夢の世界からの転校生

古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され

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敵の本拠に突入しました

工場が大きく揺れた。

「何事だ」
宇宙工業の社長が叫んでいた。

「敵の攻撃です。雷撃かと」
「砲塔の半数が不能になりました」
「ちっ」
社長は舌打ちした。

「全ての保安要員に武装させて迎撃させろ。残っている全攻撃機発進だ」
「了解しました」




「なんか上がって来たぞ」
翔太は滑走路の端から上がってくる飛行機群を見た。

五機いる。

「最新の戦闘機だ」
堀田が叫んだ。

「落ちて」
まどかが叫んで雷撃を放つが、戦闘機はひょうひょうとしてそれを避けたのだ。

「壊れろ!」
翔太が叫ぶが、翔太の魔術は何故か聞かなかった。

「特殊な魔術防御装置か何かをつけているみたいだ」
「そんな」
翔太は唖然とした。



「ふんっ、愚か者目。この戦闘機F41には最新の魔術無効化装置が付いているんだよ」
社長は笑って言った。

「ようし、今こそ殲滅しろ」
社長は笑って指示した。




「まどか様。ここは我らに任せて行ってください」
堀田が叫んでいた。

「でも、堀田」
「時間がありません」
堀田が叫ぶ。

堀田たちが戦闘機に群がった。

魔術を放つが戦闘機はびくともしない。

というかスピードの遅い、天馬を跳ね飛ばして行ったのだ。

「翔太、いくわよ」
「でも、母さん」
「いいの。本拠地を壊すわ」
まどかはスピードを上げた。

やむを得ず翔太も龍のスピードを上げる。

その前に一機の戦闘機が現れる。

「ふんっ、馬鹿ね」
その戦闘機は付きの瞬間には龍にぶつかって弾き飛ばされていた。

もう一基追尾してくる戦闘機は今度は翔太の龍が尻尾で弾き飛ばしていた。

二機とも瞬時に空中分解する。

地上からの対空砲火を跳ね飛ばしつつ、龍は黒い工場のすぐ上を高速で飛んだ。


ズカーーーーーン
龍の飛んだ少し後にソニックブレードが起こり、工場も砲台も弾き飛ばされていた。

「一気に行くわよ」
まどかは翔太を振り向いて叫んでいた。
そして、二匹の龍は一気に塔の中腹に突っ込んでいたのだ。




「南妙法蓮華経、南無阿弥陀仏、仏説摩訶般若波羅蜜多」
その頃、翔太と結衣が落ちた草原では一心不乱に鶴田が祈っていた。
「おい、先輩おかしくなったのか」
「この状況でおかしくならない方がおかしいと思うぞ」
その横で石田と三上が呟いていた。

そして、その横では後ろ手に捕まった上野と莉子がいる。

そして、周りを銃を突き出した特殊部隊の面々がいた。

ゲートをくぐった鶴田らはあっという間に展開していた特殊部隊の面々に捕まってしまったのだ。

そして、先に捕まっていた上野らと一緒に今銃を突きつけられているのだ。

「ちょっと上野。この状況まずくない」
莉子が不安そうに言った。

「ほんまやな。翔太の先輩らに期待したのが間違いやったわ」
何とかすると自信満々に言った鶴田がお経を唱えだしたのだ。

「でも、お経なんて唱えてどうするの? それもめちゃくちゃなような気がするんだけど」
莉子の言葉に、
「最後のおいのりとちゃうんか?」
「えっ、やっぱり私達殺されちゃうの?」
「これどう見てもそんな感じやろ」
銃口を握る特殊部隊の面々の顔が怖い。

「上野何とかしてよ」
「何とかいう手もな」
莉子の頼みに上野は戸惑った。

「無事に帰れたら何でもしてあげるから」
「お前に言われてもな。これがまどかちゃんやったら……」
「何言ってるのよ」
ムカついた莉子は上野の足を思いっきり踏んでいた。
「ギャーーーー、痛いっちゅうねん」
上野が痛さに転がる。
「動くな」
銃口が上野に向いた時だ。

「心頭滅すれば全て岩になる。かあーーーーっ」
鶴田が叫んだ。

その瞬間だ。

鶴田のつるピカの頭が光って光線が発して全員を襲ったのだ。

鶴田の周りの特殊部隊の面々は次の瞬間石に代わっていた。



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