母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―

山田さとし

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第二部 「香奈子34歳」

第十一章 母の携帯電話

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20●1年9月10日 PM 11:00
当日の夜
両親の寝室で

※※※※※※※※※※※※

「あったぁ・・・」
薄闇の中でそれを手にした時、少女は小さく歓声をあげた。

ウォークインクローゼット奥の棚に並べられた幾つかのハンドバックを探していくうちに、ようやく見つけたのだった。
電源を入れると暗い画面に光がともり、少女の顔を明るく照らした。
ハッとした圭子は胸で隠すようにして、左右を見回す。
自分が忍び込んできた入り口と反対側の扉は曇りガラスになっていて、両親の寝室の様子がうかがえるのだが誰も起きている気配は無い。

「うっ・・・」

恐る恐る画面を覗き込んだ時、危うく叫び出しそうになった。
母の顔がアップで映しだされたからだ。

(こ、こん・・な・・・?)

その陶酔した表情は何とも幸せそうで白い歯がこぼれている。
ゴクリと喉が鳴った。
いきなり待ちうけ画面に映像が入力されていた事に驚いたが、嫌がっている様子を予想していただけに意外だった。

だがそれだけに、これから知る事になる携帯電話に隠されている母の秘密を想像すると、どんなに衝撃的だろうかと身震いするのであった。
ソッと画面を閉じると、携帯電話を握り締めたまま廊下に出た。
自分の部屋に戻ると、ドアを閉める前にもう一度辺りの様子を伺ってからカギをかけた。

「ほっー・・・・・」
ベッドに腰掛けると、深いため息が自然と漏れた。

手の平にある携帯電話の画面を複雑な表情で眺めている。
今からする行為が果たして良い結果を生む事になるのだろうか。
母のプライバシーを暴く事になる。
深く追求すればするほど、不幸になるような気がする。

(でも・・もう、遅い・・・・)
そう、少女は見てしまったのである。

『あんっ・・・いいっ・・あぁ、いいっー・・・』

男と交わりながら絶叫する母を。
しかも、その相手はあの竹内なのだった。

(どうして、あんな奴と・・・?)
今、圭子が最も嫌いで、おぞましく感じている人間である。

「嫌いっ・・大嫌い・・・」
男の顔が脳裏に浮んで、思わず首を振った。

今日は圭子にとって生涯で最悪の日だった。
電車の中で痴漢にあい、身体を弄ばれてしまったのである。
慣れない満員電車で身動きが取れなかったせいもあったが、原因は遠からず竹内にあったと少女は考えていた。
昨夜、矢島家を訪れた男に圭子は夢でうなされる程に、その毒気に当てられてしまったのである。

『んぐぅっ・・・』
唇を奪われるという忌まわしいシーンは、竹内への嫌悪感を一層増幅させる事になった。

(それなのに、わたし・・・)

少女はどうしても納得がいかなかった。
男を拒否すればするほど、身体が反応していたからだった。

『こ、こんなに濡らしやがって・・・』
勝ち誇ったように呟く男が竹内に重なる。

『い、いやぁ・・・』
恥ずかしさに声を震わせながらも、愛撫を受け止めていた。

露になったバストを揉み解されると同時に、パンティーの中へも太い指が伸びていた。
絶妙なタッチは、最近覚え始めた自分のイタズラとは比べようもない程の快感を与えてくれる。

(あぁ・・・いい・・はぁ・・・)
少女は、男のなすがままに官能に溺れていった。

『可愛い顔して・・・凄ぇ・・淫乱なんだな?』
『そう・・・ああ・・はい、そうです・・・』

耳元で責め立てる囁きにも逆らうこと無く、言葉を返していた。

《ああぁ・・いい・・おじ様・・あぁ・・・》
無意識に、竹内の顔を思い浮かべていたのだ。

《わ、わたし・・何て事を・・・?》

我に返った時は後の祭りだった。
汚された事実に涙が止めどなく流れた。
そして、傷心を抱え、家に戻ってみると母の衝撃的なシーンを目の当たりにしたのだ。

『あっー・・・あっ・・あっ・・あっ・・・』
尊敬し、憧れていた上品な姿はそこにはなく、犬のように四つ足で犯される母を見ている内に少女の心に再び淫靡な欲望が広がっていった。

『い、淫乱なメス犬ですぅ・・・』
絞り出す母の声に、圭子は不思議な安心感を覚えた。

『御主人様のぉ・・奴隷っ奴隷なんですぅ・・・』
屈辱の言葉を吐きながらも、官能に酔いしれる様は本当に幸せそうに見えた。

『どうだっ・・・おらっ・・おらぁ・・・』

後ろから突き上げる竹内の顔を、少女を見ていた。
そのメガネを光に心が吸い込まれていくようで視線を外せなかった。

《あああっ・・・す、凄いっ・・・》
その迫力に圧倒された少女は、まるで自分が犯されているような錯覚を感じた。

『どうだっ・・・どうだ、圭子ぉっ・・・』
男が叫ぶ名が自分に重なる。

『あぁっー・・・』
無意識に指が愛撫を始めていた。

『どうだっ・・・返事をしろっ・・おらぁっ・・・』
『は・・はぃっー・・・』

母の声が、圭子の気持ちをなぞっていく。

《あぁ・・気持ちいいっ・・お、おじ様ぁ・・・》
電車で痴漢された時以上にリアルに男を感じていた。

『あああぁ・・あぁー・・・』
絶頂に上り詰めた瞬間、男がそこにいた。

『おおおぉ、け、圭子ぉー・・・』
遠ざかる意識の中で自分の名を呼ぶ竹内の声が響いていった。

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