18 / 189
SIDE 神官長
しおりを挟む
SIDE 神官長 クレメンテ
今日はアイゼン王子の19歳の誕生日
16歳から行っている召喚の儀式も4回目となる
弟君であらせられる 第2王子エイダン様は 1回で召喚できたことから 国王陛下の時の 儀式の方法が 継承されていく段階で 伝えられる内容に 間違いや足りないもの等の 不備がおきた訳ではない事が 確認できた
お相手の方が 成人に達していない場合も考えられるが・・・
いづれにせよ 私のする事は つつが無く 儀式を執り行う事だけですね
儀式の時となり 居並ぶ王族や 他国からの賓客達の見守る中 魔方陣全体が見回せる 一段高くなっている所に上がり 魔力と神力が練りあがるのを 感覚で探る為 眼を閉じた
二つの力が混ざり合い 一つの力に馴染んだのを 感じとり 顔を上げ アイゼン王子へと 目配せをすると 王子は小さく頷き 召喚の詞を唱えはじめた
「我願う 運命の君 我が召喚に答え 今ここに導かれ給え」
キラキラとした光が 王子の体から 螺旋を描きながら 空えと昇っていく
過去三回にわたって 何の反応も見せていなかったら 安堵したが 同じような光が 3本 同じ方向に向かって 伸びていて 唖然とした
こんな事例 聞いたこともないし 過去の文献にも載ってはいない
そもそも これは 我が国の 王族のみが行う たった一人の 運命の相手を呼び寄せる為の 儀式なのだから 当事者である王子以外 反応する者がでる事は ありえなかった
ましてや その中の1本が 私から発生しているとは・・・想定外です
他の二つの光の発生源を見てみるれば
龍王 ギルデガルド ローガレン
魔王 シャルドネード ルーレーン
まさかの 顔ぶれに 驚愕でしかない
魔方陣に視線を戻す。
おかしい、何時までたっても 運命の相手が現れない それどころか 魔方陣に力が吸収され続け 周りの神官や魔術師達が 膝をつきはじめた
引き寄せる為の力が 足りていないようだ
慌てて魔方陣に走り寄り 私と魔王とで それぞれの力を練り合わせ 足してゆく
だが 注いでも 注いでも 端から力が 消費されていってるように感じる
きりがない
運命の相手を引き寄せるのを 一時あきらめるのか 龍王と王子とで力を合わせ どうにか 運命の相手の識別を 魔方陣へと刻み込んでいた
後は識別が消えないよう 神官と魔術師 二人一組のチームを 8チーム 急遽つくり 3時間交代で 魔方陣へ維持の為の力を 注がせ続けた
その間 ガッレシニア王国の王族と 今回反応した者 魔術師長 等
場所を 王宮の会議の間へ移し 今後の解決策を検討した
それから12日後の早朝 とうとう 運命の出会いを果たした
会議の場では 30名で行うと決まっていたが 万全を期すために 王子や王子補佐のツヴァイ・龍王・私も始めから輪の中に 加わり 魔王には全体を見て補佐をして貰う事になった
儀式が始まり 皆のもてる力を全て いっきに魔方陣へと 叩き込んだ
1刻程 過ぎた頃でしょうか
魔方陣の上空に 大きな 花の蕾のような物が現われて 少し困惑していました
でも 王子が手を伸ばすのを見て 慌てて止め 分析の得意な魔術師を 呼んでもらいました
どうやら 花の蕾は 物凄い機能が付加された 結界だったらしい
興奮した魔術師の鼻息が すごい
花の蕾のような結界を眺めながら 神力を回復させていたら 蕾が 徐々に開いてゆき 美しい大輪の花の様になった
そして その中央に 薄い桃色の衣装を着た 小さい妖精が眠っていた
彼女のあまりの可憐さに 呆然としている間に 王子が マントで包んで 抱き上げていた
今日はアイゼン王子の19歳の誕生日
16歳から行っている召喚の儀式も4回目となる
弟君であらせられる 第2王子エイダン様は 1回で召喚できたことから 国王陛下の時の 儀式の方法が 継承されていく段階で 伝えられる内容に 間違いや足りないもの等の 不備がおきた訳ではない事が 確認できた
お相手の方が 成人に達していない場合も考えられるが・・・
いづれにせよ 私のする事は つつが無く 儀式を執り行う事だけですね
儀式の時となり 居並ぶ王族や 他国からの賓客達の見守る中 魔方陣全体が見回せる 一段高くなっている所に上がり 魔力と神力が練りあがるのを 感覚で探る為 眼を閉じた
二つの力が混ざり合い 一つの力に馴染んだのを 感じとり 顔を上げ アイゼン王子へと 目配せをすると 王子は小さく頷き 召喚の詞を唱えはじめた
「我願う 運命の君 我が召喚に答え 今ここに導かれ給え」
キラキラとした光が 王子の体から 螺旋を描きながら 空えと昇っていく
過去三回にわたって 何の反応も見せていなかったら 安堵したが 同じような光が 3本 同じ方向に向かって 伸びていて 唖然とした
こんな事例 聞いたこともないし 過去の文献にも載ってはいない
そもそも これは 我が国の 王族のみが行う たった一人の 運命の相手を呼び寄せる為の 儀式なのだから 当事者である王子以外 反応する者がでる事は ありえなかった
ましてや その中の1本が 私から発生しているとは・・・想定外です
他の二つの光の発生源を見てみるれば
龍王 ギルデガルド ローガレン
魔王 シャルドネード ルーレーン
まさかの 顔ぶれに 驚愕でしかない
魔方陣に視線を戻す。
おかしい、何時までたっても 運命の相手が現れない それどころか 魔方陣に力が吸収され続け 周りの神官や魔術師達が 膝をつきはじめた
引き寄せる為の力が 足りていないようだ
慌てて魔方陣に走り寄り 私と魔王とで それぞれの力を練り合わせ 足してゆく
だが 注いでも 注いでも 端から力が 消費されていってるように感じる
きりがない
運命の相手を引き寄せるのを 一時あきらめるのか 龍王と王子とで力を合わせ どうにか 運命の相手の識別を 魔方陣へと刻み込んでいた
後は識別が消えないよう 神官と魔術師 二人一組のチームを 8チーム 急遽つくり 3時間交代で 魔方陣へ維持の為の力を 注がせ続けた
その間 ガッレシニア王国の王族と 今回反応した者 魔術師長 等
場所を 王宮の会議の間へ移し 今後の解決策を検討した
それから12日後の早朝 とうとう 運命の出会いを果たした
会議の場では 30名で行うと決まっていたが 万全を期すために 王子や王子補佐のツヴァイ・龍王・私も始めから輪の中に 加わり 魔王には全体を見て補佐をして貰う事になった
儀式が始まり 皆のもてる力を全て いっきに魔方陣へと 叩き込んだ
1刻程 過ぎた頃でしょうか
魔方陣の上空に 大きな 花の蕾のような物が現われて 少し困惑していました
でも 王子が手を伸ばすのを見て 慌てて止め 分析の得意な魔術師を 呼んでもらいました
どうやら 花の蕾は 物凄い機能が付加された 結界だったらしい
興奮した魔術師の鼻息が すごい
花の蕾のような結界を眺めながら 神力を回復させていたら 蕾が 徐々に開いてゆき 美しい大輪の花の様になった
そして その中央に 薄い桃色の衣装を着た 小さい妖精が眠っていた
彼女のあまりの可憐さに 呆然としている間に 王子が マントで包んで 抱き上げていた
10
あなたにおすすめの小説
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる