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団員たちのストレス発散
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「それでは始めっ!」
副団長の合図があり模擬戦がスタートする。
少し話は逸れるがサラの魔法はすごい。魔力量が尽きないというのもあるが、魔法をイメージしてからそれを具現化するまでの時間が誰よりも短いということだ。普通はイメージしてから魔法を放つまで詠唱もあるので割と時間がかかる。だがサラには詠唱が必要ない。そもそも詠唱なしに魔法を使うなんてできるわけがないし、できたとしてもその威力は半減する。サラは並外れた魔力があるのに加え、イメージがある意味鮮明すぎるので詠唱もするとまず、城はなくなるだろう。城だけで済んだらまだいい方だ。そんなこんなあってサラの魔法はすごい。
つまり、何が言いたいかというと、相手は知らないうちに負けているということだ。それは団長も同じだ。スタートの合図があった途端、団長は詠唱を始めようとするが、次のしゅんかんには氷漬けにされている。観客?とは少し違うが、団員たちからワッと歓声が上がる。副団長なんか涙を流している。団長から苦労をかけさせられているのは、副団長だけではないようだ。
サラの勝利が決まり、団長の魔法を解こうとすると、副団長に止められる。副団長は妖艶に微笑み、氷漬けにされた団長の元へ颯爽と歩いていく。団員たちもそれに続く。団長の前に着くと皆一斉に詠唱を始めファイアーボールを作り団長めがけて投げて氷を溶かしていく。結構な人数がいるので氷はすぐに溶けたが、皆は詠唱を続けファイアーボールを投げ続ける。
「あっつ!お前らやめろ!」
団長が反撃しようとするが、大勢に囲まれてできるわけがない。できるのはせいぜい水をぶつけて火を無くすくらいだ。サラはというと、傍観を続けている。時々ふふと笑って、楽しそうだ。
「王妃様、見てないで助けてください!」
団長がサラに助けを求める。その瞬間場の空気が固まる。サラは団長めがけて、氷の槍をいくつか飛ばす。
「言わないでって言って…はいないけど、言わないことにしたじゃない!なんで言っちゃうのよお~」
サラはどんどん氷の槍を団長めがけて飛ばしていく。もちろん手加減も操作もしているので当たることはない。すると副団長が恐る恐ると言った感じで尋ねる。
「王妃様でいらっしゃいますか?」
サラは肯定するしかない
「そうよ」
皆が一斉に跪こうとするのを止める。
「跪いたりしたら泣くわ」
王妃様を泣かせるなんてできないのでできるわけないので、跪くのはやめたらしい。
「ですが、お姿が…」
「これも婚姻の儀の時も変装でこっちが本当の姿」
サラはセインと名乗っていた男の格好を女性の姿に変装させた。皆が見惚れている。ちなみにこちらは騎士ではないので鼻血は止まらない。皆黙っている空気に耐えられなくなったのかサラは稽古の内容を伝える。
「これから10分全力で団長と戦いなさい。団長は休憩時間なんですよね?そうですよね?」
サラに詰め寄るように聞かれて団長は頷くしかない。副団長は口を開く。
「ですが書類がまだたくさんございます」
そうだよねとサラは思うが解決策は既にある。
「後で優秀なものをそちらに送ります。通常の3倍ははかどるでしょうから、今はストレス発散なさい!団長は怪我しないだろうけど、怪我したら治してあげるから。始め始め」
すぐさま稽古とは言えないが訓練が始まり、団長がちょっと可哀想なことになっている。サラはひたすら見ているが、セインが気配を隠しながらサラに問いかけてくる。
「優秀なものって俺のこと?」
そう、セインは書類の仕事もできるのだ。なんとも素晴らしい人材である。
「そうよ、ごめんなさい」
サラはしゅんとして謝るが今日のセインは不機嫌じゃない。
「怒ってないよ。そうだな…手伝ってやるから、今日も一緒に寝てくれるか?」
「もちろん!」
サラはセインが怒っていないということも嬉しいが、今日も一緒に寝てくれるということが嬉しいので即答する。
セインと話している間に10分経過し団長たちの方の戦いが終わった。さすがはサラとセインを除いたら国一の魔法師だ。怪我一つない。サラはそれを見て今日の稽古は終わりだと帰ろうと思ったが、一言いう。
「あなたたちは魔法に頼りすぎです。普通に体力もつけたほうがいいわ。1日15分は走りなさい。それと執務室に人を向かわせました。きっと役に立つでしょう。それでは今日の稽古は終わりです。お疲れ様でした。」
「「「「お疲れ様でした」」」」
団員たちの表情は清々しい。ちょっとストレス発散できたからだろう。逆に団長は疲れている。
サラはそれを無視して、訓練場を去った…
変装するのも忘れずに
副団長の合図があり模擬戦がスタートする。
少し話は逸れるがサラの魔法はすごい。魔力量が尽きないというのもあるが、魔法をイメージしてからそれを具現化するまでの時間が誰よりも短いということだ。普通はイメージしてから魔法を放つまで詠唱もあるので割と時間がかかる。だがサラには詠唱が必要ない。そもそも詠唱なしに魔法を使うなんてできるわけがないし、できたとしてもその威力は半減する。サラは並外れた魔力があるのに加え、イメージがある意味鮮明すぎるので詠唱もするとまず、城はなくなるだろう。城だけで済んだらまだいい方だ。そんなこんなあってサラの魔法はすごい。
つまり、何が言いたいかというと、相手は知らないうちに負けているということだ。それは団長も同じだ。スタートの合図があった途端、団長は詠唱を始めようとするが、次のしゅんかんには氷漬けにされている。観客?とは少し違うが、団員たちからワッと歓声が上がる。副団長なんか涙を流している。団長から苦労をかけさせられているのは、副団長だけではないようだ。
サラの勝利が決まり、団長の魔法を解こうとすると、副団長に止められる。副団長は妖艶に微笑み、氷漬けにされた団長の元へ颯爽と歩いていく。団員たちもそれに続く。団長の前に着くと皆一斉に詠唱を始めファイアーボールを作り団長めがけて投げて氷を溶かしていく。結構な人数がいるので氷はすぐに溶けたが、皆は詠唱を続けファイアーボールを投げ続ける。
「あっつ!お前らやめろ!」
団長が反撃しようとするが、大勢に囲まれてできるわけがない。できるのはせいぜい水をぶつけて火を無くすくらいだ。サラはというと、傍観を続けている。時々ふふと笑って、楽しそうだ。
「王妃様、見てないで助けてください!」
団長がサラに助けを求める。その瞬間場の空気が固まる。サラは団長めがけて、氷の槍をいくつか飛ばす。
「言わないでって言って…はいないけど、言わないことにしたじゃない!なんで言っちゃうのよお~」
サラはどんどん氷の槍を団長めがけて飛ばしていく。もちろん手加減も操作もしているので当たることはない。すると副団長が恐る恐ると言った感じで尋ねる。
「王妃様でいらっしゃいますか?」
サラは肯定するしかない
「そうよ」
皆が一斉に跪こうとするのを止める。
「跪いたりしたら泣くわ」
王妃様を泣かせるなんてできないのでできるわけないので、跪くのはやめたらしい。
「ですが、お姿が…」
「これも婚姻の儀の時も変装でこっちが本当の姿」
サラはセインと名乗っていた男の格好を女性の姿に変装させた。皆が見惚れている。ちなみにこちらは騎士ではないので鼻血は止まらない。皆黙っている空気に耐えられなくなったのかサラは稽古の内容を伝える。
「これから10分全力で団長と戦いなさい。団長は休憩時間なんですよね?そうですよね?」
サラに詰め寄るように聞かれて団長は頷くしかない。副団長は口を開く。
「ですが書類がまだたくさんございます」
そうだよねとサラは思うが解決策は既にある。
「後で優秀なものをそちらに送ります。通常の3倍ははかどるでしょうから、今はストレス発散なさい!団長は怪我しないだろうけど、怪我したら治してあげるから。始め始め」
すぐさま稽古とは言えないが訓練が始まり、団長がちょっと可哀想なことになっている。サラはひたすら見ているが、セインが気配を隠しながらサラに問いかけてくる。
「優秀なものって俺のこと?」
そう、セインは書類の仕事もできるのだ。なんとも素晴らしい人材である。
「そうよ、ごめんなさい」
サラはしゅんとして謝るが今日のセインは不機嫌じゃない。
「怒ってないよ。そうだな…手伝ってやるから、今日も一緒に寝てくれるか?」
「もちろん!」
サラはセインが怒っていないということも嬉しいが、今日も一緒に寝てくれるということが嬉しいので即答する。
セインと話している間に10分経過し団長たちの方の戦いが終わった。さすがはサラとセインを除いたら国一の魔法師だ。怪我一つない。サラはそれを見て今日の稽古は終わりだと帰ろうと思ったが、一言いう。
「あなたたちは魔法に頼りすぎです。普通に体力もつけたほうがいいわ。1日15分は走りなさい。それと執務室に人を向かわせました。きっと役に立つでしょう。それでは今日の稽古は終わりです。お疲れ様でした。」
「「「「お疲れ様でした」」」」
団員たちの表情は清々しい。ちょっとストレス発散できたからだろう。逆に団長は疲れている。
サラはそれを無視して、訓練場を去った…
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