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ダンジョン探検の準備をしました
私は会長とライラに徹底的に愚痴愚痴言われて、最悪だった。
でも、会長からお貴族様のご令嬢方には、きつく言ってもらえたお陰で、それから私の物が無くなったり虐められたりする事はなくなった。
だけど、なんか、たまに見る公爵令嬢の目が怖いんだけど……
私を怒って睨んでくるならまだ判るのだが、私を哀れなものでも見るような感じで見下して来るのだ。反応が変なのが、不気味だ。
まあ、私に絡んで来ないので良しとして無視する事にしたんだけれど……
それが大問題につながるとは思ってもいなかったのだ。
学園は、私の気にする事など関係なしに、次の行事、ダンジョン探検一色になっていた。
今回の行事も学園と生徒会の合同だ。
会議室での拡大会議には各クラスの生徒会委員と委員長、副委員長が呼ばれて開かれたのだ。
私は副委員長のヨーナスと生徒会のライラとハッリと一緒に参加したのだ。
私はライラと一緒に座ろうとしたら、
「ごめん。私は仕事が割り振られているの」
そう言って、ライラが、前の席に移るんだけど。
それもアクセリ様の横にいるんだけど、何、何どうしたの?
ハッリに聞いても、アクセリ様に好かれたんじゃない? と良く判らない。
更に聞くと、ライラは副会長のアクセリに目をつけられて、副会長付きとして、雑用をさせられているのだとか。
「そうなんだ。凄いね。でも、ハッリも王宮の文官を目指しているんでしょ。ライラみたいになぜ、前に出ないの?」
って聞いたら、めちゃくちゃ嫌そうな顔をされた。
失敗した。
これは聞いてはいけないことを聞いてしまったみたいだ。
ライラ情報によるとハッリも手伝いたいと立候補したのだが、今は足りているとアクセリ様に冷たくあしらわれたのだとか……
そのライラに「凄いじゃない、アクセリ様に気に入られたのね」って言ったら、
「何言っているのよ! 私は第一王子殿下狙いなのよ! アクセリ様は嫌なの! 絶対にあんたには負けないんだから」
と言われたんだけれど、
「私はウィル様ねらいで、会長狙いでも、アクセリ様狙いでもないんだけれど……」
そう言ったら、
「あんたのその天然なところが好かれたんじゃない」
とか訳の判らない事を言われた。
どういう意味よ?
私は地味でおとなしいだけだって!
最近そう言っても、誰も反応さえしてくれなくなったんだけど、ライラなんて、全く無視だし。
本当に何なのよ!
生徒会の面々が資料を前から配ってくれた。
「今日は会長はいないんだな」
ヨーナスが前を見て不思議そうに言った。
「あれ、本当だ」
私は少し驚いて言った。昨日は拡大生徒会会議があるから訓練は無しだと言われていたんだけど、会長がいないとは聞いていなかった。
「なんだ。会長の予定はすべて把握しているんじゃないのか」
「そんな訳ないでしょ」
「会長と毎日会っているんじゃないのか?」
「会っていると言っても、いろいろと王宮の仕事をさせられているのよ」
私は周りから聞かれたらそう言えと言われていた事を言った。土魔法の訓練の事は秘密だそうだ。
「そうなんだ。 王宮の仕事を任されるなんて凄いな」
ヨーナスが感心してくれるんだけど。
「えっ、いやそんなんじゃないって」
私は赤くなった。
やっていることって土魔法の練習で王宮の仕事じゃないと思うんだけど。
それも私は土ポコしかまだできないし。
会長は巨大なゴーレムが作れるんだけど、私はやってみたら小さい人形レベルだった。これではおもちゃと同じだ。全くまだ役に立っていない。
「ニーナもライラも凄いよね」
ハッリが羨ましそうに言ってくれるんだが。ライラはアクセリ様の補助しているとのことで、凄いと思うけれど、私はまだまだ初級の土魔法の練習しているにすぎないんだけど……
「さて、諸君、資料は見てもらえたかな」
いきなり、副会長のアクセリ様が立ち上がって、話し出した。
「ダンジョンは三つに分かれているので、各学年を三つに分ける。クラス分けは資料の通りだ」
資料を見ると我が一年C組は二年B組と三年A組と同じだ。
「ダンジョンには初級の魔物しかいないはずなので問題ないと思うが、各クラスは八班に分けてほしい。基本は3っつの班を一グループにして行動する。三年生の一班と二年生の一班と一年生の一班を一緒にして三班で一つのグルーブとする予定だ。グループ分けはまた指示するので、取り急ぎ各クラスで班分けしてそれを報告してほしい。
中の資料はダンジョン内にいそうな魔物や植物等について書かれている。
大まかな者だけ説明すると……」
そこからは資料の説明になった。
今回はダンジョンに潜る体験をするのが、主目的だが、各グループごとにタイムや、植物採集、倒した魔物の得点をカウントしてやる競技になっていた。
クラスに持ち帰っての班分けは結局オリエンテーションと同じになった。まあ、この班ならばオリエンテーションでやっているので問題ないだろう。
私は当日がとても楽しみだった。
そこで強大な力の魔物に襲われるなんて思ってもいなかったのだ。
*************************************************
ここまで読んで頂いて有難うございます。
次はダンジョンに潜ります。ニーナは無事にいられるのか
このサイドストーリー
『転生したヒロインのはずなのに地味ダサ令嬢に脇役に追いやられ、氷の貴公子に執着されました』
この話のライラ視点です。ライラの性格がガラリと変わります。
是非ともお読みください。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/237012270/302819342
下にリンクも張っています
でも、会長からお貴族様のご令嬢方には、きつく言ってもらえたお陰で、それから私の物が無くなったり虐められたりする事はなくなった。
だけど、なんか、たまに見る公爵令嬢の目が怖いんだけど……
私を怒って睨んでくるならまだ判るのだが、私を哀れなものでも見るような感じで見下して来るのだ。反応が変なのが、不気味だ。
まあ、私に絡んで来ないので良しとして無視する事にしたんだけれど……
それが大問題につながるとは思ってもいなかったのだ。
学園は、私の気にする事など関係なしに、次の行事、ダンジョン探検一色になっていた。
今回の行事も学園と生徒会の合同だ。
会議室での拡大会議には各クラスの生徒会委員と委員長、副委員長が呼ばれて開かれたのだ。
私は副委員長のヨーナスと生徒会のライラとハッリと一緒に参加したのだ。
私はライラと一緒に座ろうとしたら、
「ごめん。私は仕事が割り振られているの」
そう言って、ライラが、前の席に移るんだけど。
それもアクセリ様の横にいるんだけど、何、何どうしたの?
ハッリに聞いても、アクセリ様に好かれたんじゃない? と良く判らない。
更に聞くと、ライラは副会長のアクセリに目をつけられて、副会長付きとして、雑用をさせられているのだとか。
「そうなんだ。凄いね。でも、ハッリも王宮の文官を目指しているんでしょ。ライラみたいになぜ、前に出ないの?」
って聞いたら、めちゃくちゃ嫌そうな顔をされた。
失敗した。
これは聞いてはいけないことを聞いてしまったみたいだ。
ライラ情報によるとハッリも手伝いたいと立候補したのだが、今は足りているとアクセリ様に冷たくあしらわれたのだとか……
そのライラに「凄いじゃない、アクセリ様に気に入られたのね」って言ったら、
「何言っているのよ! 私は第一王子殿下狙いなのよ! アクセリ様は嫌なの! 絶対にあんたには負けないんだから」
と言われたんだけれど、
「私はウィル様ねらいで、会長狙いでも、アクセリ様狙いでもないんだけれど……」
そう言ったら、
「あんたのその天然なところが好かれたんじゃない」
とか訳の判らない事を言われた。
どういう意味よ?
私は地味でおとなしいだけだって!
最近そう言っても、誰も反応さえしてくれなくなったんだけど、ライラなんて、全く無視だし。
本当に何なのよ!
生徒会の面々が資料を前から配ってくれた。
「今日は会長はいないんだな」
ヨーナスが前を見て不思議そうに言った。
「あれ、本当だ」
私は少し驚いて言った。昨日は拡大生徒会会議があるから訓練は無しだと言われていたんだけど、会長がいないとは聞いていなかった。
「なんだ。会長の予定はすべて把握しているんじゃないのか」
「そんな訳ないでしょ」
「会長と毎日会っているんじゃないのか?」
「会っていると言っても、いろいろと王宮の仕事をさせられているのよ」
私は周りから聞かれたらそう言えと言われていた事を言った。土魔法の訓練の事は秘密だそうだ。
「そうなんだ。 王宮の仕事を任されるなんて凄いな」
ヨーナスが感心してくれるんだけど。
「えっ、いやそんなんじゃないって」
私は赤くなった。
やっていることって土魔法の練習で王宮の仕事じゃないと思うんだけど。
それも私は土ポコしかまだできないし。
会長は巨大なゴーレムが作れるんだけど、私はやってみたら小さい人形レベルだった。これではおもちゃと同じだ。全くまだ役に立っていない。
「ニーナもライラも凄いよね」
ハッリが羨ましそうに言ってくれるんだが。ライラはアクセリ様の補助しているとのことで、凄いと思うけれど、私はまだまだ初級の土魔法の練習しているにすぎないんだけど……
「さて、諸君、資料は見てもらえたかな」
いきなり、副会長のアクセリ様が立ち上がって、話し出した。
「ダンジョンは三つに分かれているので、各学年を三つに分ける。クラス分けは資料の通りだ」
資料を見ると我が一年C組は二年B組と三年A組と同じだ。
「ダンジョンには初級の魔物しかいないはずなので問題ないと思うが、各クラスは八班に分けてほしい。基本は3っつの班を一グループにして行動する。三年生の一班と二年生の一班と一年生の一班を一緒にして三班で一つのグルーブとする予定だ。グループ分けはまた指示するので、取り急ぎ各クラスで班分けしてそれを報告してほしい。
中の資料はダンジョン内にいそうな魔物や植物等について書かれている。
大まかな者だけ説明すると……」
そこからは資料の説明になった。
今回はダンジョンに潜る体験をするのが、主目的だが、各グループごとにタイムや、植物採集、倒した魔物の得点をカウントしてやる競技になっていた。
クラスに持ち帰っての班分けは結局オリエンテーションと同じになった。まあ、この班ならばオリエンテーションでやっているので問題ないだろう。
私は当日がとても楽しみだった。
そこで強大な力の魔物に襲われるなんて思ってもいなかったのだ。
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ここまで読んで頂いて有難うございます。
次はダンジョンに潜ります。ニーナは無事にいられるのか
このサイドストーリー
『転生したヒロインのはずなのに地味ダサ令嬢に脇役に追いやられ、氷の貴公子に執着されました』
この話のライラ視点です。ライラの性格がガラリと変わります。
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