シャム猫

紫艶寝坊する２

寮管室から帰ってきて、風呂に入り、ベッドに横になったが、寝付けないでいた。

湖箔の本来の姿が、目に焼きついて離れないでいたからだ。

俺は完全なノーマルなんだが・・・

あれだったら、確かに、どっちでもいいような気がしてくる。

熱狂的な追っかけが現れるのもしょうがないような？

まっ、本人からしたら、勘弁して欲しいんだろうけどな。

合宿中は、俺が気をつけて、護ってやらないといけないんだよな、特に風呂や就寝時に・・・

特に何を想像したという訳ではなかったのに、腰に熱が集まってくるのを感じた。

マジか・・・

最近抜いてなかったからか？

溜息を吐き出して、目を閉じ、俺のお気に入りシチュを想像しながら、扱いていたが、いつの間にか、対象が、湖箔にすり替わっていた。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・ヤバイ。

今までで、一番興奮した。

腹の上に吐き出した白濁を、ティッシュで軽く拭うと、また直ぐに起ち上がったのを見て、溜息がでる。

再び自身を扱いて、処理をする。

風呂で身体を洗い流したが、まだ、燻るものがある気がした。

タオルで軽く身体の水気を取り、ベッドに横になり、ふと、時計を見ると２時を過ぎていた。


湖箔は俺達に、性的に意識されたくはないのだろう。

そういう面で大丈夫だと信頼されたから、本当の姿を見せてくれたのだと解っている。

美和の事・・・笑えないな。

態度に出ないように気をつけないと、信頼を失いたくはないからな。