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第三部 「レイプされる母」
第十七章2 キスの味(挿絵付き)
しおりを挟む「お前を変えてやるぜ・・・」
太い指がブラウスの襟元にかかると、ボタンが弾けながら引き裂かれていった。
それはまるでスローモーションの如く、ゆっくりした動作に感じた。
「ああっ・・・」
ブラジャーも強い力で剥ぎ取られると、豊かなバストが露になった。
「ほぉ・・・・・」
それは見事な量感だった。
スリムなボディからは想像もつかない大きさは優にGカップを越えている。
男の視線が突き刺さるように感じる。
「い、いやぁっ・・・」
悲鳴をあげながらも、心の奥で何か違う感情が芽生えていた。
まるで精神が分離し、もう一人の自分をそばで監察しているような気がするのだった。
「はうっ・・・」
男の手が無造作に掴むと、バストに電流が走った。
「す、凄ぇ・・すげぇ・・・」
手の平に吸い付く感触に、男は歓声を上げた。
(思ったより、遥かにデカイぜ・・・)
両手を添えて乳房を揉み解していく。
「あうっ・・・はっ・・あっ・・・」
レイプされているというのに、瞳を潤ませて男を見つめ続けている。
(な、なんて・・いい女なんだ・・・)
怯えた表情がグッと心に迫り、欲情が昏々とわき上がってくる。
(最高だぜ、この女・・・)
それはどんな女よりも色気を感じさせる表情だった。
嫌がっているのに感じている。
怖いのに逃げる事も出来ずに、すがるような目で見つめているのだ。
「おおおおっ・・おほぉ・・・・」
堪らず、竹内はバストをほお張った。
「んぐぅっ・・・ぐぅっ・・・」
(うめぇっ・・・最高だっ・・・・)
柔らかい弾力が舌に跳ね返ってくる。
「あぁっ・・やっ・・・やめっ・・あぁっ・・・」
信じられぬ出来事に、香奈子の目が大きく開いた。
離れていた心が戻るように、改めて自分が犯されそうになっている事に気づいたのだ。
「いやっ・・・はっ・・あうっ・・・」
全身を伝わる刺激に、ビリビリと身体が震える。
(こ、こんな・・あぁ・・・)
バストを、舐められている。
「ふむっ・・むぅっ・・んぐぅ・・・」
チュパチュパと音を立てて貪っていく。
「あぁっー・・・・」
香奈子は男の頭を抱えながら大きく背中を反らした。
「あっ・・ひぃっ・・・」
舌が固まりを捕らえ、転がすように舐める。
はじかれる度に強い刺激が走る。
「おっ・・・おほぉ・・・んぐぅ・・・」
「ふぅっ・・・んんっ・・あはぁ・・・」
窓を閉め切った部屋には雨音は聞こえず、男の息と香奈子の漏らす声だけが響いていた。
愛撫されている状況を、いやがうえにも自覚されてしまう。
(あぁ・・・だ・・め・・・)
間断なくわき上がる快感に戸惑っている。
(ど、どうして・・・?)
香奈子は、それが薬のせいだとは全く知らなかった。
それに、夫以外の愛撫を受けるのは生まれて初めてだった。
(いけないっ・・だ、だめ・・・)
レイプされているというのに感じている自分が許せなかった。
だが皮肉な事に、その不条理さ意識すればするほど余計に官能がかきたてられる。
「あぁっ・・ああぁ・・・・」
拒むはずの香奈子の細い腕は、男の背中をむなしくかきむしるだけだった。
(だ・・・め・・ぇ・・・)
理性が、か細い悲鳴をあげていた。
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