67 / 84
銀河帝国皇帝視点 皇帝親征に重症の部下を連れて行くことにしました
しおりを挟む
「銀河帝国第二艦隊第25戦隊長セリューニナ、お呼びにより参上いたしました」
居並ぶ廷臣の前の絨毯の上を歩いてきた偉丈夫が私の座る玉座の前で跪いてくれた。
「ご苦労。セリューニナは此度、逃げたユバスの小娘の捜索でとても活躍したと聞く」
私が声をかけると、
「陛下にそうお話しいただきとてもありがたいのですが、最終的に取り逃がしてしまい誠に申し訳ありませんでした」
セリューニナはさらに頭を下げてくれた。
「まあ、よい。私自身、ユバスの小娘に逃げられてしまったのだ。貴様の罪を問うことはせん」
私は首を振った。
「はっありがとうございます」
「それよりも我が第一艦隊の第二戦隊がユバスの小娘の暗躍で抜けてしまったのだ。その穴をその方には埋めてもらおうと思う」
「私の隊を陛下の栄光の第一艦隊にお加え頂けると言うお話ですか?」
顔を上げたセリューニナの目は輝いていた。
「そうだ」
「ありがたき幸せに存じます」
セリューニナは再び頭を下げてくれた。
これから親征と言うときにドワルスキーの第二戦隊が抜けたのはとても痛かった。しかし、戦艦と巡洋艦が大破ないし撃沈されれば交代させるしかなかった。そこで、第二艦隊で今回の捜索でも尽力したというセリューニナを引き抜いたのだ。第二艦隊の司令官から散々文句を言われたが、ドワルスキーの代わりは生半可な者では務まるまい。強引に戦力を整えた。
ドワルスキーが抜けたのは痛かったが、一応、これで戦力のある程度の補充は出来たはずだった。
「陛下、お待ちください!」
その時に唐突に謁見の間の扉が開いて、なんとそのドワルスキーが体中を包帯に巻かれた状態で現れたのだ。
「閣下、お待ちください」
「ええい、退け!」
慌てて止めようとした近衛騎士をドワルスキーは弾き飛ばして私に向かって歩いてきたのだ。
「陛下、いかがしますか」
後ろから近衞騎士団長が声をかけてきたが私は頭を振った。
私は頭が痛くなってきた。
第二戦隊の旗艦キエフは沈没していないのが奇跡なくらい満身創痍の状態で見つかったそうだ。
エンジンは半壊、バーニアも大半は壊れ主砲も全壊、艦橋はグチャグチャに潰された状態で見つかったそうだ。ドワルスキーもよもやと思われたのだが、この男は何故か生きていた。肋骨を数本骨折していた重傷だったが……数ヶ月間休養させれば良かろうと思ったのだが、何故かその重傷の体を引きずってここに現れてくれた。
「陛下、何卒お情けを! 我が身を従軍の端にお加えください」
ドワルスキーはセリューニナの横で地面に這いつくばるようにして頭を下げてきた。
「お情けをと言われてもその方は重症ではないか」
私はドワルスキーの痛々しい姿を見て首を振った。
「ふん、このようかすり傷大したことはございません。陛下の為に尽力して25年。私は陛下とともに戦って参りました。今回の陛下の久々の親征に是非ともお連れください」
必死の形相でドワルスキーは頼んできた。
「一緒に来ると申してもその方の戦隊がないではないか」
「確かに第二戦隊は旗艦キエフは大破、巡洋艦三隻はユバスの小娘のせいで撃沈されましたが、まだ駆逐艦が六隻残ってございます。その六隻で何としても陛下の陣に加えて頂ければと存じます」
「駆逐艦六隻で何をするというのだ」
「そうだぞ。ドワルスキー殿、こたびは私が陛下にその方の代わりを務めるように命じられたのだ。今は傷ついた体を休めるのが先決だろう」
「ええい、煩い。貴様につべこべ言われる筋合いはないわ。俺は今陛下にお願いしておるのだ」
「な、何だと」
2人がいがみ合いそうになった。
私は頭痛がしてきた。
「2人ともお静かに。陛下の御前ですぞ!」
ゲラシームが横から2人を抑えてくれた。
「申し訳ありません」
セリューニナは慌てて頭を下げてくれた。
「陛下、何卒よろしくお願いたします」
しかし、ドワルスキーは決死の形相で私を見上げてきた。
「いかがいたしますか? ドワルスキーは引かなそうですか」
横からアンドレイが心配そうにドワルスキーと私を見比べてくれた。
ドワルスキーは言いだしたら聞かない。今までも散々苦労してきた。
「陛下、補給部隊の護衛艦を増やしても良いのではありませんか」
グリゴリーが横から小声で提案してくれた。
そう言えば補給部隊の護衛艦をもう少し増やしてほしいと補給部隊のユーリイから言われていたのを思いだした。
「ドワルスキー、どうしてもついてくると言うのか?」
「はい、従軍できればどこでも良いのでよろしくお願いいたします」
「判った。その方には補給部隊の護衛隊長を命じる」
その言葉に廷臣達はざわめいた。
切り込み隊長のドワルスキーが護衛など務まるのだろうかと皆不安に思ったのかもしれない。
しかし、それ以外にドワルスキーを連れて行く場所はなかった。
「補給部隊の護衛隊長でございますか?」
ドワルスキーは眉をしかめた。
「嫌なら置いていく」
「いえ、補給部隊の護衛隊長で結構でございます」
慌ててドワルスキーは不満を顔から消していた。置いて行かれてはたまらないと思ったのだろう。
「良いか、ドワルスキー。今回は遠征だ。補給が途絶えたらその時点でその後の艦隊の行動が制限される。とても大切な役をその方に与えるのだ。どんなことがあっても補給部隊を守るのだぞ」
「ははあ。ドワルスキー、命に代えましても補給部隊を守り切って見せます」
「よし、頼んだぞ」
私はやる気になったドワルスキーを見て安心したのだった。
「皆の者、明後日、第一艦隊はユバスに向けて出撃す。直ちに準備に取りかかるように」
「「「はっ」」」
各戦隊長が私の言葉にその場に跪いてくれた。
久々の親征だ。高々1隻の為に親征するのもあれだが、ユバスは元々帝国が支配しようとして暗黒流の流れの急変で邪魔されてきた歴史がある。その星を私の時代で支配下に置くのも良かろう。
そう思いを馳せる私はこの時までは十二分に余裕があったのだ。
************************************************:
ついに決戦の開始です。
帝国の100隻以上の艦艇に対してユバスの主力艦は1隻。果たしてセラフィーナの運命や如何に?
お気に入り登録、感想等をして頂けたら嬉しいです(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
今日はガンガン更新していく予定です
お楽しみに
居並ぶ廷臣の前の絨毯の上を歩いてきた偉丈夫が私の座る玉座の前で跪いてくれた。
「ご苦労。セリューニナは此度、逃げたユバスの小娘の捜索でとても活躍したと聞く」
私が声をかけると、
「陛下にそうお話しいただきとてもありがたいのですが、最終的に取り逃がしてしまい誠に申し訳ありませんでした」
セリューニナはさらに頭を下げてくれた。
「まあ、よい。私自身、ユバスの小娘に逃げられてしまったのだ。貴様の罪を問うことはせん」
私は首を振った。
「はっありがとうございます」
「それよりも我が第一艦隊の第二戦隊がユバスの小娘の暗躍で抜けてしまったのだ。その穴をその方には埋めてもらおうと思う」
「私の隊を陛下の栄光の第一艦隊にお加え頂けると言うお話ですか?」
顔を上げたセリューニナの目は輝いていた。
「そうだ」
「ありがたき幸せに存じます」
セリューニナは再び頭を下げてくれた。
これから親征と言うときにドワルスキーの第二戦隊が抜けたのはとても痛かった。しかし、戦艦と巡洋艦が大破ないし撃沈されれば交代させるしかなかった。そこで、第二艦隊で今回の捜索でも尽力したというセリューニナを引き抜いたのだ。第二艦隊の司令官から散々文句を言われたが、ドワルスキーの代わりは生半可な者では務まるまい。強引に戦力を整えた。
ドワルスキーが抜けたのは痛かったが、一応、これで戦力のある程度の補充は出来たはずだった。
「陛下、お待ちください!」
その時に唐突に謁見の間の扉が開いて、なんとそのドワルスキーが体中を包帯に巻かれた状態で現れたのだ。
「閣下、お待ちください」
「ええい、退け!」
慌てて止めようとした近衛騎士をドワルスキーは弾き飛ばして私に向かって歩いてきたのだ。
「陛下、いかがしますか」
後ろから近衞騎士団長が声をかけてきたが私は頭を振った。
私は頭が痛くなってきた。
第二戦隊の旗艦キエフは沈没していないのが奇跡なくらい満身創痍の状態で見つかったそうだ。
エンジンは半壊、バーニアも大半は壊れ主砲も全壊、艦橋はグチャグチャに潰された状態で見つかったそうだ。ドワルスキーもよもやと思われたのだが、この男は何故か生きていた。肋骨を数本骨折していた重傷だったが……数ヶ月間休養させれば良かろうと思ったのだが、何故かその重傷の体を引きずってここに現れてくれた。
「陛下、何卒お情けを! 我が身を従軍の端にお加えください」
ドワルスキーはセリューニナの横で地面に這いつくばるようにして頭を下げてきた。
「お情けをと言われてもその方は重症ではないか」
私はドワルスキーの痛々しい姿を見て首を振った。
「ふん、このようかすり傷大したことはございません。陛下の為に尽力して25年。私は陛下とともに戦って参りました。今回の陛下の久々の親征に是非ともお連れください」
必死の形相でドワルスキーは頼んできた。
「一緒に来ると申してもその方の戦隊がないではないか」
「確かに第二戦隊は旗艦キエフは大破、巡洋艦三隻はユバスの小娘のせいで撃沈されましたが、まだ駆逐艦が六隻残ってございます。その六隻で何としても陛下の陣に加えて頂ければと存じます」
「駆逐艦六隻で何をするというのだ」
「そうだぞ。ドワルスキー殿、こたびは私が陛下にその方の代わりを務めるように命じられたのだ。今は傷ついた体を休めるのが先決だろう」
「ええい、煩い。貴様につべこべ言われる筋合いはないわ。俺は今陛下にお願いしておるのだ」
「な、何だと」
2人がいがみ合いそうになった。
私は頭痛がしてきた。
「2人ともお静かに。陛下の御前ですぞ!」
ゲラシームが横から2人を抑えてくれた。
「申し訳ありません」
セリューニナは慌てて頭を下げてくれた。
「陛下、何卒よろしくお願いたします」
しかし、ドワルスキーは決死の形相で私を見上げてきた。
「いかがいたしますか? ドワルスキーは引かなそうですか」
横からアンドレイが心配そうにドワルスキーと私を見比べてくれた。
ドワルスキーは言いだしたら聞かない。今までも散々苦労してきた。
「陛下、補給部隊の護衛艦を増やしても良いのではありませんか」
グリゴリーが横から小声で提案してくれた。
そう言えば補給部隊の護衛艦をもう少し増やしてほしいと補給部隊のユーリイから言われていたのを思いだした。
「ドワルスキー、どうしてもついてくると言うのか?」
「はい、従軍できればどこでも良いのでよろしくお願いいたします」
「判った。その方には補給部隊の護衛隊長を命じる」
その言葉に廷臣達はざわめいた。
切り込み隊長のドワルスキーが護衛など務まるのだろうかと皆不安に思ったのかもしれない。
しかし、それ以外にドワルスキーを連れて行く場所はなかった。
「補給部隊の護衛隊長でございますか?」
ドワルスキーは眉をしかめた。
「嫌なら置いていく」
「いえ、補給部隊の護衛隊長で結構でございます」
慌ててドワルスキーは不満を顔から消していた。置いて行かれてはたまらないと思ったのだろう。
「良いか、ドワルスキー。今回は遠征だ。補給が途絶えたらその時点でその後の艦隊の行動が制限される。とても大切な役をその方に与えるのだ。どんなことがあっても補給部隊を守るのだぞ」
「ははあ。ドワルスキー、命に代えましても補給部隊を守り切って見せます」
「よし、頼んだぞ」
私はやる気になったドワルスキーを見て安心したのだった。
「皆の者、明後日、第一艦隊はユバスに向けて出撃す。直ちに準備に取りかかるように」
「「「はっ」」」
各戦隊長が私の言葉にその場に跪いてくれた。
久々の親征だ。高々1隻の為に親征するのもあれだが、ユバスは元々帝国が支配しようとして暗黒流の流れの急変で邪魔されてきた歴史がある。その星を私の時代で支配下に置くのも良かろう。
そう思いを馳せる私はこの時までは十二分に余裕があったのだ。
************************************************:
ついに決戦の開始です。
帝国の100隻以上の艦艇に対してユバスの主力艦は1隻。果たしてセラフィーナの運命や如何に?
お気に入り登録、感想等をして頂けたら嬉しいです(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
今日はガンガン更新していく予定です
お楽しみに
20
あなたにおすすめの小説
【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~
柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語
2月28日HOTランキング9位!
3月1日HOTランキング6位!
本当にありがとうございます!
「雑草係」と追放された俺、スキル『草むしり』でドラゴンも魔王も引っこ抜く~極めた園芸スキルは、世界樹すら苗木扱いする神の力でした~
eringi
ファンタジー
「たかが雑草を抜くだけのスキルなんて、勇者パーティには不要だ!」
王立アカデミーを首席で卒業したものの、発現したスキルが『草むしり』だった少年・ノエル。
彼は幼馴染の勇者に見下され、パーティから追放されてしまう。
失意のノエルは、人里離れた「魔の森」で静かに暮らすことを決意する。
しかし彼は知らなかった。彼のスキル『草むしり』は、対象を「不要な雑草」と認識すれば、たとえドラゴンであろうと古代兵器であろうと、根こそぎ引っこ抜いて消滅させる即死チートだったのだ。
「あれ? この森の雑草、ずいぶん頑丈だな(ドラゴンを引っこ抜きながら)」
ノエルが庭の手入れをするだけで、Sランク魔物が次々と「除草」され、やがて森は伝説の聖域へと生まれ変わっていく。
その実力に惹かれ、森の精霊(美女)や、亡国の女騎士、魔王の娘までもが彼の「庭」に集まり、いつしかハーレム状態に。
一方、ノエルを追放した勇者たちは、ダンジョンの茨や毒草の処理ができずに進行不能となり、さらにはノエルが密かに「除草」していた強力な魔物たちに囲まれ、絶望の淵に立たされていた。
「ノエル! 戻ってきてくれ!」
「いや、いま家庭菜園が忙しいんで」
これは、ただ庭いじりをしているだけの少年が、無自覚に世界最強に至る物語。
別の形で会い直した宿敵が結婚を迫って来たんだが
まっど↑きみはる
ファンタジー
「我が宿敵!! あなたに、私の夫となる権利をあげるわ!!」
そう、王国騎士『マルクエン・クライス』は、敵対していた魔剣士の女『ラミッタ・ピラ』にプロポーズを受けのだ。
『ゴミ掃除』が役立たずと追放されたが、実は『存在抹消』級のチートだった。勇者一行がゴミで溺れているが、俺は辺境で美少女と温泉宿を経営中なので
eringi
ファンタジー
「悪いが、お前のスキル『ゴミ掃除』は魔王討伐の役には立たない。クビだ」
勇者パーティの雑用係だったアレクは、戦闘の役に立たないという理由で、ダンジョンの最深部手前で追放されてしまう。
しかし、勇者たちは気づいていなかった。
彼らの装備が常に新品同様だったのも、野営地が快適だったのも、襲い来る高レベルモンスターの死体が跡形もなく消えていたのも、すべてアレクが『掃除』していたからだということに。
アレクのスキルは単なる掃除ではない。対象を空間ごと削り取る『存在抹消』レベルの規格外チートだったのだ。
一人になったアレクは、気ままに生こうと辺境の廃村にたどり着く。
そこでボロボロになっていた伝説のフェンリル(美少女化)を『洗浄』して懐かれたり、呪われたエルフの姫君を『シミ抜き』して救ったりしているうちに、いつの間にかそこは世界最高峰の温泉宿になっていて……?
一方、アレクを失った勇者パーティは、武器は錆びつき、悪臭にまみれ、雑魚モンスターの処理すら追いつかず破滅の一途をたどっていた。
「今さら戻ってきてくれと言われても、俺はお客さん(美少女)の背中を流すのに忙しいんで」
これは、掃除屋の少年が無自覚に最強の座に君臨し、幸せなスローライフを送る物語。
『王都の神童』と呼ばれた俺、職業選定でまさかの【遊び人】三連発で追放される。……が、実は「全職業のスキル」を合算して重ねがけできる唯一のバグ
よっしぃ
ファンタジー
王都で「神童」の名をほしいままにしていた少年、ディラン・アークライト(17歳)。
剣を握れば騎士団長を唸らせ、魔法を学べば賢者を凌駕する。誰もが彼を「次代の勇者」と信じて疑わなかった。
しかし、運命の職業選定で彼が得たのは――【遊び人】。
それも、三つの職業スロットすべてが【遊び人】で埋まるという、前代未聞の怪現象だった。
「期待外れだ」
「国の恥晒しめ」
掌を返した周囲によって、ディランは着の身着のままで街を追放される。 だが、かつて神童と呼ばれた彼の「分析力」は死んでいなかった。
『……Lv1なのに、ステータスが異常に高い? それに経験値が分散せず、すべて加算されている……?』
彼だけが気づいた真実。
それは【遊び人】という名に偽装された、この世界の管理者権限(Free-Hander)であり、全職業のスキルを制限なく使用・強化できるバグ技(デバッグモード)への入り口だったのだ。
これは、理不尽に捨てられた元・神童が、その頭脳とバグ能力で世界を「攻略」し、同じく不遇な扱いを受けていた美少女騎士(中身は脳筋)と共に、誰よりも自由に成り上がる物語。
【著者プロフィール】アルファポリスより『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』を出版、オリコンライトノベル部門18位を記録。本作は2月に2巻刊行予定。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる