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平和な日々が続き、蛮族討伐隊の日常も穏やかなものとなっていた。俺、ウルフルムは隊長として、仲間たちと共に地域の安全を守り、時には若い隊員たちの訓練に汗を流していた。ルナは「光の聖女」として、その癒しの力で多くの人々を救い、ザナックは頼れる副隊長として隊を支え、アルドリスはその知識で隊の運営に貢献していた。
そんなある年の収穫祭の日。詰所では、隊員たちと村人たちが一緒になって、ささやかな宴が開かれていた。美味しい料理と酒、そして陽気な音楽。誰もが笑顔で、平和の喜びを分かち合っていた。
「いやあ、隊長! 今年も豊作で、本当にあんたたちのおかげだよ!」
村の長老が、俺の肩を叩きながら感謝の言葉を述べる。
「いえ、俺たちだけの力じゃありません。皆さんの日々の努力があってこそですよ」
俺は、笑顔で答えた。
その時、宴の輪から少し離れた場所で、ルナが子供たちに囲まれて楽しそうに話をしているのが見えた。彼女の周りには、いつも自然と人が集まってくる。その光景を見ているだけで、俺の心は温かくなった。
「ウルフルム、ちょっといいか?」
不意に、ガラン元隊長が俺に声をかけてきた。彼は、引退後も時折詰所に顔を出し、俺たちに助言を与えてくれていた。
「ガランさん、どうかなさいましたか?」
「いや、大したことじゃないんだがな」ガランは、少し照れくさそうに頭を掻きながら言った。「実はな、最近、隣町に住む未亡人と懇意にしていてな……。そろそろ、第二の人生を考えてもいいかと思ってるんだ」
「それは……! おめでとうございます、ガランさん!」
俺は、心から祝福の言葉を述べた。かつての勇猛な隊長が、新たな幸せを見つけようとしている。それは、平和な時代だからこそ訪れた、喜ばしい知らせだった。
「はは、まだ決まったわけじゃないがな。まあ、お前にも報告しておこうと思ってな」
ガランは、嬉しそうに笑った。
そんな和やかな時間が流れていた時、突然、遠くの空が赤黒く染まり、不気味な地響きが詰所を襲った。宴の楽しい雰囲気は一変し、誰もが不安げな表情で空を見上げる。
「な、なんだ……!? 地震か!?」
ザナックが、警戒しながら叫んだ。
「いや、これはただの地震じゃない……! この禍々しい気配……まさか……!」
アルドリスが、顔を青ざめさせて空を睨む。
俺の愛剣の柄頭にはめ込まれた邪神の宝石のレプリカも、警告を発するかのように激しく振動し始めた。こんなことは、ノクスとの最終決戦以来だ。
「みんな、落ち着け! 何かあったとしても、俺たちがいる!」
俺は、隊員たちと村人たちを落ち着かせようと声を張り上げた。しかし、俺自身も、胸騒ぎが抑えられないでいた。
その時、空の裂け目から、巨大な影がゆっくりと姿を現した。それは、俺たちがかつて異世界で戦った、あの力の源があった古代遺跡に似た、禍々しい形状の浮遊する要塞だった。そして、その要塞からは、無数の黒い影のようなものが、地上へと降り注いでくる。
「あれは……!? 影の教団の残党か……!?」
俺は、信じられないといった表情で空を見上げた。ノクスは倒され、教団は壊滅したはずではなかったのか。
「いや、違う……! あれは、影の教団の紋章ではない……! 見たこともない、さらに邪悪な何かだ……!」
アルドリスが、絶望的な声を上げる。
黒い影は、地上に降り立つと、鋭い爪や牙を持つ、異形の怪物へと姿を変え、村人たちに襲いかかり始めた。
「くそっ! みんな、戦闘準備だ! 村人たちを避難させろ!」
俺の号令と共に、蛮族討伐隊の隊員たちは、すぐさま武器を手に取り、怪物たちに立ち向かう。ザナックも、アルドリスも、そしてガラン元隊長までもが、剣を抜き、戦線に加わった。
ルナは、聖なる光で村人たちを守り、傷ついた者たちを癒していく。
俺は、空に浮かぶ巨大な要塞を睨みつけた。あれが、この新たな脅威の元凶に違いない。
「ザナック、アルドリス、そしてルナ! 俺と共に、あの要塞へ行くぞ!」
「応!」
「了解しました!」
「うん!」
俺たち四人は、ルナの作り出した光の翼に乗り、空飛ぶ要塞へと向かった。要塞の周囲には、無数の異形の怪物が飛び交い、俺たちの行く手を阻もうとする。
「こいつら、キリがねえな!」
ザナックが、空中で剣を振るい、次々と怪物を斬り伏せていく。
アルドリスは、闇の力を使い、怪物の動きを封じたり、幻惑したりする。
ルナは、聖なる光の矢を放ち、怪物を浄化していく。
そして俺は、レプリカの力を解放し、炎と氷、雷と闇の属性を融合させた剣技で、怪物の群れを切り裂いていく。
激しい空中戦の末、俺たちはついに要塞の内部へと侵入することに成功した。要塞の内部は、まるで巨大な迷宮のように入り組んでおり、至る所で異形の怪物が徘徊している。
「この要塞……まるで生きているみたいだ……。そして、この禍々しいエネルギーは……ノクスのそれとは比べ物にならないほど強大だ……」
アルドリスが、顔を歪ませながら言った。
俺たちは、慎重に要塞の奥へと進んでいった。そして、ついに、要塞の中心部と思われる、ひときわ広大な玉座の間に辿り着いた。
玉座の間の中央には、巨大な水晶のようなものに包まれた、一人の人影があった。その人物は、玉座に深く腰掛け、まるで眠っているかのように静かだったが、その体からは、この世界のあらゆる負のエネルギーを凝縮したかのような、絶望的なまでに強大なオーラが放たれていた。
「あれが……この要塞の主か……?」
俺は、息を飲んだ。
その時、玉座の人物が、ゆっくりと目を開けた。その瞳は、虚無よりもさらに深い、絶対的な『無』を宿しており、見た者の魂を吸い込んでしまうかのような、恐ろしい輝きを放っていた。
「……ようやく来たか……。長き眠りから、私を目覚めさせたのは……お前たちか……?」
その声は、男とも女ともつかない、どこか中性的な響きを持ち、しかし、その一言一言が、世界の理そのものを揺るがすかのような、絶対的な力を持っていた。
「お前は……一体何者なんだ……!?」
俺は、警戒しながら問い詰めた。
「私は……『原初の虚無』。全ての始まりであり、全ての終わりを司る者……。お前たちがノクスと呼んでいた存在も、かつて私が戯れに生み出した、矮小な影の一つに過ぎぬ……」
原初の虚無と名乗る存在は、静かに、しかし圧倒的な威圧感をもってそう告げた。
ノクスでさえも、この存在が生み出した影の一つ……?
俺たちは、信じられないといった表情で顔を見合わせた。
これまでの戦いは、全てこの『原初の虚無』の掌の上で踊らされていたというのか……?
「お前たちの世界の『調和』と『生命の輝き』が、私の永き眠りを妨げた……。故に、私は再び目覚め、この世界を、そして全ての存在を、完全なる『無』へと還すことにした……」
原初の虚無は、そう言うと、ゆっくりと玉座から立ち上がった。その体からは、もはやオーラと呼べるものではなく、世界そのものを飲み込もうとするかのような、巨大な闇の渦が放たれ始めた。
「そんなこと……させるわけにはいかない!」
俺は、最後の力を振り絞り、剣を構えた。
ルナも、ザナックも、アルドリスも、絶望的な状況の中でも、諦めることなく、それぞれの武器を構える。
「フフフ……面白い。ならば、見せてみよ。お前たちの矮小なる『希望』が、この絶対的な『無』の前で、どこまで抗えるのかを……」
原初の虚無は、そう言って、その手をゆっくりと俺たちに向けた。
世界の存亡を賭けた、最後の、そして最大の戦いが、今、始まろうとしていた。
原初の虚無という、想像を絶する強大な敵の前に、俺たちは、そして仲間たちとの絆の力は、果たしてどこまで通用するのだろうか――。
だが、俺たちの心には、まだ希望の光が灯っている。
その光が消えない限り、俺たちは何度でも立ち上がる。
未来を、この手で掴み取るために。
そんなある年の収穫祭の日。詰所では、隊員たちと村人たちが一緒になって、ささやかな宴が開かれていた。美味しい料理と酒、そして陽気な音楽。誰もが笑顔で、平和の喜びを分かち合っていた。
「いやあ、隊長! 今年も豊作で、本当にあんたたちのおかげだよ!」
村の長老が、俺の肩を叩きながら感謝の言葉を述べる。
「いえ、俺たちだけの力じゃありません。皆さんの日々の努力があってこそですよ」
俺は、笑顔で答えた。
その時、宴の輪から少し離れた場所で、ルナが子供たちに囲まれて楽しそうに話をしているのが見えた。彼女の周りには、いつも自然と人が集まってくる。その光景を見ているだけで、俺の心は温かくなった。
「ウルフルム、ちょっといいか?」
不意に、ガラン元隊長が俺に声をかけてきた。彼は、引退後も時折詰所に顔を出し、俺たちに助言を与えてくれていた。
「ガランさん、どうかなさいましたか?」
「いや、大したことじゃないんだがな」ガランは、少し照れくさそうに頭を掻きながら言った。「実はな、最近、隣町に住む未亡人と懇意にしていてな……。そろそろ、第二の人生を考えてもいいかと思ってるんだ」
「それは……! おめでとうございます、ガランさん!」
俺は、心から祝福の言葉を述べた。かつての勇猛な隊長が、新たな幸せを見つけようとしている。それは、平和な時代だからこそ訪れた、喜ばしい知らせだった。
「はは、まだ決まったわけじゃないがな。まあ、お前にも報告しておこうと思ってな」
ガランは、嬉しそうに笑った。
そんな和やかな時間が流れていた時、突然、遠くの空が赤黒く染まり、不気味な地響きが詰所を襲った。宴の楽しい雰囲気は一変し、誰もが不安げな表情で空を見上げる。
「な、なんだ……!? 地震か!?」
ザナックが、警戒しながら叫んだ。
「いや、これはただの地震じゃない……! この禍々しい気配……まさか……!」
アルドリスが、顔を青ざめさせて空を睨む。
俺の愛剣の柄頭にはめ込まれた邪神の宝石のレプリカも、警告を発するかのように激しく振動し始めた。こんなことは、ノクスとの最終決戦以来だ。
「みんな、落ち着け! 何かあったとしても、俺たちがいる!」
俺は、隊員たちと村人たちを落ち着かせようと声を張り上げた。しかし、俺自身も、胸騒ぎが抑えられないでいた。
その時、空の裂け目から、巨大な影がゆっくりと姿を現した。それは、俺たちがかつて異世界で戦った、あの力の源があった古代遺跡に似た、禍々しい形状の浮遊する要塞だった。そして、その要塞からは、無数の黒い影のようなものが、地上へと降り注いでくる。
「あれは……!? 影の教団の残党か……!?」
俺は、信じられないといった表情で空を見上げた。ノクスは倒され、教団は壊滅したはずではなかったのか。
「いや、違う……! あれは、影の教団の紋章ではない……! 見たこともない、さらに邪悪な何かだ……!」
アルドリスが、絶望的な声を上げる。
黒い影は、地上に降り立つと、鋭い爪や牙を持つ、異形の怪物へと姿を変え、村人たちに襲いかかり始めた。
「くそっ! みんな、戦闘準備だ! 村人たちを避難させろ!」
俺の号令と共に、蛮族討伐隊の隊員たちは、すぐさま武器を手に取り、怪物たちに立ち向かう。ザナックも、アルドリスも、そしてガラン元隊長までもが、剣を抜き、戦線に加わった。
ルナは、聖なる光で村人たちを守り、傷ついた者たちを癒していく。
俺は、空に浮かぶ巨大な要塞を睨みつけた。あれが、この新たな脅威の元凶に違いない。
「ザナック、アルドリス、そしてルナ! 俺と共に、あの要塞へ行くぞ!」
「応!」
「了解しました!」
「うん!」
俺たち四人は、ルナの作り出した光の翼に乗り、空飛ぶ要塞へと向かった。要塞の周囲には、無数の異形の怪物が飛び交い、俺たちの行く手を阻もうとする。
「こいつら、キリがねえな!」
ザナックが、空中で剣を振るい、次々と怪物を斬り伏せていく。
アルドリスは、闇の力を使い、怪物の動きを封じたり、幻惑したりする。
ルナは、聖なる光の矢を放ち、怪物を浄化していく。
そして俺は、レプリカの力を解放し、炎と氷、雷と闇の属性を融合させた剣技で、怪物の群れを切り裂いていく。
激しい空中戦の末、俺たちはついに要塞の内部へと侵入することに成功した。要塞の内部は、まるで巨大な迷宮のように入り組んでおり、至る所で異形の怪物が徘徊している。
「この要塞……まるで生きているみたいだ……。そして、この禍々しいエネルギーは……ノクスのそれとは比べ物にならないほど強大だ……」
アルドリスが、顔を歪ませながら言った。
俺たちは、慎重に要塞の奥へと進んでいった。そして、ついに、要塞の中心部と思われる、ひときわ広大な玉座の間に辿り着いた。
玉座の間の中央には、巨大な水晶のようなものに包まれた、一人の人影があった。その人物は、玉座に深く腰掛け、まるで眠っているかのように静かだったが、その体からは、この世界のあらゆる負のエネルギーを凝縮したかのような、絶望的なまでに強大なオーラが放たれていた。
「あれが……この要塞の主か……?」
俺は、息を飲んだ。
その時、玉座の人物が、ゆっくりと目を開けた。その瞳は、虚無よりもさらに深い、絶対的な『無』を宿しており、見た者の魂を吸い込んでしまうかのような、恐ろしい輝きを放っていた。
「……ようやく来たか……。長き眠りから、私を目覚めさせたのは……お前たちか……?」
その声は、男とも女ともつかない、どこか中性的な響きを持ち、しかし、その一言一言が、世界の理そのものを揺るがすかのような、絶対的な力を持っていた。
「お前は……一体何者なんだ……!?」
俺は、警戒しながら問い詰めた。
「私は……『原初の虚無』。全ての始まりであり、全ての終わりを司る者……。お前たちがノクスと呼んでいた存在も、かつて私が戯れに生み出した、矮小な影の一つに過ぎぬ……」
原初の虚無と名乗る存在は、静かに、しかし圧倒的な威圧感をもってそう告げた。
ノクスでさえも、この存在が生み出した影の一つ……?
俺たちは、信じられないといった表情で顔を見合わせた。
これまでの戦いは、全てこの『原初の虚無』の掌の上で踊らされていたというのか……?
「お前たちの世界の『調和』と『生命の輝き』が、私の永き眠りを妨げた……。故に、私は再び目覚め、この世界を、そして全ての存在を、完全なる『無』へと還すことにした……」
原初の虚無は、そう言うと、ゆっくりと玉座から立ち上がった。その体からは、もはやオーラと呼べるものではなく、世界そのものを飲み込もうとするかのような、巨大な闇の渦が放たれ始めた。
「そんなこと……させるわけにはいかない!」
俺は、最後の力を振り絞り、剣を構えた。
ルナも、ザナックも、アルドリスも、絶望的な状況の中でも、諦めることなく、それぞれの武器を構える。
「フフフ……面白い。ならば、見せてみよ。お前たちの矮小なる『希望』が、この絶対的な『無』の前で、どこまで抗えるのかを……」
原初の虚無は、そう言って、その手をゆっくりと俺たちに向けた。
世界の存亡を賭けた、最後の、そして最大の戦いが、今、始まろうとしていた。
原初の虚無という、想像を絶する強大な敵の前に、俺たちは、そして仲間たちとの絆の力は、果たしてどこまで通用するのだろうか――。
だが、俺たちの心には、まだ希望の光が灯っている。
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