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アル様視点5 悪魔の三つ子が揃いました
俺が王太子だと知れてシルフィが避けようとし出した。でも、俺はもう、逃がすつもりはないんだけど・・・・。
俺は昼食時間にシルフィを捕まえて来てくれたタチアナらと周りに、母親の王妃がシルフィを気に入ったと言ってセンセーショナルを巻き起こしたのだ。これで貴族の令嬢共と令息共を牽制したはずだ。令嬢共はシルフィが王妃のお気に入りと知れば大半は虐めようとはしなくなるはずだし、令息共もシルフィに手を出そうとはしなくなるはずだ。
更に俺もシルフィが良いみたいなことを言ってしまった・・・・。まあ、これでシルフィも俺に少しくらい気が向くだろうと思ったのだ。
しかし、相変わらず、シルフィは俺を避けようとしてくる。うーん、俺が告白したのに。
「アル様、あれで告白したつもりなんですか?」
「そうだぞ。アル、あんなついでみたいな告白は無いんじゃないか!」
タチアナたちに言うと呆れられてしまった。
「そ、そうなのか。じゃあお前らはどうしたんだよ」
俺が聞くとタチアナは真っ赤になって固まるし
「アル。それを俺たちに聞くか」
「そうだよな。お前らは元々婚約者だし」
そう思ったのだ。
でも、後でクンラートから、中庭でタチアナと二人きりの時にズウーーーーと好きだったと告白したというのだ。
ええええ! この二人婚約者だったのに、そんな事したのか? それで最近仲も良くなったのか?
俺は少し焦った。
しかし、事態は俺が想像していたよりも、大変なことになっていた。
王妃が気に入った事と、王妃が父に働きかけてシルフィの家が子爵家になろうとしたことで、俺の婚約者候補だったステファニーが両親ともども動きだしたのだ。
破落戸共にシルフィが襲われたと聞いて、慌てて飛んでいけばシルフィと犬のワンが破落戸共を退治した後だった。
俺がせっかくシルフィに護衛を付けていたのに、それがなされていなかったらしい。俺は騎士団長を怒鳴りつけていた。
駐屯所からシルフィを馬で二人きりで連れ出して、取り敢えず王宮に連れて行った。
俺はシルフィとのスキンシップを楽しんだのだ。
怖がるシルフィも恥ずかしがるシルフィもとても可愛かった。でも、俺はシルフィを学園につれていけば良かったのだ。何で王宮に連れて行ったのだろう?
王宮では待ち構えていた母にシルフィがあっさりと連れ去られてしまったのだ。
解せぬ! 何でここで母親が出てくる!
普通は母ならば、二人きりにしてくれるのではないか?
その後、結局シルフィ一家は王宮に住むことになったのだ。
それは良いことだったが、何故か母の直ぐ傍に住むことになったのだ。
普通王太子の直ぐ傍にだろう!
まっすぐに行くには母の部屋の直ぐ傍を通らないといけない。
母の部屋を避けるとなるとめちゃくちゃ遠回りをしなければいけないのだ。
母の部屋の傍を通ると母の部屋の使用人や騎士達に絶対に1人や2人には目についてしまうのだ。それを母に報告されると、なんかめちゃくちゃ恥ずかしいというかムカつくんだけど。
何とか母の使用人を避けてシルフィらの部屋の前に立った時だ。
「だって王太子様なんて全然興味なかったもの」
シルフィの声が聞こえたのだ。
ええええ! それはないんじゃないか! 普通は王太子の姿くらい知っているだろうが。
でも、そう言えば、シルフィは元々俺に興味はなかったのだ。俺の横で、俺を全く無視して、ただただタチアナを観察していたのだから・・・・。
「アル、こんなところで何突っ立っているのよ」
ショックを受けて突っ立っていた時によりにもよって母が現れたのだ。
母の後ろにはなんと父まで連れているではないか・・・・
どういう事だ? 何で父までがいるのだ。陪臣の家族の元に国王まで来るなんて・・・・いや、絶対に母に強引に連れられてきたのだ。父はなぜかとても嫌そうにしていた。
部屋の中に母に連れられて俺たちが入ると、シルフィの一家はとても恐縮していた。そらそうだ。どこの国に国王一家が訪問する平民家族がいるんだろう。
「もう、そんな堅苦しいところは良いのよ。私としては、ティナをお借りできたら、何も言うことはないんだけど」
母は願望丸出しだった。そんなにシルフィの母と居たいんだろうか。
何故か父がとても嫌そうな顔をしている。父はシルフィの母が苦手なんだろうか?
「ちょっと、ルイーセ、ティナ、酷いじゃない! 私だけ仲間外れにするなんてどういうことよ」
「別に仲間外れにしたわけではないわよ」
「そうよ。私は強引に連れてこられただけで」
「ああん、もう、学園の時みたいに楽しい事始めるならいいなさいよね」
そして、話しているうちに何故かタチアナの母までやってきたんだけど、もう、中はもうカオスだった。
「あ、悪魔の三つ子が揃ってしまった・・・・」
父が呆然として口に出していた言葉が印象的だった。そうか、3人揃うと悪魔の三つ子か・・・・。
父もシルフイの父もなんか恐れているんだけど、そんなに凄いんだろうか?
俺は昼食時間にシルフィを捕まえて来てくれたタチアナらと周りに、母親の王妃がシルフィを気に入ったと言ってセンセーショナルを巻き起こしたのだ。これで貴族の令嬢共と令息共を牽制したはずだ。令嬢共はシルフィが王妃のお気に入りと知れば大半は虐めようとはしなくなるはずだし、令息共もシルフィに手を出そうとはしなくなるはずだ。
更に俺もシルフィが良いみたいなことを言ってしまった・・・・。まあ、これでシルフィも俺に少しくらい気が向くだろうと思ったのだ。
しかし、相変わらず、シルフィは俺を避けようとしてくる。うーん、俺が告白したのに。
「アル様、あれで告白したつもりなんですか?」
「そうだぞ。アル、あんなついでみたいな告白は無いんじゃないか!」
タチアナたちに言うと呆れられてしまった。
「そ、そうなのか。じゃあお前らはどうしたんだよ」
俺が聞くとタチアナは真っ赤になって固まるし
「アル。それを俺たちに聞くか」
「そうだよな。お前らは元々婚約者だし」
そう思ったのだ。
でも、後でクンラートから、中庭でタチアナと二人きりの時にズウーーーーと好きだったと告白したというのだ。
ええええ! この二人婚約者だったのに、そんな事したのか? それで最近仲も良くなったのか?
俺は少し焦った。
しかし、事態は俺が想像していたよりも、大変なことになっていた。
王妃が気に入った事と、王妃が父に働きかけてシルフィの家が子爵家になろうとしたことで、俺の婚約者候補だったステファニーが両親ともども動きだしたのだ。
破落戸共にシルフィが襲われたと聞いて、慌てて飛んでいけばシルフィと犬のワンが破落戸共を退治した後だった。
俺がせっかくシルフィに護衛を付けていたのに、それがなされていなかったらしい。俺は騎士団長を怒鳴りつけていた。
駐屯所からシルフィを馬で二人きりで連れ出して、取り敢えず王宮に連れて行った。
俺はシルフィとのスキンシップを楽しんだのだ。
怖がるシルフィも恥ずかしがるシルフィもとても可愛かった。でも、俺はシルフィを学園につれていけば良かったのだ。何で王宮に連れて行ったのだろう?
王宮では待ち構えていた母にシルフィがあっさりと連れ去られてしまったのだ。
解せぬ! 何でここで母親が出てくる!
普通は母ならば、二人きりにしてくれるのではないか?
その後、結局シルフィ一家は王宮に住むことになったのだ。
それは良いことだったが、何故か母の直ぐ傍に住むことになったのだ。
普通王太子の直ぐ傍にだろう!
まっすぐに行くには母の部屋の直ぐ傍を通らないといけない。
母の部屋を避けるとなるとめちゃくちゃ遠回りをしなければいけないのだ。
母の部屋の傍を通ると母の部屋の使用人や騎士達に絶対に1人や2人には目についてしまうのだ。それを母に報告されると、なんかめちゃくちゃ恥ずかしいというかムカつくんだけど。
何とか母の使用人を避けてシルフィらの部屋の前に立った時だ。
「だって王太子様なんて全然興味なかったもの」
シルフィの声が聞こえたのだ。
ええええ! それはないんじゃないか! 普通は王太子の姿くらい知っているだろうが。
でも、そう言えば、シルフィは元々俺に興味はなかったのだ。俺の横で、俺を全く無視して、ただただタチアナを観察していたのだから・・・・。
「アル、こんなところで何突っ立っているのよ」
ショックを受けて突っ立っていた時によりにもよって母が現れたのだ。
母の後ろにはなんと父まで連れているではないか・・・・
どういう事だ? 何で父までがいるのだ。陪臣の家族の元に国王まで来るなんて・・・・いや、絶対に母に強引に連れられてきたのだ。父はなぜかとても嫌そうにしていた。
部屋の中に母に連れられて俺たちが入ると、シルフィの一家はとても恐縮していた。そらそうだ。どこの国に国王一家が訪問する平民家族がいるんだろう。
「もう、そんな堅苦しいところは良いのよ。私としては、ティナをお借りできたら、何も言うことはないんだけど」
母は願望丸出しだった。そんなにシルフィの母と居たいんだろうか。
何故か父がとても嫌そうな顔をしている。父はシルフィの母が苦手なんだろうか?
「ちょっと、ルイーセ、ティナ、酷いじゃない! 私だけ仲間外れにするなんてどういうことよ」
「別に仲間外れにしたわけではないわよ」
「そうよ。私は強引に連れてこられただけで」
「ああん、もう、学園の時みたいに楽しい事始めるならいいなさいよね」
そして、話しているうちに何故かタチアナの母までやってきたんだけど、もう、中はもうカオスだった。
「あ、悪魔の三つ子が揃ってしまった・・・・」
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