エリート妻色情飼育―性奴隷は人妻にかぎる―

山田さとし

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第八部 最後の仕上げ

第五十八章 井上の誓い

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「あああー・・いいっいいっ、いくっー・・・」

裕子が叫ぶ。
井上のコックを咥え込み激しく腰を振る。

「ゆ、裕子さん・・裕子さんー・・・」

井上も叫ぶ。
心が溶けていく。

『お前と俺とは一心同体だ・・・』
悟の言葉が励ます。

(せ、専務・・・)

『抱いていいぞ、井上・・・』

「あああ・・専務、すいません、専務ぅ・・・」
井上は無意識にそう叫んでしまうのだった。

※※※※※※※※※※※※※※※

裕子と井上が交わってから数週間が過ぎた。
今日も井上は裕子のマンションを訪れていた。

※※※※※※※※※※※※※※※

20●2年6月某日 PM 7:00


「そ、そう・・そんな事をあの人が・・・」

裕子のマンションを訪れるのは五回目であった。
スッカリ裕子の魅力の虜になった井上は、吸いつくような女の肌に舌を這わせている。

ベッドの直ぐ傍でカメラが廻っている。
二人の痴態がTVの画面に映っている。

「この方が燃えるでしょう・・・?」

ビデオカメラのリモコンを操りながら裕子が妖しく微笑んでいた。
液晶の画面を見ながら二人の火遊びを巧みに演出している。

「で、でも・・・」
戸惑う井上も回を重ねる内に気にならなくなっていた。

「あっ、あああっ・・上手よ、井上君っ・・・」
裕子は一々、敏感に反応してくれる。

さすがに春香は処女だったので、終始苦しそうな顔をしていたが。

それだからこそ、社内一の美貌とテクニックを兼備えた裕子に井上がのめり込んでいくのであった。

上司である悟の女だという。
だから、この頃社内で悟と顔を合わせてもまともに目を見る事も出来ないのであった。

『抱いていいぞ・・・』
悟は井上に言ってくれた。

しかし本気に出来る訳がない。
何も知らず変わらぬ態度で優しく接してくれる上司に井上は罪悪感への見返りとして、強い忠誠を心に誓うのだった。

悟の言う事なら何だって聞くつもりだ。
春香の事を結婚するまで抱くのを我慢するよう言われても素直に従うのであった。

『お前となら俺の女を共有してもいい』
尊敬する悟が言ってくれた。

(お、俺だって・・・)
井上の脳裏に春香の顔が浮かぶ。

清楚で純真な井上の天使であった。
その天使も兄の如く慕う悟も裏切っている。

「あああっ・・いいっ、井上君ー・・・」
今、現実に裕子と繋がっている。

自分のような卑劣な男はいないだろう。
悟に対する罪の意識が裕子に打明けさせた。

「あ、あの人らしい・・あんっ・・・」
女の爪が井上の背中で踊る。

「で、でも・・本気かもしれない・・・。
そ、それくらい・・い、何時も井上君の事。
ほ、誉めて・・あうっ、いるもの・・・」

井上は感動していた。
尊敬する悟への裏切りが心を駆りたてる。

婚約者への裏切り行為がかえって井上に倒錯した想いを喋らせるのだった。

「お、俺だって・・専務が好きです。
尊敬してます。
本当です・・・。

は、春香さんを・・・。
春香をあの人に差し出してもいい位・・・」

その時、裕子の瞳が妖しく光った。

「んふふふ・・・
嘘よ、そんな事出来る訳ない・・・」

自分の卑怯さをあざ笑われているような気がして、井上はムキになって叫ぶのだった。
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