上 下
129 / 189
運命とは

人生設計

しおりを挟む
居た堪れない とは 正にこの事

シャルドネードの膝の上で抱き締められ 頭をやさしく撫でられ

ギルデガルドの膝の上の手は 時々持ち上げられてはKISSをされ また元の位置への繰り返し

随分 永い事 会話なし

誰か どうにかしてくれ~


 「ところで 龍王よ 何か用事があって 百合愛の部屋へ来たのではないのか?」

 「いや ただ 会いに来ただけだが?」

 「では 久しぶりに会った私に ここは譲ってはくれないだろうか?」

 「番だから 傍にいないと落ち着かない 他の男と二人きりと判った上で引く事はできない なんなら俺の膝の上に移動して貰いたいぐらいだ」

会話が始まったかと思ったら ギスギスしてる・・・

これ ガッレシニアに行ったら 2倍になるのか

逃げ出したい

でも そんな無責任な事・・・

いやっ 有りか?

皆 素敵過ぎて選べませんっとか言って とんずら とか?

死ぬまで 生活していける 物やお金はある

どんな力にも あらがえる 武力と魔法がある

何があっても 生きていける 知識と自信さえある

癒しのもふもふ 飛沫にエレノアもいる

どっか 人の来ないような 山の奥 出来れば 川のせせらぎを聞けるような場所に 家を置くのも・・・

素晴らしい!!

我が人生に 乾杯!!


 「百合愛 何でそんなに嬉しそうなんだ?」

ギクッ

 「何か良い事を思いついたって顔をしていたな」

 「例えば 全員 適当な事を言って断わるとか?」

ギク ギクッ

 「それでもってどこかに逃げるとか?」

 「しないよな?」

二人とも エスパーか!!

 「百合愛は考えている事が全部 顔に出ているからな」

考えている間の表情を 一部始終 見られていた様だ

だからといって あたり過ぎだろ

自分では 無表情でいたつもりだったのだが

 「百合愛はどこでも一人で生きていけそうだが 私はそうではない 私には百合が必要だ」

 「もちろん 俺にも百合愛が必要だ 先に言っておくが 誰も選ばないは無しだぞ 誰も納得しないからな」

OH~ 考えていた My best answer

言う前に却下された

どうする

 私
しおりを挟む

処理中です...