19 / 62
魔法学園グリモアール編
美少女と一緒に学食に行くと絡まれるのはテンプレ!?
しおりを挟む
一時間目の授業のあとは特に変わった授業もなく、昼休みになった。
どんな授業だったかというと、まあ、簡単に言えばこっちの世界の歴史についてだったり、こっちの世界の数学だったりなどなどがあった。こっちの世界の数学に関しては向こうの世界の数学と同じであったため二週目の俺には簡単すぎたぜ。キラッ!
とにかく昼休みになった俺たちは、弁当などがあるわけではないのでここはSクラスの権限の一つを行使することにした。それは、
そう、学食が無料で使える!ことである。
そんなわけで俺たちは学食に着いた。
こっちの世界の料理に関しては良くわからないためミルラ王女に選んでもらった。
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!これがおすすめですよ!この《スライムモリモリゼリー》がいいですよ!」
「…………それって食べれんの?」
いや、名前だけ聞いたらまじで食べれるか心配なんだけど……
「いや、それよりもお主にはこれだ。《ジャイアントトードの唐揚げ》でも食べて肉をつけろ!」
「カエルって食えたのか…ってか、お前いつからいたの?さっきまでいなかったよね?ね?」
「いや、そんなカロリー高いものよりもここは《マンドラゴラの盛り合わせ》がいいよ!」
おっとここでまさかの第三の意見が登場!
「「「で!どれにするの!」」」
「えっと、全部いただきます……」
みんなの目がマジだったから、どれか一つなんて選べる分けないだろ!
…俺の腹に入りきれるかなぁ。
とお腹の心配しながら料理を受け取って適当に席に着いた。
とりあえず俺に絡んでくるやつがいないようにと祈りながらご飯を食べ始めたがフラグはやはりというべきなのか回収されてしまった。
「ミルラ様!こんな冴えない男なんかよりも私と一緒に食事をしましょう」
早速冴えない男呼ばわりされてしまった俺氏。ふっ!中々わかっているやつじゃないか。
…自分で言っていて悲しくなってきた。あれ、なんか目から汗が…
「今お兄ちゃんのことを冴えないといいましたね!その言葉を訂正してください!」
ミルラ王女は俺の悪口に対して怒鳴り立てた。しかし、相手は揺らぐことがなかった。
「そんな地位や権力、経済力がないようなやつに対して訂正するわけないでしょう。おい!そこの角の生えているお前!どうせお前がSクラスに選ばれたのは運に決まってる」
「あっそ。…ていうか、あんた誰?」
俺がそう言うと、相手は顔を真っ赤にしながら、
「お前は俺が誰か知らないのか!いいだろう、特別に教えてやる!いいか、俺の名前はカイン=フィネールだ!王家に直属に仕えている貴族だ!どうだ、わかったか!」
と言ってきた。だから、俺はそれを正論で返してやった。
「でも王家の下なら彼女の言うこと聞いたほうがいいんじゃない?えっと、カイネールくん」
「クッ!今回は引いてやるが次は覚えておけよ!あと俺の名前はカイン=フィネールだ!」
「おう!じゃあなフィナーレくん」
「だから、カイン=フィネールだ!」
と捨て台詞を吐きながらどこかに行ってしまった。一方的に絡んできて、勝手に帰ってたなぁ…と思いながらその後ろ姿を見ていた。
「それじゃあ、邪魔が入りましたが食事にいたしましょう」
というミルラ王女の言葉により俺たちは昼御飯を食べて昼休みを過ごした。
その間俺はこう思っていた。
やはり美少女と一緒に学食に行くと絡まれるのはテンプレなのだろうか。
とどこかのラノベ風に考えていた。
どんな授業だったかというと、まあ、簡単に言えばこっちの世界の歴史についてだったり、こっちの世界の数学だったりなどなどがあった。こっちの世界の数学に関しては向こうの世界の数学と同じであったため二週目の俺には簡単すぎたぜ。キラッ!
とにかく昼休みになった俺たちは、弁当などがあるわけではないのでここはSクラスの権限の一つを行使することにした。それは、
そう、学食が無料で使える!ことである。
そんなわけで俺たちは学食に着いた。
こっちの世界の料理に関しては良くわからないためミルラ王女に選んでもらった。
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!これがおすすめですよ!この《スライムモリモリゼリー》がいいですよ!」
「…………それって食べれんの?」
いや、名前だけ聞いたらまじで食べれるか心配なんだけど……
「いや、それよりもお主にはこれだ。《ジャイアントトードの唐揚げ》でも食べて肉をつけろ!」
「カエルって食えたのか…ってか、お前いつからいたの?さっきまでいなかったよね?ね?」
「いや、そんなカロリー高いものよりもここは《マンドラゴラの盛り合わせ》がいいよ!」
おっとここでまさかの第三の意見が登場!
「「「で!どれにするの!」」」
「えっと、全部いただきます……」
みんなの目がマジだったから、どれか一つなんて選べる分けないだろ!
…俺の腹に入りきれるかなぁ。
とお腹の心配しながら料理を受け取って適当に席に着いた。
とりあえず俺に絡んでくるやつがいないようにと祈りながらご飯を食べ始めたがフラグはやはりというべきなのか回収されてしまった。
「ミルラ様!こんな冴えない男なんかよりも私と一緒に食事をしましょう」
早速冴えない男呼ばわりされてしまった俺氏。ふっ!中々わかっているやつじゃないか。
…自分で言っていて悲しくなってきた。あれ、なんか目から汗が…
「今お兄ちゃんのことを冴えないといいましたね!その言葉を訂正してください!」
ミルラ王女は俺の悪口に対して怒鳴り立てた。しかし、相手は揺らぐことがなかった。
「そんな地位や権力、経済力がないようなやつに対して訂正するわけないでしょう。おい!そこの角の生えているお前!どうせお前がSクラスに選ばれたのは運に決まってる」
「あっそ。…ていうか、あんた誰?」
俺がそう言うと、相手は顔を真っ赤にしながら、
「お前は俺が誰か知らないのか!いいだろう、特別に教えてやる!いいか、俺の名前はカイン=フィネールだ!王家に直属に仕えている貴族だ!どうだ、わかったか!」
と言ってきた。だから、俺はそれを正論で返してやった。
「でも王家の下なら彼女の言うこと聞いたほうがいいんじゃない?えっと、カイネールくん」
「クッ!今回は引いてやるが次は覚えておけよ!あと俺の名前はカイン=フィネールだ!」
「おう!じゃあなフィナーレくん」
「だから、カイン=フィネールだ!」
と捨て台詞を吐きながらどこかに行ってしまった。一方的に絡んできて、勝手に帰ってたなぁ…と思いながらその後ろ姿を見ていた。
「それじゃあ、邪魔が入りましたが食事にいたしましょう」
というミルラ王女の言葉により俺たちは昼御飯を食べて昼休みを過ごした。
その間俺はこう思っていた。
やはり美少女と一緒に学食に行くと絡まれるのはテンプレなのだろうか。
とどこかのラノベ風に考えていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
206
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる