譲れない秘密の溺愛

恋文春奈

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第6話 朝陽side 運命の出逢い

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美波と出会ったのは動物園だった。


当時俺は動物園が好きで一人でよく通っていた。
フラミンゴを見に行った時だった。
いつも一人で来ている子だった。

君の笑顔が俺はいつの間にか気になっていた。


「君、フラミンゴ好きなの?」


「え!?そうですけど…」

彼女はおどおどしながら応じてくれた。
顔を見ると美しい人だった。


なんでこんな美人が一人でいつも来てるんだ?
って俺も一人だけど。


それから毎回会うたびに話をするようになった。


ある日フラミンゴがハート型になった時
「美波さん今、写真撮ろう!」
「えっ!」
カシャ。


これが二人の初めての2ショットだった。


連絡先も俺から聞いた。


俺はもうすでに話す前から君の笑顔に恋していたのかもしれない。


それから同じ会社だと知った


運命だと思った



それから秘密の恋は動き出した


美波の家に行った時


美波が険しい顔でパソコンを見ていた。


「美波、どした?」


「ん?仕事、まだ残ってて」


「見せて」


すると急に美波は泣き出した。


「美波…?」


当時新人社員だった美波はわからない事だらけで不安だと初めて仕事の話を俺に打ち明けてくれた。



「美波、俺がいるって事忘れてない?」



俺は頭を撫でながら
「大丈夫、美波は抱え込みすぎ、俺を頼ってよ…」



「でも…朝陽くんに心配かけたくなくて…」



「心配かけていいよ…俺どんな美波でも好きだよ…」



出会った頃の懐かしい記憶。



会社ではおどおどしていて美人だって誰も気づいていない。



美波は俺の前では素直で優しくて芯のある子だ。



美波の事は俺だけが分かっていればいい…。



そんな時俺の親友、氷室優人は美波を好きになった。





あの時出会っていてよかった…
運命の人に…

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