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第三章 健斗と美咲と新たな出会い
戦争終わりの安堵と成長
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うおおおおおおおおおおお~
東京まで届きそうなくらい大きな歓声が上がった。
それほどオーガには苦しめられた。
それまで多少の魔物でもなんとかなっていたのに、急に命の危機を感じ、倒せない敵なんじゃないかと疑心暗鬼になりながらも戦い続けてきた。
そして、今やっと、その強大な敵が地面に横たわっているのを見て、安堵の気持ちと倒せた達成感とレベルが大きく上がった事で、幸せな雰囲気がその場全体に満ち溢れている。
「おかん、どっかこの辺で女性物の洋服や下着売っとるとこ知らんか?」
『咲空ちゃんの服か?』
「うん、それと、麗里とリトルの服も欲しいかな」
「もう一度、ポーアイのホームセンターに行ってもえぇんやけど」
『そんなら大丸でも行くか?』
「あぁデパートは頭に無かった」
「本当にありがとうございました」
「いえいえ、困った時はお互い様ですよ」
『そうですよ、お隣のクランなんだしね』
「生田川って聞きましたが、いつからですか?」
『今朝からですw』
「剣とかありがとうございました」
「空を飛んだり眷属従えてたり凄い大剣振り回したりと、ホント凄いですよね」
「それはそうと、あの治癒をしてくれてた女の子は大丈夫なんですか?」
統括者は、ここに健斗と母親が居る事で多分彼女は大丈夫だったのだろうとは思っていたが一応社交辞令も含めて聞いてみた。
「本当です。あの子が居なかったらもう壊滅の危機でしたから」
「自分が特にあの子の恩恵を受けているので、ちゃんとお礼がしたいのですが」
「おかげさまで命の危機は乗り越えて、もう少しで回復するでしょう」
死に掛けた事で、色々な称号やスキルや耐性を覚えて益々強くなった事も併せて説明した。
『だからと言って、わざと死に掛けるなんて出来ないねー』
「そのまま死んだらお終いですからね~」
「あっそうそう、大丸に行くのならお供いたします」
「実は強奪防止のために、大きなデパートとかの各入り口には交代で警備を配置しているんですよ」
「三ノ宮クランは統率が取れてますねー」
『トップの運営してる人達が凄いんやろうな』
自分たちのやってる事を褒められて、統括者は少し嬉しそうな微笑みを見せた。
「おわったねぇ~」
「あっちの残党もほぼ片付いたよー」
「ごくろうさん」
健斗はすぐさま、咲宙をルームに迎え入れた。
雑魚処理が大体終わった千里たちも輪に入ってきた。
「麗里もリトルもお疲れ様ー」
「シンドカッタ」「マリョク ナクナリソウ ダタ」
「おやっ?いつの間に服を着たんや?」
リトルは短パンを履き、上はベストの様なのを羽織っていた。
麗里は、元々ハワイの民族衣装である、ノースリーブタイプのムームーで、ベルトで腰を絞め上手に着こなしていた。
「さすがに丸裸っだったのでw」
人化率25%とは言え、おっぱいもポッチもちゃんとほぼ無毛であるし、お股も同じくほぼ無毛でワレメちゃんが見えていた。
「あ~あなた方のパーティーが用意してくれたんですね」
「ありがとうございました」
麗里のムームーの下には、提灯ブルマの様なアンダースコートの様な物を履いていた。
『リトルちゃんはずっと回復魔法を掛けながら戦ってくれてたしね』
「「「 本当に助かったよ 」」」
褒められてお礼を言われて凄く恥ずかしそうにリトルは俯いた。
「リトル君、ほんまにありがと~」
「オクスリ アリガト」
リトルはこのパーティーメンバーに貴重なMP回復薬を貰っていた。
「そんな回復薬ってどうされたんですか?」
健斗が聞くと、そのパーティーのリーダーらしき人が簡潔に答えてくれた。
「ドロップです」
「へぇ~いまだドロップって見た事ないけど、やっぱりあるんですね」
「この子がうちのパーティーに入ってから急にドロップや宝箱が出だしたんです」
その時、横から母が口を挟んできた。
『その子の称号かな?あんたの称号をパワーアップしとるんよ』
「だねー 元々君の称号に【幸運の星】ってのを持ってたんだよ」
『その力をこの子が持ってる【恩讐分明】って称号が強めてるんやな』
「恩讐分明?」
『恩を受けたら恩義で返す、仇を受けたら仇で返すって4字熟語やな』
『その子があんたに何らかしらの恩義を感じとんやろうって事』
「うちが一人ぽっちになって魔物に殺されそうなところを助けてもろてん」
「そう言う事だよ」
『最高の好相性って事やと思うで』
その二人はお互いに目を合わせて微笑み合う。
「それと、宝箱の開け方って知ってますか?」
『知っとうよ?』
そう言って母は大剣を顕現させた。
『これも宝箱から出た奴やで』
そのパーティー全員が顔を見合わせ嬉しそうに微笑んだ。
「実は、宝箱が3つもあるんやけど、開け方がわからんで・・・」
『んじゃ~開けに行こか?』
「お、お願いしますー』
「ついでに鑑定のスキルも覚えれるからな」
「統括者さん、自分らは後で追いつくので大丸に行かせてもらえますか?」
「いいですよ~ では、先に行ってますね。あっ正面玄関にいますので」
「わがまま言ってすみません、すぐに行きます」
健斗と母と一行は宝箱を隠している場所へと移動する。
海岸通りまで降りた2号線沿いの商業ビルや高層マンションが立ち並ぶ一角のビルの最上階に隠したと言う。
まだ今の現状じゃ空を飛べる人も少ないだろうから、上階に隠すのは良い案だと思った。
部屋に入ると、奥の方に机を重ねたバリケードがあり、その向こうの小部屋に布団を被せて宝箱は隠されていた。
「これはLv2緑等級、これはLv3紫等級、そしてこれは当たりかなLv4橙等級だよ」
「等級ってあるんですね」
「まず、橙等級から開けるね」
「我が意に沿い、その閉じられし封印を解け」
「ウーヴリール」
「「「おおおおおおお~」」」
宝箱の中には、宝珠が3個入っていた。
健斗が鑑定で見ると、風魔法-[竜巻]、忍術Lv4、戦斧、の三つだった。
忍術はそのままのスキルで、いくつかの上級スキルも覚えるらしい。
風魔法は、上級スキルの竜巻を巻き起こすかなり強力なスキルだ。
戦斧は風音の剣斧だった。
どんな感じなんだろうか?
そこに居る6人のパーティー員全員に鑑定スキルの覚え方を教えた。
Lv2とLv3の宝箱は自分たちで開けてもらう。
「あれ?宝箱ってオープンって簡単な言葉で開くんですね?」
「そうだよ、でもそれを知らない人の前では、出来るだけ難しそうな呪文を言った方が良いと思わない?」
「良く分からないけど、すぐに開けれた方が嬉しいし横取りされる確率減りそうやけど」
『これからはドンドンとクランの人らに教えたったらえぇんちゃうか?』
「そういや、あんたって鉈と剣のスキル持っとったよなぁ?」
「うん、多分この剣鉈でやってるからちゃうかな?」
「斧は?鉈も斧も同じようなもんやろ?」
「全然ちゃうわw」
「なぁ良かったらその斧、交換出来ないかな?」
「・・・」
「何を対価に?」
「俺が今持っている宝珠は、[空間倉庫]と[鍛冶師]だけやけど、どない?」
「「「く、空間倉庫ぉ~?」」」
「そ、それ要らんの?」
「いや、俺はこれがあるから」
「ちょっと怪我人が寝てるから、静かに入ってな」
そう言ってルームのゲートを出して中を見せた。
ルームの中には、まだ目を開けない咲空を、見舞う千里とその眷属たちが座っていた。
冷蔵庫から飲み物を出して皆に配り、一息ついた。
「これは固有異空間で、空間倉庫みたいに大量に物は入らないけど、人が住めるんよ」
「こ、これはどうされたんですか?」
「これも宝箱から出た宝珠だよ」
「おおおおお」
「宝箱、無限の希望が詰まっている・・・」
「ちょ、ちょっち待ってな~」
みんなが小さく輪になって相談しているようだ。
「ほなら、あなたが良いのなら空間倉庫と交換で良いです」
『ほんまにえ~の?固有占有武器やで?』
「斧やし、使う人がおらんのも一因あるねん」
「それに、うちらやったら~それはまた出るんちゃうんかなって思ってんねん」
「でも、鑑定と空間収納はぜ~~~~~~ったいに欲しいもんやったし」
「鑑定がこんなに簡単に手に入るとは思わんかったし、欲しかった空間収納も目の前にあるんやから、これは手に入れろって事やと思うねん」
『まぁそれもこれもあんたが持つ幸運の星って称号の力やと思うで』
「やな、自分の思い通りに事が運ぶのもまた幸運なんやろうしな」
「ありがと」
「もう一個、頼みがあるんやけど、その風魔法の宝珠、ちょっと貸してもらえんやろうか?」
「どうするんですか?」
「ちょっとした実験やねんけど、手伝って欲しいねん」
「お礼に、いくつかスキルを伝授するよ」
そう言って、健斗はそこのリーダーを外に連れ出そうとした。
『健斗さん、またセクハラとかせんようにな~』
「ほんま~えぇ加減にせんとあかんでぇ~」
「おかん、千里、おまえら初対面の子にその冗談は洒落にならんぞ?」
「みてみぃ~凄い警戒しとるやろがぁ」
『あはははははは、冗談やで冗談』
それでも少し怪訝そうな表情で嫌々ながら健斗についていくリーダーだった。
東京まで届きそうなくらい大きな歓声が上がった。
それほどオーガには苦しめられた。
それまで多少の魔物でもなんとかなっていたのに、急に命の危機を感じ、倒せない敵なんじゃないかと疑心暗鬼になりながらも戦い続けてきた。
そして、今やっと、その強大な敵が地面に横たわっているのを見て、安堵の気持ちと倒せた達成感とレベルが大きく上がった事で、幸せな雰囲気がその場全体に満ち溢れている。
「おかん、どっかこの辺で女性物の洋服や下着売っとるとこ知らんか?」
『咲空ちゃんの服か?』
「うん、それと、麗里とリトルの服も欲しいかな」
「もう一度、ポーアイのホームセンターに行ってもえぇんやけど」
『そんなら大丸でも行くか?』
「あぁデパートは頭に無かった」
「本当にありがとうございました」
「いえいえ、困った時はお互い様ですよ」
『そうですよ、お隣のクランなんだしね』
「生田川って聞きましたが、いつからですか?」
『今朝からですw』
「剣とかありがとうございました」
「空を飛んだり眷属従えてたり凄い大剣振り回したりと、ホント凄いですよね」
「それはそうと、あの治癒をしてくれてた女の子は大丈夫なんですか?」
統括者は、ここに健斗と母親が居る事で多分彼女は大丈夫だったのだろうとは思っていたが一応社交辞令も含めて聞いてみた。
「本当です。あの子が居なかったらもう壊滅の危機でしたから」
「自分が特にあの子の恩恵を受けているので、ちゃんとお礼がしたいのですが」
「おかげさまで命の危機は乗り越えて、もう少しで回復するでしょう」
死に掛けた事で、色々な称号やスキルや耐性を覚えて益々強くなった事も併せて説明した。
『だからと言って、わざと死に掛けるなんて出来ないねー』
「そのまま死んだらお終いですからね~」
「あっそうそう、大丸に行くのならお供いたします」
「実は強奪防止のために、大きなデパートとかの各入り口には交代で警備を配置しているんですよ」
「三ノ宮クランは統率が取れてますねー」
『トップの運営してる人達が凄いんやろうな』
自分たちのやってる事を褒められて、統括者は少し嬉しそうな微笑みを見せた。
「おわったねぇ~」
「あっちの残党もほぼ片付いたよー」
「ごくろうさん」
健斗はすぐさま、咲宙をルームに迎え入れた。
雑魚処理が大体終わった千里たちも輪に入ってきた。
「麗里もリトルもお疲れ様ー」
「シンドカッタ」「マリョク ナクナリソウ ダタ」
「おやっ?いつの間に服を着たんや?」
リトルは短パンを履き、上はベストの様なのを羽織っていた。
麗里は、元々ハワイの民族衣装である、ノースリーブタイプのムームーで、ベルトで腰を絞め上手に着こなしていた。
「さすがに丸裸っだったのでw」
人化率25%とは言え、おっぱいもポッチもちゃんとほぼ無毛であるし、お股も同じくほぼ無毛でワレメちゃんが見えていた。
「あ~あなた方のパーティーが用意してくれたんですね」
「ありがとうございました」
麗里のムームーの下には、提灯ブルマの様なアンダースコートの様な物を履いていた。
『リトルちゃんはずっと回復魔法を掛けながら戦ってくれてたしね』
「「「 本当に助かったよ 」」」
褒められてお礼を言われて凄く恥ずかしそうにリトルは俯いた。
「リトル君、ほんまにありがと~」
「オクスリ アリガト」
リトルはこのパーティーメンバーに貴重なMP回復薬を貰っていた。
「そんな回復薬ってどうされたんですか?」
健斗が聞くと、そのパーティーのリーダーらしき人が簡潔に答えてくれた。
「ドロップです」
「へぇ~いまだドロップって見た事ないけど、やっぱりあるんですね」
「この子がうちのパーティーに入ってから急にドロップや宝箱が出だしたんです」
その時、横から母が口を挟んできた。
『その子の称号かな?あんたの称号をパワーアップしとるんよ』
「だねー 元々君の称号に【幸運の星】ってのを持ってたんだよ」
『その力をこの子が持ってる【恩讐分明】って称号が強めてるんやな』
「恩讐分明?」
『恩を受けたら恩義で返す、仇を受けたら仇で返すって4字熟語やな』
『その子があんたに何らかしらの恩義を感じとんやろうって事』
「うちが一人ぽっちになって魔物に殺されそうなところを助けてもろてん」
「そう言う事だよ」
『最高の好相性って事やと思うで』
その二人はお互いに目を合わせて微笑み合う。
「それと、宝箱の開け方って知ってますか?」
『知っとうよ?』
そう言って母は大剣を顕現させた。
『これも宝箱から出た奴やで』
そのパーティー全員が顔を見合わせ嬉しそうに微笑んだ。
「実は、宝箱が3つもあるんやけど、開け方がわからんで・・・」
『んじゃ~開けに行こか?』
「お、お願いしますー』
「ついでに鑑定のスキルも覚えれるからな」
「統括者さん、自分らは後で追いつくので大丸に行かせてもらえますか?」
「いいですよ~ では、先に行ってますね。あっ正面玄関にいますので」
「わがまま言ってすみません、すぐに行きます」
健斗と母と一行は宝箱を隠している場所へと移動する。
海岸通りまで降りた2号線沿いの商業ビルや高層マンションが立ち並ぶ一角のビルの最上階に隠したと言う。
まだ今の現状じゃ空を飛べる人も少ないだろうから、上階に隠すのは良い案だと思った。
部屋に入ると、奥の方に机を重ねたバリケードがあり、その向こうの小部屋に布団を被せて宝箱は隠されていた。
「これはLv2緑等級、これはLv3紫等級、そしてこれは当たりかなLv4橙等級だよ」
「等級ってあるんですね」
「まず、橙等級から開けるね」
「我が意に沿い、その閉じられし封印を解け」
「ウーヴリール」
「「「おおおおおおお~」」」
宝箱の中には、宝珠が3個入っていた。
健斗が鑑定で見ると、風魔法-[竜巻]、忍術Lv4、戦斧、の三つだった。
忍術はそのままのスキルで、いくつかの上級スキルも覚えるらしい。
風魔法は、上級スキルの竜巻を巻き起こすかなり強力なスキルだ。
戦斧は風音の剣斧だった。
どんな感じなんだろうか?
そこに居る6人のパーティー員全員に鑑定スキルの覚え方を教えた。
Lv2とLv3の宝箱は自分たちで開けてもらう。
「あれ?宝箱ってオープンって簡単な言葉で開くんですね?」
「そうだよ、でもそれを知らない人の前では、出来るだけ難しそうな呪文を言った方が良いと思わない?」
「良く分からないけど、すぐに開けれた方が嬉しいし横取りされる確率減りそうやけど」
『これからはドンドンとクランの人らに教えたったらえぇんちゃうか?』
「そういや、あんたって鉈と剣のスキル持っとったよなぁ?」
「うん、多分この剣鉈でやってるからちゃうかな?」
「斧は?鉈も斧も同じようなもんやろ?」
「全然ちゃうわw」
「なぁ良かったらその斧、交換出来ないかな?」
「・・・」
「何を対価に?」
「俺が今持っている宝珠は、[空間倉庫]と[鍛冶師]だけやけど、どない?」
「「「く、空間倉庫ぉ~?」」」
「そ、それ要らんの?」
「いや、俺はこれがあるから」
「ちょっと怪我人が寝てるから、静かに入ってな」
そう言ってルームのゲートを出して中を見せた。
ルームの中には、まだ目を開けない咲空を、見舞う千里とその眷属たちが座っていた。
冷蔵庫から飲み物を出して皆に配り、一息ついた。
「これは固有異空間で、空間倉庫みたいに大量に物は入らないけど、人が住めるんよ」
「こ、これはどうされたんですか?」
「これも宝箱から出た宝珠だよ」
「おおおおお」
「宝箱、無限の希望が詰まっている・・・」
「ちょ、ちょっち待ってな~」
みんなが小さく輪になって相談しているようだ。
「ほなら、あなたが良いのなら空間倉庫と交換で良いです」
『ほんまにえ~の?固有占有武器やで?』
「斧やし、使う人がおらんのも一因あるねん」
「それに、うちらやったら~それはまた出るんちゃうんかなって思ってんねん」
「でも、鑑定と空間収納はぜ~~~~~~ったいに欲しいもんやったし」
「鑑定がこんなに簡単に手に入るとは思わんかったし、欲しかった空間収納も目の前にあるんやから、これは手に入れろって事やと思うねん」
『まぁそれもこれもあんたが持つ幸運の星って称号の力やと思うで』
「やな、自分の思い通りに事が運ぶのもまた幸運なんやろうしな」
「ありがと」
「もう一個、頼みがあるんやけど、その風魔法の宝珠、ちょっと貸してもらえんやろうか?」
「どうするんですか?」
「ちょっとした実験やねんけど、手伝って欲しいねん」
「お礼に、いくつかスキルを伝授するよ」
そう言って、健斗はそこのリーダーを外に連れ出そうとした。
『健斗さん、またセクハラとかせんようにな~』
「ほんま~えぇ加減にせんとあかんでぇ~」
「おかん、千里、おまえら初対面の子にその冗談は洒落にならんぞ?」
「みてみぃ~凄い警戒しとるやろがぁ」
『あはははははは、冗談やで冗談』
それでも少し怪訝そうな表情で嫌々ながら健斗についていくリーダーだった。
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