍋での調理でかぼちゃはほとんど溶けてしまったが、それによってとろみが足され、より一層深い味わいになったように感じた。

 そして、カレーといえば一晩寝かせた翌日がさらに美味しく、かぼちゃの甘みとカレーの旨味が一晩寝かせたことでさらに増し、「美味しい」としか言葉が出こなかった。
夫婦無言でカレーを貪る朝、なかなかにシュールかもしれない。

 このことで一気にかぼちゃが好きになった。もともと嫌いではなかったが、好きというほどではなかった。
このカレーがきっかけで好きになり、今度はかぼちゃを入れたクリームシチューでも作ろうと思った。
野菜から出る甘みは当たり前だが全然違う、自然の甘さは砂糖などと比べて角がなく丸くそして優しい。
砂糖のパキッとした甘さではなく、ほんのりとした柔らかい甘さがとても心地好い。

かぼちゃの持つポテンシャルの高さに気付かされた日…。
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