96 / 188
大丈夫か?
しおりを挟む
少し遅れてヘイリーさんたちやルアンナさん率いる騎士たちも部屋になだれ込んでくる。
イザベル王女も取り押さえられてしまい、ヘンリエッタさんは気絶したまま手錠みたいなのを付けられて拘束される。
形勢は完全に逆転した。
自由になった僕は腕を組んで部屋全体を見ているスカーテ王女の前に立つ。
「大丈夫か?」
「はい。何かをされる前に助けていただきました。ありがとうございます」
頭を下げて丁寧にお礼を言った。
「我々は当たり前のことをしただけだ。むしろ誘拐を防げず申し訳ない」
「作戦の最中に裏切り者が出るなんて誰も予想できません。気にしないでください」
「そう言ってもらえると助かるのだが……」
難しい顔をしている。あまり納得できないようだ。
自分自身を責めているように見えた。
「それでこの後、イザベル王女やヘンリエッタさんはどうなるんですか?」
「ふむ。悩ましい話だな」
少なくとも貴重な男性を拉致したヘンリエッタさんは処刑、イザベル王女は強制退去。さらにはテルルエ王国との同盟解除、その辺りが落とし所だろうか。
もしそこまで関係が悪化したらブルド大国ってところに攻め込まれてしまうのかな?
僕をきっかけに多くの女性が不幸になってしまう。
それは嫌だ。
子供っぽい考えだってのはわかっているけど、敵味方関係なく女性が傷ついてのは嫌なんだ。もう泣いている姿は見たくない。
「イオディプス君はどうしてほしい?」
まさか聞かれてしまった。
学校すらまともに通わなかった僕が国政に関わってはいけないと思っているんだけど……このチャンスは逃したくない。多くの女性を助けるために動こう。
図々しいお願いだとは分かっているけど言わずにいられない。
「今回の件は、なかったことにして欲しいです」
「君の貞操が危なかったんだぞ?」
そんなものためにと言いかけて口を閉じた。
女性にとって大事なことだと思い出したからだ。日本にいた頃は男の貞操なんてどうでも良いという扱いをされることが多かったけど、この世界では逆転している。童貞に価値があるみたいだし、初めての相手というのも重要だ。
すべてを捨てても男の初めてを手に入れたいという人がいることは、レベッタさんを見ればわかる。
「確かに彼女たちは罪深い行為をしました。それは間違いありません」
うんうんと、うなずいている。想像していた童貞の価値は間違ってなかったようだ。
違和感は残るけど、それがこの世界の常識なのだから受け入れるしかない。
「ですが、僕はそれを赦したいと思います」
「どうしてだ? 二人ともこの場で斬り捨てても問題ないぐらいの大罪人だぞ?」
「人はいつも正しい道を歩めるとは限りません。時には間違ってしまうこともあるでしょう。みんなだって、一つぐらいは心当たりあるんじゃないですか?」
スカーテ王女と話している間に集まってきた女性たちを見渡しながら言った。
その中にはレベッタさんたちもいる。気まずそうな顔をしていた。
当然だよね。僕を襲うか、それとも変なことをしようとする経験があるんだから。
「僕だって例外じゃありません。罪深いことをしたことはあります」
「そんなことない! イオ君は綺麗なままだよ!」
話に割り込んできたのはレベッタさんだ。出会ってからずっと味方してくれる素敵な女性だけど、今回はその気持ちが悪い方向に出ている。
僕の手は血に濡れているのだ。
決して綺麗じゃないんだよ。
「誰にも言ってないだけで、罪深い行いをしたことはあるんです。しかも誰にも裁かれてない」
第二の人生をもらってしまったので死は償いにはなっていない。
誰にも裁かれず犯罪者が、のうのうと生きているのだ。
「イオ君……」
温かいレベッタさんの手が頬に触れた。
「そんな顔しないでください」
誰かを悲しませるために話しているわけじゃないんだ。
「イオディプス君の言いたいことは分かった。一考の余地はあるが、我が国の面子にも関わるからなかったことにはできない」
犯罪者でも僕の意見一つで無罪に出来るとなれば、国や法のあり方を問われてしまう。
提案を無条件で受け入れないのは、王族として当然の判断だろう。そこに異論はないし、理性的に行動してくれてほっとしているぐらいだ。
「だから条件を出したい」
「どんな内容ですか?」
「死ぬまで我が国に滞在すること。その証明として三年以内に子供を数人作ると約束するのだ。それができなければヘンリエッタとイザベル王女は、この場で殺す」
もっと無茶苦茶な条件が出ると思っていたけど、まともな内容だった。
この国の人とは深く関わりすぎてしまったので出て行くつもりはない。永住することは僕の願いにもつながる。
けど子作りについてはちょっとだけ怖い…………けど僕の答えは決まっていた。
「すべてはイオディプス君の判断しだいだ。どうする?」
「その取引内容で問題ありません。永住する証拠として子供を作ります。相手の条件はありますか?」
「子供の一人は王族から出してもらいたい。それ以外はイオディプス君の好きにしていい」
権力を維持するためには、高ランクのスキル持ちが必要だ。三人とも王族の子供にしたかったはずなのに妥協してくれたみたいだ。
「わかりました。その条件でかまいません。ですから、今回の事件は穏便に終わらせてくださいね」
「もちろんだ。約束しよう」
すごく悪そうな顔をしながら、スカーテ王女が笑っていた。
悪魔と取引したように感じるけど仕方がない。僕はヘンリエッタさんとイザベル王女を守りたいと思ってしまったのだから諦めるしかない。
==========
【あとがき】
本日、Amazon Kindleにて電子書籍版を販売しました!
面白かったらAmazonレビュー等も歓迎です!
イザベル王女も取り押さえられてしまい、ヘンリエッタさんは気絶したまま手錠みたいなのを付けられて拘束される。
形勢は完全に逆転した。
自由になった僕は腕を組んで部屋全体を見ているスカーテ王女の前に立つ。
「大丈夫か?」
「はい。何かをされる前に助けていただきました。ありがとうございます」
頭を下げて丁寧にお礼を言った。
「我々は当たり前のことをしただけだ。むしろ誘拐を防げず申し訳ない」
「作戦の最中に裏切り者が出るなんて誰も予想できません。気にしないでください」
「そう言ってもらえると助かるのだが……」
難しい顔をしている。あまり納得できないようだ。
自分自身を責めているように見えた。
「それでこの後、イザベル王女やヘンリエッタさんはどうなるんですか?」
「ふむ。悩ましい話だな」
少なくとも貴重な男性を拉致したヘンリエッタさんは処刑、イザベル王女は強制退去。さらにはテルルエ王国との同盟解除、その辺りが落とし所だろうか。
もしそこまで関係が悪化したらブルド大国ってところに攻め込まれてしまうのかな?
僕をきっかけに多くの女性が不幸になってしまう。
それは嫌だ。
子供っぽい考えだってのはわかっているけど、敵味方関係なく女性が傷ついてのは嫌なんだ。もう泣いている姿は見たくない。
「イオディプス君はどうしてほしい?」
まさか聞かれてしまった。
学校すらまともに通わなかった僕が国政に関わってはいけないと思っているんだけど……このチャンスは逃したくない。多くの女性を助けるために動こう。
図々しいお願いだとは分かっているけど言わずにいられない。
「今回の件は、なかったことにして欲しいです」
「君の貞操が危なかったんだぞ?」
そんなものためにと言いかけて口を閉じた。
女性にとって大事なことだと思い出したからだ。日本にいた頃は男の貞操なんてどうでも良いという扱いをされることが多かったけど、この世界では逆転している。童貞に価値があるみたいだし、初めての相手というのも重要だ。
すべてを捨てても男の初めてを手に入れたいという人がいることは、レベッタさんを見ればわかる。
「確かに彼女たちは罪深い行為をしました。それは間違いありません」
うんうんと、うなずいている。想像していた童貞の価値は間違ってなかったようだ。
違和感は残るけど、それがこの世界の常識なのだから受け入れるしかない。
「ですが、僕はそれを赦したいと思います」
「どうしてだ? 二人ともこの場で斬り捨てても問題ないぐらいの大罪人だぞ?」
「人はいつも正しい道を歩めるとは限りません。時には間違ってしまうこともあるでしょう。みんなだって、一つぐらいは心当たりあるんじゃないですか?」
スカーテ王女と話している間に集まってきた女性たちを見渡しながら言った。
その中にはレベッタさんたちもいる。気まずそうな顔をしていた。
当然だよね。僕を襲うか、それとも変なことをしようとする経験があるんだから。
「僕だって例外じゃありません。罪深いことをしたことはあります」
「そんなことない! イオ君は綺麗なままだよ!」
話に割り込んできたのはレベッタさんだ。出会ってからずっと味方してくれる素敵な女性だけど、今回はその気持ちが悪い方向に出ている。
僕の手は血に濡れているのだ。
決して綺麗じゃないんだよ。
「誰にも言ってないだけで、罪深い行いをしたことはあるんです。しかも誰にも裁かれてない」
第二の人生をもらってしまったので死は償いにはなっていない。
誰にも裁かれず犯罪者が、のうのうと生きているのだ。
「イオ君……」
温かいレベッタさんの手が頬に触れた。
「そんな顔しないでください」
誰かを悲しませるために話しているわけじゃないんだ。
「イオディプス君の言いたいことは分かった。一考の余地はあるが、我が国の面子にも関わるからなかったことにはできない」
犯罪者でも僕の意見一つで無罪に出来るとなれば、国や法のあり方を問われてしまう。
提案を無条件で受け入れないのは、王族として当然の判断だろう。そこに異論はないし、理性的に行動してくれてほっとしているぐらいだ。
「だから条件を出したい」
「どんな内容ですか?」
「死ぬまで我が国に滞在すること。その証明として三年以内に子供を数人作ると約束するのだ。それができなければヘンリエッタとイザベル王女は、この場で殺す」
もっと無茶苦茶な条件が出ると思っていたけど、まともな内容だった。
この国の人とは深く関わりすぎてしまったので出て行くつもりはない。永住することは僕の願いにもつながる。
けど子作りについてはちょっとだけ怖い…………けど僕の答えは決まっていた。
「すべてはイオディプス君の判断しだいだ。どうする?」
「その取引内容で問題ありません。永住する証拠として子供を作ります。相手の条件はありますか?」
「子供の一人は王族から出してもらいたい。それ以外はイオディプス君の好きにしていい」
権力を維持するためには、高ランクのスキル持ちが必要だ。三人とも王族の子供にしたかったはずなのに妥協してくれたみたいだ。
「わかりました。その条件でかまいません。ですから、今回の事件は穏便に終わらせてくださいね」
「もちろんだ。約束しよう」
すごく悪そうな顔をしながら、スカーテ王女が笑っていた。
悪魔と取引したように感じるけど仕方がない。僕はヘンリエッタさんとイザベル王女を守りたいと思ってしまったのだから諦めるしかない。
==========
【あとがき】
本日、Amazon Kindleにて電子書籍版を販売しました!
面白かったらAmazonレビュー等も歓迎です!
2
あなたにおすすめの小説
高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
男女比1:50の世界に転生したけど、前世の感覚で普通に接してたら幼馴染も姉妹もお嬢様もみんな沼にハマっていった件 ~ダンジョンにも潜ります〜
メトト
ファンタジー
男女比1:50――この世界で男は、守られ、大切にされ、穏やかに生きることを求められる存在。
だけど蓮は違った。
前世の記憶を持つ彼には、「男だから」という枷がない。女の子にも男の子にも同じように笑いかけ、距離を詰め、気負いなく手を差し伸べる。本人にとってはただの"普通"。でもこの世界では、その普通が劇薬だった。
幼馴染は気づけば目で追っていた。姉は守りたい感情の正体に戸惑い始めた。名家のお嬢様は、初めて「対等」に扱われたことが忘れられなくなった。
そして蓮はと言えば――。
「ダンジョン潜りてえなあ!」
誰も見たことのない深淵にロマンを見出し、周囲の心配をよそに、未知の世界へ飛び込もうとしている。
自覚なき最強のタラシが、命懸けの冒険と恋の沼を同時に生み出す、現代ダンジョンファンタジー。
カクヨムさんの方で先行公開しております。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
男女比5対1の女尊男卑の世界で子供の頃、少女を助けたら「お嫁さんになりたい!」と言って来た。まさか、それが王女様だったなんて……。
楽園
恋愛
「将来、あなたのお嫁さんになりたい」
10年前、俺は魔法の力で一人の少女を救った。
……そして現在。ここは男女比5:1の女尊男卑の世界。
男は女に「選ばれる」ためだけの存在する。
俺、アルトは、前世の記憶と女でさえ持っていない無限の魔力を隠し、父と静かに暮らす「モブ」になるはずだった。
「待っていましたわ、アルト」
学園で再会したあの時の少女は、驚くべきことにリリアーナ王女だった。
どうやら彼女、あの日の「約束」を本気で果たしに来たらしい。
(俺の平穏なモブ生活が……!)
最強を隠したい男と、その秘密ごと彼を手に入れたい王女の、すれ違い学園ファンタジー!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる