シャム猫

大器晩成らしい

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「(私の部屋で看病する事になったので大丈夫です。荷物とか、運ぶの手伝って貰っていいですか?さっき、君達が来る前、その話をしていたのですよ)」

た「(愛染先生、その件はまだ話し合いの最中で、決定してなかったですよね)」

しづ「((やっぱな))」

ジ「(そうでしたか?さっきの話で決まりじゃないですか?)」

は「(あの)」

た・ジ「「(何?)」」

は「(公平にジャンケンで決めません?もしくは、湖箔の部屋で、時間を区切って順番で看病するとか)」

た・ジ「「(ジャンケンで決めるか)」」

しづ「((この人達に勝たせたらやばいんじゃ?))」

しん「(先生達に看病させたら、湖箔が気を遣うんじゃないか?)」

は「(そうだな。先生、俺達もジャンケンに混ざります。)」

しづ「(じゃあ、俺達が勝ったら、三人で順番に看るか)」

は・しん「「(了解)」」

た「(勝負は一回だ。負けても文句は無しで!)」

ジ「(OK!)」

た・ジ・は・しん・しづ「「「「「(最初はグー、ジャンケン、ポン)」」」」」

た・ジ・しん「「「(ポン)」」」

ジ・しん「「(ポン)」」

ジ「(よし)」

た「((最悪だ))」

は「(決まりですね。湖箔の荷物、鍵が入ってると思うから、とりあえず、先生の部屋に運びますね)」

ジ「(そうだね。よろしく。あと、先に鍵を渡しておくから、部屋に入る時、鍵開けも頼む)」

しづ「(了解です)」

ジ「(それじゃ、行くか♪、美和先生、失礼しますね)」

そう言うとジョエルは、嬉しそうに湖箔を抱き上げ、いそいそと、保健室を出て行った。

疾風達は湖箔の荷物を持ち、靴を入れ替えたり、扉を開閉したり等のフォローをする為、その後を、付いていった。


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