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厄災女が変なので謝りがてら様子を見に行ったら、寝言を言って手を伸ばして来たので掴んだら、思いっきり張り倒されました2
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まさか、あいつが20だとは思わなかった。確かにそれなら俺の言葉に少しは傷ついて……いや、あいつが傷つくなんて絶対に嘘だ! 俺の眼の前で紙をわざと落として拾わせたキャロラインを思い出していた。あんな酷いことが出来るのだから絶対に純情なふりをしているだけに違いない。
そう俺は心に思いつつ、何故か手にはダニーから渡された一輪の薔薇を持たされて、どこからダニーがバラを持ってきたかは不明だったが、俺はキャロラインの部屋に向かった。
俺は悪名高い『傭兵バスターズ』のボス、キャロラインの噂について思い出していた。
キャロライン・オールドリッチ元公爵令嬢、帝国のオールドリッチ公爵家の前妻の娘。実母が幼くして死んだ後はその後妻にブランカ王国の王女が輿入れしてきて、その継母と折り合いが悪くて、家を出てこの傭兵団を作ったと噂されていた。
傭兵団を作るくらいだからとても気の強い我儘令嬢だとも……
あった感想もそのとおりだった。
どこに純情そうな女の子がいるのだ? 俺の目には全くそうは見えなかった。彼奴等が騙されているのだ。
まあ、確かに帰りの馬車の中では、物想いにふけってどこか昔を思い出すような遠い目をしていたが、あれはパフォーマンスに違いない。
そもそも、生娘ではないと俺が叫んだ時は怒って俺の頬を引っ叩いてきたが、そのときはとても元気だったのだ。
それが食事が食べられないほどショックを受けるなんて考えられない。
「あの場は明るく振る舞っていらっしゃいましたが、お嬢様は子供心にとても傷つかれたのです」
とまで、エイミーが言ってくれたが、また良からぬことを企んでいるのではないか?
俺はそう、疑っていたのだ。
しかし、キャロラインの部屋の前に行くと、いつもは真っ先に食べ終わる食事の盆が何も食べずにそのまま置かれたままになっていた。
飯を食えないほどのショックだったのか?
いつもは大口を開けて食べていたのに!
さすがの鋼鉄の面の皮を被った俺の心も少し痛んだ。
ちょっと言い過ぎたかなと反省したのだ。
でも、なんて話そう?
こう見えても俺もあんまり女の子と話した経験なんてない。
孤児院で喧嘩して、女の子に謝ったこともあったが、はるか昔の話だ。
流石に20の女に小さな女の子にするように謝るのはおかしいだろう。それなりのやり方があるはずだ。
しかし、剣聖になってからは女どもに追われた経験はあったが、女たちに付き合うとうざいという感覚もあって女と真剣に付き合ったことなんてなかったのだ。
どう声をかけていいか判らなかった。
どうしたものかと俺はキャロラインの部屋の前で腕を組んで考えたが、良い案は思いつかなかった。
もう、こうなったら、仕方がない。当たって砕けろだ!
どのみち今も女王様と下僕の関係だし、これ以上悪くなることもないだろう。
そう俺は心に思いつつ、何故か手にはダニーから渡された一輪の薔薇を持たされて、どこからダニーがバラを持ってきたかは不明だったが、俺はキャロラインの部屋に向かった。
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どこに純情そうな女の子がいるのだ? 俺の目には全くそうは見えなかった。彼奴等が騙されているのだ。
まあ、確かに帰りの馬車の中では、物想いにふけってどこか昔を思い出すような遠い目をしていたが、あれはパフォーマンスに違いない。
そもそも、生娘ではないと俺が叫んだ時は怒って俺の頬を引っ叩いてきたが、そのときはとても元気だったのだ。
それが食事が食べられないほどショックを受けるなんて考えられない。
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とまで、エイミーが言ってくれたが、また良からぬことを企んでいるのではないか?
俺はそう、疑っていたのだ。
しかし、キャロラインの部屋の前に行くと、いつもは真っ先に食べ終わる食事の盆が何も食べずにそのまま置かれたままになっていた。
飯を食えないほどのショックだったのか?
いつもは大口を開けて食べていたのに!
さすがの鋼鉄の面の皮を被った俺の心も少し痛んだ。
ちょっと言い過ぎたかなと反省したのだ。
でも、なんて話そう?
こう見えても俺もあんまり女の子と話した経験なんてない。
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しかし、剣聖になってからは女どもに追われた経験はあったが、女たちに付き合うとうざいという感覚もあって女と真剣に付き合ったことなんてなかったのだ。
どう声をかけていいか判らなかった。
どうしたものかと俺はキャロラインの部屋の前で腕を組んで考えたが、良い案は思いつかなかった。
もう、こうなったら、仕方がない。当たって砕けろだ!
どのみち今も女王様と下僕の関係だし、これ以上悪くなることもないだろう。
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