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聖女視点 悪役令嬢が死んだと信じていました
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うふふっふふん
私はその日は朝からとても機嫌が良かった。
鼻歌を歌うくらいに!
ついに今日であの邪魔な転生者の悪役令嬢が、魔物の餌になって消えてくれるのだ。
まあ、同じ転生者としては魔物の餌にするのもどうかと思ったけれど、ゲームの摂理に逆らう人間はゲームの強制力で殺されても仕方がないわ。
私はそう思ったのだ。
魔物討伐訓練の班分けは当然のごとく私はルード様と同じ班だった。
同じ班にはルード様の側近のカスパーとか平民のブリアックとか私達の仲を邪魔するやつがいたけれど、そんな妨害には赤い糸で結ばれた私とルード様の仲は引き裂かれてないはずだ。
馬車に乗る時に、
「きゃっ」
とけつまづいたふりをしてそのままルード様の上に倒れ込んだのだ。
絶対に上手く抱きつけたと思ったのに……
その瞬間、さっとルード様は横に退いてくれたのだ。
ダンツ
「ギャッ」
私はものの見事に顔から荷馬車の床に激突したのだ。
「大丈夫ですか? 聖女様」
伯爵令息のゲルトが慌てて私に声かけてくれたけれど、あんたじやないわよ!
構ってほしいのは!
ルード様なの!
私は叫びたかった。
でも、ルード様は私を全く無視してカスパーと話し込んでくれているし……何なの、これは、私が一人で転けたみたいじゃない!
「ちょっと、ブリアック、なんでそこにいるのよ? あなたが邪魔で躓いてしまったじゃない!」
私は平民のブリアックを怒鳴りつけたのだ。
「えっ、俺ですか?」
ブリアックはきょとんとしたアホ面を見せてくれたが、本当にこいつは反応が鈍いのだ。
「そうよ!」
「ブリアック、気をつけなさいよ。それでなくてもあなた邪魔なんだから」
私の言葉の後ろに侯爵令嬢のラーラが被せてくれた。
「おいおい、今のはどう見てもデジレが勝手に転けたように見えたぜ」
なのに、カスパーが横から邪魔してくれたのだ。
「何ですって! あなた、デジレ様のいうことに逆らうの」
「逆らうもくそも事実だろう」
カスパーが全く動じずに言ってくれた。
「何ですって」
ラーラが切れてくれた。
「おい、今から仲間割れするのはやめてくれ」
ルード様が仕方なさそうに声をかけてくれた。
「はい、ルード様。私はルード様に従います」
私はそう言ってルード様にくっつこうとしたのだ。
でも、その私の前にカスパーが出て邪魔してくれた。
こいつ何なのよ!
私がにらみつけたときだ。
「デジレ嬢。君もだ」
「私ですか?」
私はカスパーを睨み付けたが、カスパーは退く気配が全くなっかった。
「自分で転けてブリアックのせいにするな」
「そんな! ルード様までブリアックの味方なんですか」
私が悲しそうに言うと
「どう見ても事実だろう」
私はルード様に冷たく言われてしまった。
「そんな、酷い。ルード様までブリアックの味方なんて」
私が鳴き真似をしてみたが、ルード様は全く動じてくれなかった。
というか呆れたように私を見てくれただけだった。
私は泣きたくなった。
本来のゲームなら、馬車の中からラブラブだったのに……
確かに、ゲームでは邪魔な悪役令嬢はAクラスだった。
でも、魔物討伐ではルード様と聖女は同じ班だったが、悪役令嬢は別の班だったのだ。
悪役令嬢に虐められていた聖女はルードの同情を買って、この頃すでにいい仲になりつつあった。
班分けで、聖女とルード様が同じ班になったのは聖女を守るためにルード様が決めたものだ。
そして、この討伐訓練の中で、聖女は悪役令嬢の策謀で魔物に襲われて殺されそうになるのだ。
そこをルードが救ってくれて、二人の仲はさらに深まる。勘のいいルード様はこの魔物襲撃が悪役令嬢の仕業だと知ってさらに悪役令嬢を遠ざける結果になっていくのだ。
しかし、今回はそうはなっていなかった。
というか、なぜかルード様は未だに悪役令嬢を嫌いになっていないみたいなのだ。
それも下手したら悪役令嬢に対して好意があるのではないかと思えるほど優遇していた。
本当に許せない。
でも、その悪役令嬢の運命も今日で終わりだ。
私はその時を今か今かと待ち望んでいた。
せっかくルード様と二人でラブラブで進めると思った魔物討伐訓練の私の位置は最後尾だった。
「じゃあ、ルード様が守っていただけるんですね」
私が喜んで言うと、
「いや、俺は真ん中だ」
私とルード様の間にはなんとブリアックが入ってくれたのだ。
「あなた私と場所を代わりなさいよ」
私は物陰にブリアックを引きずり込んで命じたのに、
「それはできない」
あっさりと拒否されてしまったのだ。
なんなのこいつ、聖女様ため私に逆らうなんて!
私はブーブー文句を言ったが、ブリアックは譲らなかった。
こいつ、後で覚えておけよ
私は私が王妃になったら絶対にブリアックを追放してやると心に決めたのだ。
ふん、こいつらが大きな顔ができるのもあと少しだ。
私は悪役令嬢が魔物に襲われたという知らせがいつ届くか、今か今かと待っていたのだが、全然届かなかった。
それに私の前には魔物討伐訓練なのに、魔物が一匹も現れなかったのだ。
私の見せ場もなかった。
こんなんだったら、ゴブリンの1匹くらいこちらに回してもらうようにしておけば良かったと後悔したが、後の祭りだった。
そう、魔物に襲われないと私とルード様が仲良くなれるシーンがななくなるということに私は思いつかなかったのだ。
本来ならば悪役令嬢が、私を襲わせようとして出てきた魔物をルード様が退治してくれるシーンがあったのに!
まあ、ルード様と仲良くなるのは悪役令嬢が死んでからでもいいかと思ってしまったのだ。
結局私たちの帰りの馬車が出るまで、悪役令嬢たちは帰ってこなかった。
うーん、魔物が強すぎたんだろうか?
下手したらあの班は全員が魔物に食べられてしまったのかもしれない。
一人くらい生き残らせないと、本部に報告があるわけはないのだ。
ルード様は悪役令嬢が帰ってこないので心配しているみたいだった。
私はもうあの子は帰ってきませんよってよほど教えてあげようかと思ったけれど、それじゃあ私が何かしたのが丸わかりになるから黙っていることにしたのだ。
私は連絡のないのは私にとっていい知らせだと勘違いしていた。
監視役も含めて全てがコンスタンツェらにやられたとは想像だにしていなかったのだ。
私はその日は朝からとても機嫌が良かった。
鼻歌を歌うくらいに!
ついに今日であの邪魔な転生者の悪役令嬢が、魔物の餌になって消えてくれるのだ。
まあ、同じ転生者としては魔物の餌にするのもどうかと思ったけれど、ゲームの摂理に逆らう人間はゲームの強制力で殺されても仕方がないわ。
私はそう思ったのだ。
魔物討伐訓練の班分けは当然のごとく私はルード様と同じ班だった。
同じ班にはルード様の側近のカスパーとか平民のブリアックとか私達の仲を邪魔するやつがいたけれど、そんな妨害には赤い糸で結ばれた私とルード様の仲は引き裂かれてないはずだ。
馬車に乗る時に、
「きゃっ」
とけつまづいたふりをしてそのままルード様の上に倒れ込んだのだ。
絶対に上手く抱きつけたと思ったのに……
その瞬間、さっとルード様は横に退いてくれたのだ。
ダンツ
「ギャッ」
私はものの見事に顔から荷馬車の床に激突したのだ。
「大丈夫ですか? 聖女様」
伯爵令息のゲルトが慌てて私に声かけてくれたけれど、あんたじやないわよ!
構ってほしいのは!
ルード様なの!
私は叫びたかった。
でも、ルード様は私を全く無視してカスパーと話し込んでくれているし……何なの、これは、私が一人で転けたみたいじゃない!
「ちょっと、ブリアック、なんでそこにいるのよ? あなたが邪魔で躓いてしまったじゃない!」
私は平民のブリアックを怒鳴りつけたのだ。
「えっ、俺ですか?」
ブリアックはきょとんとしたアホ面を見せてくれたが、本当にこいつは反応が鈍いのだ。
「そうよ!」
「ブリアック、気をつけなさいよ。それでなくてもあなた邪魔なんだから」
私の言葉の後ろに侯爵令嬢のラーラが被せてくれた。
「おいおい、今のはどう見てもデジレが勝手に転けたように見えたぜ」
なのに、カスパーが横から邪魔してくれたのだ。
「何ですって! あなた、デジレ様のいうことに逆らうの」
「逆らうもくそも事実だろう」
カスパーが全く動じずに言ってくれた。
「何ですって」
ラーラが切れてくれた。
「おい、今から仲間割れするのはやめてくれ」
ルード様が仕方なさそうに声をかけてくれた。
「はい、ルード様。私はルード様に従います」
私はそう言ってルード様にくっつこうとしたのだ。
でも、その私の前にカスパーが出て邪魔してくれた。
こいつ何なのよ!
私がにらみつけたときだ。
「デジレ嬢。君もだ」
「私ですか?」
私はカスパーを睨み付けたが、カスパーは退く気配が全くなっかった。
「自分で転けてブリアックのせいにするな」
「そんな! ルード様までブリアックの味方なんですか」
私が悲しそうに言うと
「どう見ても事実だろう」
私はルード様に冷たく言われてしまった。
「そんな、酷い。ルード様までブリアックの味方なんて」
私が鳴き真似をしてみたが、ルード様は全く動じてくれなかった。
というか呆れたように私を見てくれただけだった。
私は泣きたくなった。
本来のゲームなら、馬車の中からラブラブだったのに……
確かに、ゲームでは邪魔な悪役令嬢はAクラスだった。
でも、魔物討伐ではルード様と聖女は同じ班だったが、悪役令嬢は別の班だったのだ。
悪役令嬢に虐められていた聖女はルードの同情を買って、この頃すでにいい仲になりつつあった。
班分けで、聖女とルード様が同じ班になったのは聖女を守るためにルード様が決めたものだ。
そして、この討伐訓練の中で、聖女は悪役令嬢の策謀で魔物に襲われて殺されそうになるのだ。
そこをルードが救ってくれて、二人の仲はさらに深まる。勘のいいルード様はこの魔物襲撃が悪役令嬢の仕業だと知ってさらに悪役令嬢を遠ざける結果になっていくのだ。
しかし、今回はそうはなっていなかった。
というか、なぜかルード様は未だに悪役令嬢を嫌いになっていないみたいなのだ。
それも下手したら悪役令嬢に対して好意があるのではないかと思えるほど優遇していた。
本当に許せない。
でも、その悪役令嬢の運命も今日で終わりだ。
私はその時を今か今かと待ち望んでいた。
せっかくルード様と二人でラブラブで進めると思った魔物討伐訓練の私の位置は最後尾だった。
「じゃあ、ルード様が守っていただけるんですね」
私が喜んで言うと、
「いや、俺は真ん中だ」
私とルード様の間にはなんとブリアックが入ってくれたのだ。
「あなた私と場所を代わりなさいよ」
私は物陰にブリアックを引きずり込んで命じたのに、
「それはできない」
あっさりと拒否されてしまったのだ。
なんなのこいつ、聖女様ため私に逆らうなんて!
私はブーブー文句を言ったが、ブリアックは譲らなかった。
こいつ、後で覚えておけよ
私は私が王妃になったら絶対にブリアックを追放してやると心に決めたのだ。
ふん、こいつらが大きな顔ができるのもあと少しだ。
私は悪役令嬢が魔物に襲われたという知らせがいつ届くか、今か今かと待っていたのだが、全然届かなかった。
それに私の前には魔物討伐訓練なのに、魔物が一匹も現れなかったのだ。
私の見せ場もなかった。
こんなんだったら、ゴブリンの1匹くらいこちらに回してもらうようにしておけば良かったと後悔したが、後の祭りだった。
そう、魔物に襲われないと私とルード様が仲良くなれるシーンがななくなるということに私は思いつかなかったのだ。
本来ならば悪役令嬢が、私を襲わせようとして出てきた魔物をルード様が退治してくれるシーンがあったのに!
まあ、ルード様と仲良くなるのは悪役令嬢が死んでからでもいいかと思ってしまったのだ。
結局私たちの帰りの馬車が出るまで、悪役令嬢たちは帰ってこなかった。
うーん、魔物が強すぎたんだろうか?
下手したらあの班は全員が魔物に食べられてしまったのかもしれない。
一人くらい生き残らせないと、本部に報告があるわけはないのだ。
ルード様は悪役令嬢が帰ってこないので心配しているみたいだった。
私はもうあの子は帰ってきませんよってよほど教えてあげようかと思ったけれど、それじゃあ私が何かしたのが丸わかりになるから黙っていることにしたのだ。
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