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体幹トレーニング
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地獄の柔軟が終わり本格的なトレーニングが始まる。
といってもサラは団員たちの剣の扱い方や動き方を知らない。だから、また2人1組になって木刀で打ち合ってもらう。
打ち合いが始まってサラがよく観察していると、あることに気づいた。団員たちは力はあるものの、それに頼りすぎていて押し負けた場合バランスがすぐ崩れて戦闘不能状態になる。そして腕だけを使い体の中心から力を出していない。というか出せない。つまりサラは何が言いたいかというと
「体幹弱すぎですわっ!」
ということである。副団長はどういうことだと思いさらに質問をする。
「体幹ですか?」
「ええ、基本的に剣術は体の軸を中心として動くのが基本中の基本です。体の軸を中心とすることで、無駄のないより効率的な動きに洗練されます。つまり体幹が強くなければなりません。団員たちの動きを見てください。ぶれぶれですっ!」
「・・・あっ、たしかに体の軸が安定していなくてバランスをよく崩していますね。」
ふむふむと副団長が納得する。
「そうでしょう、そうでしょう!これは体幹トレーニングからやらなくては。今日は残り1時間もないですし全部体幹トレーニングにしましょう。」
サラは今日の残りの予定を決め団員たちに指示を出す。
「まずは剣術に最も重要な体幹を鍛えます。うつ伏せになり、両肘をついて頭から足まで一直線になるように腰を上げてください。次は寝転がって横を向きまた一直線になるように腰を上げてください。左右どちらもです。これを1セットとし1つにつき3分を境に20秒ずつ休憩、セット間は1分休憩を私が帰るまで続けて!早く用意して始めますよ。それじゃスタート!」
団員たちは急いで指示に従う。体幹トレーニングをやったことがある人はわかるかもしれないが、体幹トレーニングは最初こそ楽だが、時間が経てば経つほど辛くなる。それを1時間続けるとなると、体幹が弱い団員にとってはまさに地獄。団員たちの顔がだんだん苦渋に満ちてくる。2セット目でプルプル震え出したものが最後までできるか?いや、答えは否である。だができないと副団長のストレス発散に使われる。それよりはマシだと必死に耐える。そしてサラが帰る時間になった。
「終わり!」
サラが言った途端、団員が一斉に倒れ込む。お腹の当たりが小刻みに震えていて、痙攣している。何人か意識がなくなっている。が、サラは気にしないで続ける。
「お疲れ様でした。このトレーニングは最低でも一日3セットやってください。サボった人がいたら副団長!」
「はい」
落ち着いた声で、しかし顔は笑顔で副団長は返事をする。
「副団長自ら指南してくださいね!」
「仰せつかりました、セイン。」
「ええ、よろしくね。私も皆の成長を楽しみにしているから!また一月後に。バイバイ」
サラは笑顔で去っていく。
サラが去ってから5分、動けるものは未だいない。すると団長が様子を見にきた。
「おい、これどうなってんだ?まさか団員相手に本気で戦ったのか?」
団長が聞いてくる。それに副団長はにこやかな笑みを浮かべる。
「団長が戻られた後、セインは誰とも戦っていませんよ。これは団員たちが鍛えていなかった剣術に欠かせないところを鍛えたからです。それだけでなく、セインは私のストレス発散の玩具も見つけてくれたのですよ。もう感謝しかありません。」
「そ、そうか」
副団長の悪魔の微笑みに命の危険を感じたのか団長はこれ以上詮索しないことにした。
この会話の間に起きれるものも1人もおらず、地獄の稽古は幕を閉じた。
といってもサラは団員たちの剣の扱い方や動き方を知らない。だから、また2人1組になって木刀で打ち合ってもらう。
打ち合いが始まってサラがよく観察していると、あることに気づいた。団員たちは力はあるものの、それに頼りすぎていて押し負けた場合バランスがすぐ崩れて戦闘不能状態になる。そして腕だけを使い体の中心から力を出していない。というか出せない。つまりサラは何が言いたいかというと
「体幹弱すぎですわっ!」
ということである。副団長はどういうことだと思いさらに質問をする。
「体幹ですか?」
「ええ、基本的に剣術は体の軸を中心として動くのが基本中の基本です。体の軸を中心とすることで、無駄のないより効率的な動きに洗練されます。つまり体幹が強くなければなりません。団員たちの動きを見てください。ぶれぶれですっ!」
「・・・あっ、たしかに体の軸が安定していなくてバランスをよく崩していますね。」
ふむふむと副団長が納得する。
「そうでしょう、そうでしょう!これは体幹トレーニングからやらなくては。今日は残り1時間もないですし全部体幹トレーニングにしましょう。」
サラは今日の残りの予定を決め団員たちに指示を出す。
「まずは剣術に最も重要な体幹を鍛えます。うつ伏せになり、両肘をついて頭から足まで一直線になるように腰を上げてください。次は寝転がって横を向きまた一直線になるように腰を上げてください。左右どちらもです。これを1セットとし1つにつき3分を境に20秒ずつ休憩、セット間は1分休憩を私が帰るまで続けて!早く用意して始めますよ。それじゃスタート!」
団員たちは急いで指示に従う。体幹トレーニングをやったことがある人はわかるかもしれないが、体幹トレーニングは最初こそ楽だが、時間が経てば経つほど辛くなる。それを1時間続けるとなると、体幹が弱い団員にとってはまさに地獄。団員たちの顔がだんだん苦渋に満ちてくる。2セット目でプルプル震え出したものが最後までできるか?いや、答えは否である。だができないと副団長のストレス発散に使われる。それよりはマシだと必死に耐える。そしてサラが帰る時間になった。
「終わり!」
サラが言った途端、団員が一斉に倒れ込む。お腹の当たりが小刻みに震えていて、痙攣している。何人か意識がなくなっている。が、サラは気にしないで続ける。
「お疲れ様でした。このトレーニングは最低でも一日3セットやってください。サボった人がいたら副団長!」
「はい」
落ち着いた声で、しかし顔は笑顔で副団長は返事をする。
「副団長自ら指南してくださいね!」
「仰せつかりました、セイン。」
「ええ、よろしくね。私も皆の成長を楽しみにしているから!また一月後に。バイバイ」
サラは笑顔で去っていく。
サラが去ってから5分、動けるものは未だいない。すると団長が様子を見にきた。
「おい、これどうなってんだ?まさか団員相手に本気で戦ったのか?」
団長が聞いてくる。それに副団長はにこやかな笑みを浮かべる。
「団長が戻られた後、セインは誰とも戦っていませんよ。これは団員たちが鍛えていなかった剣術に欠かせないところを鍛えたからです。それだけでなく、セインは私のストレス発散の玩具も見つけてくれたのですよ。もう感謝しかありません。」
「そ、そうか」
副団長の悪魔の微笑みに命の危険を感じたのか団長はこれ以上詮索しないことにした。
この会話の間に起きれるものも1人もおらず、地獄の稽古は幕を閉じた。
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