母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―

山田さとし

文字の大きさ
11 / 135
第一部 「圭子16歳」

第六章2 痴漢(挿絵付き)

しおりを挟む


「ふぅ・・ん・・・」

少女の息がドアのガラスにかかると、白いくもりが浮かび上がる。
その回数が増える度に徐々に大きく広がっていこうとしていた。

「あっ・・んんっ・・・」
巧みな動きは圭子の感じる場所を的確に見つけていく。

(あぁっ・・こ、このひと・・じ、じょうず・・・)

少女には経験した事のない快感だった。
自分でするイタズラとは動きが違う。
触れるか触れないかの強弱を巧みに使い分けている。
同時に男は下半身の方も大胆に腰を動かし始めていた。
少女が感じているのは明らかだった。

「あっ・・・ふっ・・んっ・・・」
動くたびに切ない吐息を漏らしていたからだ。

(あぁっ・・いやっ・・・だ・・め・・・)

圭子の理性は必死に戦っていた。
敏感な場所を中心に快感がジワジワと広がっていく。
ドア越しに見た男の顔が竹内に重なり、脳裏に浮かび上がってくる。

『フフフ・・・』

母が笑っている。
ウットリした表情で竹内に手を握られている。

(いやぁ・・ママ・・・)
母に裏切られているようで切ない感情があふれ出してくる。

「へ・・へへ・・・」

ヤニ臭い息が耳元を何度もくすぐる。
その生臭い匂いがイメージを膨らませていく。

(あぁっ・・・わ、わた・・し・・・)
母の顔がぼやけ、やがて圭子自身の姿に変わろうとしていた。

『んんっ・・・ふぅ・・・ん・・・・・』
男と、竹内とキスをしている。

(駄目っ・・・いけ・・ない・・・)
昨日の悪夢が蘇る。

『んぐぅ・・・んん・・はぁ・・あはぁ・・・』

二人は愛おしそうに互いを求め合っている。
おぞましい光景を振り払おうとするのだが、列車が揺れる度にピッタリと密着した下半身からむず痒い刺激が駆け上ってくる。

「ああ・・あはぁ・・・」
その快感に声を漏らした瞬間、列車がトンネルに差し掛かった。

(あぁっ・・・)
ドアの窓ガラスが再び鏡に変わり、映った自分の表情を見て圭子は愕然とした。

(わ、わたし・・笑っている・・・?)

それはとても嫌がっている顔には見えなかった。
まるでそう、昨夜の母の表情に似ていた。
夫でもない男に手を握られ、笑みを浮かべていた母の印象は少女の中で淫靡にデフォルメされている。

(いやらしい・・・やめて・・ママ・・・)

夢の中で何度も止めたのに、やめようとしてくれはしなかった。
そして、今の自分も。

『おほぉ・・・うぅ・・け、圭子ぉ・・・』
『んふぅ・・・んん・・んぐぅ・・・』

自分の名を呼びながら差し入れる男の舌を拒むどころか、受け入れ求めていたのだ。

(だめっ・・い、いけない・・・)

不条理な裏切りは少女の心を傷つけ、悪夢へと導いていったのである。
それが夢ではなく現実となった今も圭子を苦しめていた。

「あぁっ・・はあぁっ・・・」

(あぁ・・だめ・・・気持ち・・いい・・・)

快感を抑えきれなくなってきている。
男は既に新聞をポケットにしまい、顔を露にしていた。
目が合っても反らす事無くネットリした視線を絡ませてくる。

「あぁっ・・・・」
強烈な刺激がバストに走った。

男の手が完全に裏返り、胸を鷲づかみにしたのだ。
しかも両手で揉み解しているではないか。
思ったよりもトンネルは長く、この理不尽な愛撫を一部始終ガラスに映していく。

「ああっ・・はあぁっ・・はぁっはぁっ・・・」
節くれだった指がバストをまさぐっている。

丁寧になぞる動きが、圭子の身体の輪郭を浮かび上がらせる。
少女にしては豊かな膨らみがクッキリと分かる。
男の目には、まるで衣服を着ていないも同然であった。

(へへ・・いい、おっぱいだぜ・・・)
柔らかい弾力を楽しむように、ゆっくりと揉み解していく。

「あふっ・・・んっ・・んっ・・・」
動きに合わせ、息が漏れる。

(あぁ・・・そ、そ・・こ・・・)
指が乳輪の廻りに近づくと、圭子は何かを予感していた。

だが、期待に反して中々触れてはくれない。
少女の心を見透かすように、遠く離れて行く。

(あぁ・・・いやぁ・・・)

「フフフ・・・」
男は笑いをかみ殺していた。

ドアのガラスに映る少女の顔が明らかに反応したからだ。涙が滲む目が薄っすらと開いて男の指先を見つめている。

(い、いじ・・わる・・・)
恨めしそうな表情から少女の気持ちが手に取るように分かる。

「あっ・・んっ・・・」
その証拠にジワジワとウエストの辺りから上へ両手を滑らせると、瞼を閉じてしまった。

「あふっ・・ふぅ・・んっ・・・」
動きを催促するように甘い吐息を漏らしている。

(は、はやく・・ねぇ・・・)

再び開いた瞳から妖しい光が見えた時、少女の心の呟きが聞こえたような気がした。
ゾクリとした色気を感じた男は両方の指を同時に曲げてやった。

「んんっー・・・」

指が先端に触れた瞬間、電流に打たれるような快感が走った。

(あぁっ・・・な、なに・・これ・・・?)

強烈な刺激に少女は首を仰け反らせた。
艶やかな髪が男の顔をなで、甘酸っぱい香りが鼻腔の奥まで漂ってきた。

(す、すごいっ・・・)
同時にヒップの柔らかな肉がキュッと男のコックを締め付けた。

(お、おぉっ・・・?)
敏感な反応は男を有頂天にさせる。

(へへ・・・どうだ、俺のテクニックは?)

「あんっ・・・あふっ・・んっ・・・」
男は持てる技の全てを駆使して愛撫を続けていく。

「あぁっー・・・あっ・・・」
ギュッと鷲づかみしたかと思うと、余韻が残るようにわざと力を抜く。

(いやぁ・・も、もっとぉ・・・)

薄目を開けて待っている。
半開きにした唇からピンク色の舌を覗かせている。

(へへへ・・・そぅら・・・)

「はぁっ・・あぁ・・・」
徐々に力を込めて揉みだすと、切なそうに息を吐いている。

(いい顔だぜ・・・)

「んっ・・んんっ・・・んんっ・・・」
男の指がリズムを刻み出すと安心したように瞼を閉じていく。

(う、うれ・・・し・・・い・・・)
少女の顔から笑みがこぼれる。

(あぁ凄い・・こんなの・・はじめて・・・)
自分でするイタズラでは味わえなかった快感に圭子はおぼれ始めていた。

(じ、じょうず・・・あぁ・・もっとぉ・・・)
ガラスに映る少女の表情が淫靡に変わっていく。
男の愛撫に酔いしれている。

「あっあぅっ・・はぅっ・・あぁっー・・・」

その声はもはや吐息と呼べぬ程大きくなっていた。
なすがままに愛撫されている。

(気持ちいいっ・・あぁ・・い・・い・・・)
快感の波の強弱に合わせ、圭子のヒップも収縮を繰り返す。

「おっ・・おほぉっ・・・」
コックを締め付ける柔らかな感触が気持ちいい。

(あぁっ・・・す、すごい・・・)

ビクンビクンとした反応が返ってくる。
ガラスに映る男を見た。
後ろから羽交い絞めしている。

(こ、この・・・ひと・・・?)

「はぁっ・・はぁっ・・・」

興奮で鼻の穴を大きく膨らませている。
その顔の印象は夢の中の竹内にそっくりだった。

(あぁ、わたし・・お、おじ・・さまに・・・)

大嫌いな男が自分を犯している。
なのに、圭子は抵抗もせずウットリとした表情で愛撫を受けている。

(い、いやら・・しい・・・)
その不条理な思いが官能を増幅させてしまう。

「ああぁ・・あぁ・・・」

(も、もう・・だ・・・め・・・)
理性が壊れていく。

「へへ・・へへへへ・・・」
男は引きつったような笑い声を出していた。

「あうっ・・んっ・・・はぅっ・・・」
少女はなすがままになっている。

余りの成功に興奮が頂点に達しようとしていた。
男はますます大胆になるとブラウスのボタンを外し始めた。
ブラジャーの中に手を入れると瑞々しい肌の弾力と温もりをじかに感じる事が出来た。

「あぁっー・・・・」

少女が今まで以上に大きな声を出した。
一瞬、ドキリとした男は左右を見回したが気がついている乗客はいなかった。

(だ、大丈夫だ・・・)
改めて愛撫する力をコントロールしていく。

(こいつは、もう・・俺のもんだ・・・)

「あっ・・あっ・・・はっ・・あぁ・・・」

男の指先と下半身の動きに面白いように反応している。
勝利を確信した男は顔を寄せると耳元で囁いた。

「どうだ・・・気持ちいいか?」
生臭い息と共に低い声が耳の奥に響いた。

「あぁ・・・あはぁ・・・」

(あぁ・・・こ、この声は・・・)
少女には竹内の声そのものに思えた。

「感じるんだろう・・・?」
「あぁ・・い、いやぁ・・・」

一瞬、理性が蘇り逃げようとするのだが身体に力が入らない。

「フフフ・・・」
そのいじらしい仕草に男は余裕の笑みを浮かべた。

「そんな事言って・・・
こんなに乳首が立ってるぞ・・・」

「あぁっー・・・」
男が指で弾くと少女は悲鳴をあげた。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

処理中です...