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アル様視点6 良いところは全て悪魔の三つ子に取られてしまいました
俺は母たちが学園で悪魔の三つ子と言われて怖れられていたと聞いて、さもありなんと思った。
でも、父らは本当に嫌がっていた。
「せっかくティナは家で大人しくしているから、3人は揃わないと思っていたのに・・・・」
呆然とする父の言う意味が俺はよく判らなかった。
元々母は鬼王妃として一部若手の王宮侍女らからは怖れられていたのだ。それが3人揃ったからと言って今更だ。多少脅威が増すだけだろう。俺としては貴族たちや父がシルフィとの仲を認めるのをバックアップしてくれたら、それで良いと浅はかにも思ってしまったのだ。
でも、3人の力は突き抜けていた。その行動力も。
学園舞踏会の衣装選びに俺が連れて行きたかったのに、
「ドレスのことなんてあなたは何もわからないでしょ」
と、母らは強引にシルフィを連れて超有名ドレス工房へ連れて行ったのだ。なおかつ、普通ならば人気で1年待ちなのを何かで脅して強引に1週間あまりで作らせたのだ。なおかつ自分ら3人の分も作らせていた。
「あの工房、私からの依頼をことごとく断っていたから丁度良かったわ」
俺は工房の主がかわいそうになった。この3人揃うと道理まで曲がってしまうらしい。いや、違う自分らの都合の良いように改悪? されるのだ。
更には彼女らは、ドレスを取りに行ったところを伯爵らに襲われてしまったのだ。
それを聞いて慌てて駆けつけようとしたら、何故か心配した父が既に飛び出した後で、王宮にいる王族がいなくなっており、仕方なしに俺が残ることになったのだ。
何故だ! 本来は王子様の俺がシルフィのところに駆けつけるのが基本だろうが。そもそも、俺がシルフィと同行している所に襲われて華々しく敵を退治するのが王子様の基本のはずなのに。
なのに、なのにだ! この3人は平気で1個中隊の騎士を殲滅してくれたのだ。
「ま、あなたには出来ないと思うわよ」
後で母に自慢気に言われて俺は悔しくて思わずハンカチを噛み締めそうになった・・・・。
いや、俺でも出来るぞ・・・・おそらく・・・・
多分・・・・
100人は無理か・・・・
その帰ってきた後も何故か父と母がそのまま寝室に籠もってしまって、俺はシルフィの様子を見に行けなかった。机の上には本来父の決済する書類が山積みになって押し寄せて来たのだ・・・・
「シルフィ、本当に昨日はすまない。あんなことがあるのならば俺が護衛したのに。事件を知った後も慌てて飛び出した父に、王宮の全てを任されて、俺は駆けつけることが出来なかったんだ」
翌日、舞踏会に行く前にやっと書類仕事を終えた俺はシルフィに謝ったのに、
「アーーーラ、アルフォンス、あなたが一人いたって昨日は殆ど役に立たなかったわよ」
ボケ母が酷いことを言ってくれた。こいつ、俺とシルフィの間を取り持つつもりはあるのか!
「煩いですね。母上は楽しんでいらっしゃるだけでしょう」
「あなた、それが婚約者を守ってくれた母親に対して言う言葉なの?」
母の言葉に俺は反論できなかった。何で母はこんなに強いのだ? 絶対におかしい。知らなかった。今までしおらしく演じていた・・・・いや鬼王妃として大人しくしていただけ・・・・なんか違うが、ここまで強いとは思ってもいなかった。下手したらこの3人で1個師団でも殲滅できるのかもしれない・・・・
結局俺は折角の舞踏会なのに、シルフィと一緒の馬車に乗れなかった。
何故母が俺の位置を取るのだ? こいつ娘が欲しかっただけなのか?
もうなんか許せなかった。
でも、あの3人には勝てない・・・・
こうなったら舞踏会の会場で侯爵家がケチつけてきたら俺がシルフィを守ろうと思ったのだ。
シルフィを馬車から下ろすと、母らを無視して俺は歩き出した。
母はバルテリンクに手伝って降ろしてもらっていた。なんか不吉なセリフを吐いているけれど、今日の主役は俺だ。俺がシルフィを守るのだ。
クンラートらのところに行くとシルフィがキョロキョロと平民の男たちを見ているんだけど・・・・どういう事? こいつをエスコートしているのは俺だ。皆の憧れの王太子の俺がエスコートしているのに・・・・まあ、こいつは最初からそうだったけど。
「俺を隣にして他の男を見るのは止めてくれ」
普通、このセリフを人気ナンバーワンの俺が言うか?
でも、ドレスを纏ったシルフィはとても綺麗で、他の男達がチラチラ見てくるんだけど。それだけでも許せないのに、俺を見ないなんて・・・・
「まあ、我が子もそんなに自分に自信がないのかしら。本当にヘタれね。もっと自分に自信を持ちなさい」
って後ろから母に注意された時には切れそうになった。何だこれは! 小さな子供の参観日か何かか?
俺はもうほとんど大人だ。と言うか、ここは学園だ。保護者は黙っていろ!
俺は睨みつけたけれど母は全く堪えていない。
そこに侯爵一家がやってきて、シルフィを睨みつけてきた。
その視線を俺が前に出て遮る。思わずシルフィがギュッと手を握って来た。俺はそれが少し嬉しかった。
父が挨拶に立ち、シルフィの父が子爵位につくと宣言した。
シルフィは驚いているみたいだ。これで身分的にもシルフィを娶る目処がついた。そう思った時だ。
「昨日、そのアントンの家内がマデロン・クライエンホフ伯爵を殺したのです。そのような者の夫を子爵位に叙爵するなどもってのほかではありませんか」
侯爵が宣戦を布告してきたのだ。
長々と告発しているんだけど、その合間に母らがちゃちゃを入れている。
「陛下のいらっしゃるこの舞踏会をこの娘は侮辱しているのです。殿下の事をその体を使って誘惑した淫乱娘に違いありません。直ちに断罪を」
侯爵のその言葉に俺はキレた。何を言いやがる、体を使って誘惑しようとしてきたのには貴様の娘だろうが! 俺まさに叫ぼうとした時だ。
「ちょっと、そこの白髪のジジイ、何、私の娘にイチャモンつけてくれているのよ」
シルフィの母が怒髪天で立っていたのだ。
嘘ーーーー。日頃おしとやかな人だと思っていたのに、この威圧感の凄さ。
「体を使って殿下を誘惑したですって! それ元々、あんたの隣りにいるトゥーナが陛下に対して使ったことでしょう!」
俺が断罪する前に、シルフィの母にされてしまった。
それも素っ裸で父に抱きついている侯爵夫人の映像がデカデカと映し出されているんですけど、ちょっと待って、ここまだ学園なんですけど。その映像は流石にまずいのでは・・・・。
必死にこの映像は嘘だと言い訳する侯爵夫人が哀れだった。絶対に侯爵夫人は終わりだ。二度と社交界には出てこれないだろう。娘をけなされただけで、この画像を皆の前に出して反撃するなんてシルフィの母も鬼だ。こんな事されたら絶対にシルフィの悪口なんて言えない。なんかあればシルフィの母に過去をバラされるかもしれないから・・・・。バルテリンク先生が何故か震えているんだが・・・・。
「兵士100人も連れて話すなんてこと無いわよね。ティナとその娘を殺そうとしたに違いないわ」
「本当に、でもそれは侯爵の命令だったのね」
侍女の格好の母とタチアナの母が大声で皆に話している。
「何言っているのよ。そこの二人。侍女はここに入ることは本来出来ないはずなのよ」
侯爵夫人が言ったのだ。母がニヤリと笑った。絶対にこのためだけに母はこの格好を選んだのだ。
「ふんっ、あんたはいつも物忘れが激しいと思っていたけれど、人の顔も忘れたの」
「な、なんですって。侍女の分際で・・・・・えっ、ルイーセ」
侯爵夫人の顔が驚愕に歪んでいた。
必死に言い訳しようとする侯爵夫人に母が近衛兵に拘束を命じる。
おい、俺の出番がない!
俺は慌てた。このままでは悪魔の三つ子に全て良いところを取られてしまうではないか。
「おのれ、元伯爵家の小娘め」
そう叫ぶと侯爵が杖を振り下ろそうとした。
やっと出番だ。えっ、でも、ターゲットはシルフィでなくて母か・・・・
母なら侯爵の攻撃を受けてもびくともしないだろう・・・・。
俺はやる気が少し失せた。いや、その前に侯爵を斬り捨てればよかったと後で後悔したのだ。間に合ったかどうかはわからないが。
何しろ次の瞬間には母の手から雷撃が飛び出したのだから・・・・
「お、俺の出番が・・・・」
俺はシルフィにとって全くの役立たずではないか・・・・。
好きな人のピンチだったのに、何一つ役に立たなかった。
良いところは全て母ら悪魔の三つ子に取られてしまったのだった・・・・
でも、父らは本当に嫌がっていた。
「せっかくティナは家で大人しくしているから、3人は揃わないと思っていたのに・・・・」
呆然とする父の言う意味が俺はよく判らなかった。
元々母は鬼王妃として一部若手の王宮侍女らからは怖れられていたのだ。それが3人揃ったからと言って今更だ。多少脅威が増すだけだろう。俺としては貴族たちや父がシルフィとの仲を認めるのをバックアップしてくれたら、それで良いと浅はかにも思ってしまったのだ。
でも、3人の力は突き抜けていた。その行動力も。
学園舞踏会の衣装選びに俺が連れて行きたかったのに、
「ドレスのことなんてあなたは何もわからないでしょ」
と、母らは強引にシルフィを連れて超有名ドレス工房へ連れて行ったのだ。なおかつ、普通ならば人気で1年待ちなのを何かで脅して強引に1週間あまりで作らせたのだ。なおかつ自分ら3人の分も作らせていた。
「あの工房、私からの依頼をことごとく断っていたから丁度良かったわ」
俺は工房の主がかわいそうになった。この3人揃うと道理まで曲がってしまうらしい。いや、違う自分らの都合の良いように改悪? されるのだ。
更には彼女らは、ドレスを取りに行ったところを伯爵らに襲われてしまったのだ。
それを聞いて慌てて駆けつけようとしたら、何故か心配した父が既に飛び出した後で、王宮にいる王族がいなくなっており、仕方なしに俺が残ることになったのだ。
何故だ! 本来は王子様の俺がシルフィのところに駆けつけるのが基本だろうが。そもそも、俺がシルフィと同行している所に襲われて華々しく敵を退治するのが王子様の基本のはずなのに。
なのに、なのにだ! この3人は平気で1個中隊の騎士を殲滅してくれたのだ。
「ま、あなたには出来ないと思うわよ」
後で母に自慢気に言われて俺は悔しくて思わずハンカチを噛み締めそうになった・・・・。
いや、俺でも出来るぞ・・・・おそらく・・・・
多分・・・・
100人は無理か・・・・
その帰ってきた後も何故か父と母がそのまま寝室に籠もってしまって、俺はシルフィの様子を見に行けなかった。机の上には本来父の決済する書類が山積みになって押し寄せて来たのだ・・・・
「シルフィ、本当に昨日はすまない。あんなことがあるのならば俺が護衛したのに。事件を知った後も慌てて飛び出した父に、王宮の全てを任されて、俺は駆けつけることが出来なかったんだ」
翌日、舞踏会に行く前にやっと書類仕事を終えた俺はシルフィに謝ったのに、
「アーーーラ、アルフォンス、あなたが一人いたって昨日は殆ど役に立たなかったわよ」
ボケ母が酷いことを言ってくれた。こいつ、俺とシルフィの間を取り持つつもりはあるのか!
「煩いですね。母上は楽しんでいらっしゃるだけでしょう」
「あなた、それが婚約者を守ってくれた母親に対して言う言葉なの?」
母の言葉に俺は反論できなかった。何で母はこんなに強いのだ? 絶対におかしい。知らなかった。今までしおらしく演じていた・・・・いや鬼王妃として大人しくしていただけ・・・・なんか違うが、ここまで強いとは思ってもいなかった。下手したらこの3人で1個師団でも殲滅できるのかもしれない・・・・
結局俺は折角の舞踏会なのに、シルフィと一緒の馬車に乗れなかった。
何故母が俺の位置を取るのだ? こいつ娘が欲しかっただけなのか?
もうなんか許せなかった。
でも、あの3人には勝てない・・・・
こうなったら舞踏会の会場で侯爵家がケチつけてきたら俺がシルフィを守ろうと思ったのだ。
シルフィを馬車から下ろすと、母らを無視して俺は歩き出した。
母はバルテリンクに手伝って降ろしてもらっていた。なんか不吉なセリフを吐いているけれど、今日の主役は俺だ。俺がシルフィを守るのだ。
クンラートらのところに行くとシルフィがキョロキョロと平民の男たちを見ているんだけど・・・・どういう事? こいつをエスコートしているのは俺だ。皆の憧れの王太子の俺がエスコートしているのに・・・・まあ、こいつは最初からそうだったけど。
「俺を隣にして他の男を見るのは止めてくれ」
普通、このセリフを人気ナンバーワンの俺が言うか?
でも、ドレスを纏ったシルフィはとても綺麗で、他の男達がチラチラ見てくるんだけど。それだけでも許せないのに、俺を見ないなんて・・・・
「まあ、我が子もそんなに自分に自信がないのかしら。本当にヘタれね。もっと自分に自信を持ちなさい」
って後ろから母に注意された時には切れそうになった。何だこれは! 小さな子供の参観日か何かか?
俺はもうほとんど大人だ。と言うか、ここは学園だ。保護者は黙っていろ!
俺は睨みつけたけれど母は全く堪えていない。
そこに侯爵一家がやってきて、シルフィを睨みつけてきた。
その視線を俺が前に出て遮る。思わずシルフィがギュッと手を握って来た。俺はそれが少し嬉しかった。
父が挨拶に立ち、シルフィの父が子爵位につくと宣言した。
シルフィは驚いているみたいだ。これで身分的にもシルフィを娶る目処がついた。そう思った時だ。
「昨日、そのアントンの家内がマデロン・クライエンホフ伯爵を殺したのです。そのような者の夫を子爵位に叙爵するなどもってのほかではありませんか」
侯爵が宣戦を布告してきたのだ。
長々と告発しているんだけど、その合間に母らがちゃちゃを入れている。
「陛下のいらっしゃるこの舞踏会をこの娘は侮辱しているのです。殿下の事をその体を使って誘惑した淫乱娘に違いありません。直ちに断罪を」
侯爵のその言葉に俺はキレた。何を言いやがる、体を使って誘惑しようとしてきたのには貴様の娘だろうが! 俺まさに叫ぼうとした時だ。
「ちょっと、そこの白髪のジジイ、何、私の娘にイチャモンつけてくれているのよ」
シルフィの母が怒髪天で立っていたのだ。
嘘ーーーー。日頃おしとやかな人だと思っていたのに、この威圧感の凄さ。
「体を使って殿下を誘惑したですって! それ元々、あんたの隣りにいるトゥーナが陛下に対して使ったことでしょう!」
俺が断罪する前に、シルフィの母にされてしまった。
それも素っ裸で父に抱きついている侯爵夫人の映像がデカデカと映し出されているんですけど、ちょっと待って、ここまだ学園なんですけど。その映像は流石にまずいのでは・・・・。
必死にこの映像は嘘だと言い訳する侯爵夫人が哀れだった。絶対に侯爵夫人は終わりだ。二度と社交界には出てこれないだろう。娘をけなされただけで、この画像を皆の前に出して反撃するなんてシルフィの母も鬼だ。こんな事されたら絶対にシルフィの悪口なんて言えない。なんかあればシルフィの母に過去をバラされるかもしれないから・・・・。バルテリンク先生が何故か震えているんだが・・・・。
「兵士100人も連れて話すなんてこと無いわよね。ティナとその娘を殺そうとしたに違いないわ」
「本当に、でもそれは侯爵の命令だったのね」
侍女の格好の母とタチアナの母が大声で皆に話している。
「何言っているのよ。そこの二人。侍女はここに入ることは本来出来ないはずなのよ」
侯爵夫人が言ったのだ。母がニヤリと笑った。絶対にこのためだけに母はこの格好を選んだのだ。
「ふんっ、あんたはいつも物忘れが激しいと思っていたけれど、人の顔も忘れたの」
「な、なんですって。侍女の分際で・・・・・えっ、ルイーセ」
侯爵夫人の顔が驚愕に歪んでいた。
必死に言い訳しようとする侯爵夫人に母が近衛兵に拘束を命じる。
おい、俺の出番がない!
俺は慌てた。このままでは悪魔の三つ子に全て良いところを取られてしまうではないか。
「おのれ、元伯爵家の小娘め」
そう叫ぶと侯爵が杖を振り下ろそうとした。
やっと出番だ。えっ、でも、ターゲットはシルフィでなくて母か・・・・
母なら侯爵の攻撃を受けてもびくともしないだろう・・・・。
俺はやる気が少し失せた。いや、その前に侯爵を斬り捨てればよかったと後で後悔したのだ。間に合ったかどうかはわからないが。
何しろ次の瞬間には母の手から雷撃が飛び出したのだから・・・・
「お、俺の出番が・・・・」
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